メンヘラ1年生の悩み事




本稿は読者投稿コーナーに応募してくれた方からの原稿です。


初めまして、夏山シェリーと申します。

私は大学卒業後、結果にコミットできない営業マンとして4年間働いてきました。今年の6月に体調を崩し「うつ状態」と呼ばれる状態になり、ようやく3ヶ月半ほどになります。

主治医からは「診断書を書くなら”うつ病”になるけど…どうする?」と言われながらも踏ん切りが付かず、抗うつ剤と睡眠薬に頼りながらズルズルとゾンビ状態で出社を続けている、いわば「軽症のメンヘラ1年生」です。

読者投稿や記事で見るライターの皆さんは何年もつらい状態に苦しまれている方が多いようですので(いつも本当にお疲れ様です)、ここでは敬意を込めてみなさんのことを「先輩方」と呼ばせて頂きたいと思います。

さて、最初に申し上げておきますと、この記事にはなんのヤマもオチも意味もありません。

ただ、「メンヘラ1年生は今こんなことに悩んでいるよ!」「ライター・投稿者の先輩方、こんなことを教えて!」という、ひよっこ視点での発信とおねだり記事となっております。後輩のぴいぴいした鳴き声に、少しでも共感・アドバイス頂ければ幸いです。

 

◆メンヘラ初心者の悩み事その1

「家族(や周囲)へのカミングアウトって、するべきなの?」

私は今、家族と離れてひとり暮らしをしています。
いい歳してメンヘラを自称してしまう程度にはゾンビ人間として暮らしているのですが、恐らく家族には「明るくてしっかり者のシェリーのことだから、今頃東京で元気に営業マンをやってるんだろうなあ」と思われているのではないかと推察します。

今はまだかろうじて1人で生きていけるだけの気概と収入がありますが、もしそれがなくなったら?と思うと……正直、想像したくもありません。

・先輩方は、どんなタイミングでご家族にメンタル疾患をカミングアウトされましたか?
・その時、ご家族にどんな反応をされましたか?
・カミングアウトして良かったことは?悪かったことは?

探してみても意外と少ないカミングアウト時の話、もし宜しければ聞かせて頂けると嬉しいです。
ちなみに、1年生の私はまだ踏ん切りがつかず(そもそもカミングアウトする気にもなれず)、田舎の母からの電話に「うんうん、元気だよ」なんて応じながら抗うつ剤をパクパク飲む日々を過ごしています。

 

 

◆メンヘラ初心者の悩み事その2

「仕事って、休んでいいの?」

件の電通社員自殺事件のこともあり、過重な仕事は人を殺す、という認識は一般にも広く浸透してきているご時世なのではないかと思います。ワークライフバランス、なんて言葉も一応声高に叫ばれている時代です。

けれど私が実際にメンヘラに片足を突っ込んで気付いたのは、「仕事が過重じゃなくても、メンタル疾患になるときはなる」ということです。

私が勤めているのは大手メーカーの営業支社です。福利厚生もしっかりしていて、有給も取れる。残業も月25時間~多くても60時間くらい。どの仕事とも同じく決してラクではありませんが、「過重労働」「ブラック」と言われるほどの職場環境ではないと思っています。

それでも、私はメンタル疾患になりました。なる時はなるのだ、と思います。

そして結局、メンヘラ1年生の私は「休んでいいのかわからない」状態のままズルズルと働き続けています。

明らかに仕事が原因で会社が悪なら、休む・辞めるという選択もしやすいと思うのですが、特に悪くもない「普通の職場」で精神的にダメになってしまった場合にも、休むという選択肢を取って良いのかが分からないのです。それに、先輩方の投稿を見ていると、私のような軽症で休む・辞めるという判断をしている方をあまり見かけないような気もしています。

・先輩方は、どんなタイミングで仕事から離れる決意をしましたか?
・もし、メンヘラ1年生に戻れるとしたら、どのタイミングでどんな判断をしますか?

「ゾンビではあるけど働けている」私ようなメンヘラ1年生も少なくないのではないかと思います。
仕事に対する先輩方の体験談やアドバイスも、お聞かせ頂けたら幸いです。

 

◆メンヘラ初心者の悩み事その3

「結局、いつまで治療しなきゃいけないの?」

これは先輩方にとっても結論が出ていない問いかけかもしれませんが、1年生としてもとても気になるところです。

私が最初に行った心療内科では「薬を飲んできちんと治療すれば数ヶ月で良くなるよ」などと言われたのですが、薬をきちんと飲んでも相変わらずゾンビな日々を過ごしている私からすると、この言葉には既に「ダウト!」と叫びたい気持ちでいっぱいです。

「うつ病」でインターネット検索してみると、何年、十何年、何十年単位で闘病している先輩方の話がゴロゴロ出てきて、覚悟の出来ていない1年生としては正直背筋が寒くなってしまいます。

・先輩方は、「正直メンタル疾患って一生モノ」だと思いませんか?
・メンヘラ1年生の私たちは、このままきちんと治療を続ければ明るい方へ向かえる可能性があると思いますか?
・先輩方が1年生の頃、どれくらいで良くなると思っていましたか?
・メンヘラ1年生に伝えたいこと、何かありますか?

 

ナントカ知恵袋のような投稿となってしまい恐縮です。最後まで目を通していただきありがとうございます。
ご自身のTwitterでも、ブログでも、メンヘラ.jpでも。ひよっこの悩みに対して先輩方の体験談やご意見を聞くことができたなら、私はとても嬉しく思います。

以上、いろいろ模索中のメンヘラ1年生、夏山シェリーでした。


【投稿者】
夏山シェリー さん

【プロフィール】
結果にコミット出来ないアラサー営業マン。2016年6月に転び始めたばかりの「メンヘラ1年生」。
現在抗うつ剤での治療を行いながら、周囲にメンヘラを隠しつつゾンビのように就労中。


【募集】
メンヘラ.jpでは、体験談・エッセイなどの読者投稿を募集しています。
応募はこちらから


2 件のコメント

  1. まだ名前は無い
    まだ名前は無い 返信

    シェリーさん、はじめまして。
    参考になるかは分かりませんが、ひとつの考え方です。

    ・先輩方は、「正直メンタル疾患って一生モノ」だと思いませんか?
    →人それぞれだと思います。自分の場合は一生モノかなと思っています。
    精神科では薬も飲まずに過ごしていく生活に戻る方々とも会いましたし、私自身、薬だけで言えば睡眠薬1錠程度の服薬になりましたが、それと自分の抱える不全感などは別であり、気持ちの部分の解消は治ると期待はしたいのですが今のままでも生きてはいけます。

    ・メンヘラ1年生の私たちは、このままきちんと治療を続ければ明るい方へ向かえる可能性があると思いますか?
    →可能性はあると思います。
    治療と合わせて、ご自身を知り、どう生きるのかを選択する力をつけていくのがよいように思います。

    ・先輩方が1年生の頃、どれくらいで良くなると思っていましたか?
    →成人すれば(三年程度)良くなると思っていました。
    実際は年齢と精神の成熟度は別でした。

    ・メンヘラ1年生に伝えたいこと、何かありますか?
    →自傷行為は後悔を残すこと、後に社会に溶け込みづらくなることを冷静に受け止めていて欲しいです。
    頑張り過ぎず、生きる事は多種多様であるので無理するのも人生だけれど周りの方々もきっと心配することもあるでしょうから、完璧を求めずに少し肩の力を抜いて欲しいです。
    時間が解決することもあるかも知れません。

  2. Alzheimax 返信

    初めましてこんにちは
    ずりネタを探して検索を彷徨っていた所、オフパコラー60人と会議の記事が引っ掛かり、これが非常に面白く、興味深く読ませていただきました。そのまま他の記事も、興味深く読ませていただいてる最中です。ずりネタにはなりませんでしたが面白い、良いブログを見つけることができましたっ。

    さて、お題?への回答です。糞長いです

    その1
    僕も家族と離れてひとり暮らしをしています。

    家族の問題となると、そもそもその家庭がどんな状況なのか、親がどんな性質の人間なのかにもよるので一概にこうとは言い切れないと思いますが…。自分の中にある一つの考え方として、「はけ口の無い先に行きつくのがメンタルヘルス」だと思っています。つまり、普通の人なら家族や友人などに愚痴をこぼしたりできるストレスが、はけ口の無いまま徐々にボディブローのように積み重なってるという状態なんだと思っています。
    つまるところ、メンタルヘルスを患う人は共通して、家庭にも問題因子がある、というのが私の考えです。家庭が直接の問題、という訳ではありません。貴方に何か問題があったときに受け皿になり得ないような空気が家庭にあるという事です。

    >恐らく家族には「明るくてしっかり者のシェリーのことだから、今頃東京で元気に営業マンをやってるんだろうなあ」と思われているのではないかと推察します。
    この文章から読み取れるように、あなたの辛い思い・境遇を受け取れるような空気が家庭に存在しない…と、即なくともあなたは感じ取っているはずです。

    ・先輩方は、どんなタイミングでご家族にメンタル疾患をカミングアウトされましたか?
    ・その時、ご家族にどんな反応をされましたか?
    ・カミングアウトして良かったことは?悪かったことは?
    →さて、自分も同じく優等生ぶっていた側の人間ですが、ある日突然、等々我慢できない限界に達して、「メンタルヘルスで辛いわー、毎日自殺とかしてみたい欲求が満点でたまらんちん」みたいな事を割とまじめにカミングアウツしてみたわけですが、それに対する親の反応は「お前みたいなお気楽で優等生な人間がメンヘルとかないわー、甘ったれてるだけやろー」みたいな感じの反応でマトモに取り合ってもらえませんでした。正直なところ、親の意識改革というのは他人の事なので自分の病気を治すよりも難しいのではないかと感じました。
    *** 僕はそっと「毒になる親」という書籍を親にプレゼントした ***
    それでも数年単位で続き、自分が通院している事実なども重なって(=親というのは子の真剣な訴え全く信用しないが、通院して医者という社会権威が病気と認定したという事実は信用する)ようやく、多少は理解してもらえたんじゃないかなぁとかいう感じです。

    タイミングですが、なるべく早い段階で、会話ができそうなときに、親や家庭には何も期待したいといううえで、気軽に、淡々と、自分の情況、心境をありのままに語ってみればいいんじゃないでしょうか? 時間が経つごとに、家族に対して見栄を張っているストレスは蓄積していき、冷静に話せる精神状態ではなくなっていきますし、親の変な期待や妄想も硬くなっていくので早ければ早いほどよいかと思います。

    その2「仕事って、休んでいいの?」
    残業手当がないどころか残業自体が無かったことにされて基本給すら出ない感じのブラックでした。
    ある日、全く根拠が無いことで罪を擦り付けられ公衆の面前で土下座しろだのなんだの罵倒されたりし続け、当時はあまりに気が滅入っていたので前後の事はよく覚えていませんが、ある日を境に、連絡も何もなしに通勤しなくなりました。ぱったりと消えた感じです。

    ・どのタイミングで~?
    僕みたいになってしまうと、きちんとやっている他の人に迷惑が掛かるので、そうなる前に上司なりしかるべき場所に相談したほうがいいかなぁとか思います。タイミングというか、話しやすそうな時間に事前に話しておいたらいいのではないかと思います。 ただ、いきなり休みを申請するのではなく、まずは、自分がとても疲れているという事実を誰かに相談するべきかと。休みを取りすぎると休み癖がついてしまい、また、時間があれば人間変なことを考えがちで休めばよくなるというものでもないので闇雲に休みを取るというのには賛同しかねます。

    その3「結局、いつまで治療しなきゃいけないの?」
    これは別の方…というか姉の話ですが、車にダイブして自殺未遂からの入院治療、その後通院生活という感じでかれこれ10年以上という感じです。薬が合わない、効果がいまいち、ということで何度も薬を変え、今でも10数種類の薬を飲み続けていますが、ようやく安定してきた感じで、他人の私から見て、性格、人柄なんかは随分と良くなってきている感じです。ただしこれは薬の影響であり、今でも薬を飲み忘れたりすると非常に不安定になります。姉は非常に強い薬を飲んでいますが、これは途中で止めたりできるような薬ではないらしく、生涯、死ぬまで飲み続ける必要があるそうです。

    ・メンヘラ1年生の私たちは、このままきちんと治療を続ければ明るい方へ向かえる可能性があると思いますか?
    →確実に改善はしますが、治療をするからには”きちんと”続けなければなりません。医者は…人にもよりますが結構いい加減でメンタルという診断しにくい性質上、誤診もしまくるので、自分がどういった状態にあるのか、薬を飲んでどう変わっているか、などをよく説明し理解してもらわなければなりません。効かない・自分に合わない薬ならば変えてもらわなければなりません。言われるがままに、はぁそうなんですかと渡される薬を飲んでるだけでは、たまたまその薬が適合した運が良い人以外は治らないんじゃないかと。
    また、精神科医は生活保護の需給の為に患者を続けてるような人ともよく接しますので、患者に対して、「この人本当に病気を治したいのか?病気のままでいたいだけなんじゃね?」とか思っていたりします。質問疑問をぶつけて必死に食いついてくる人に対しては、自分を治そうと必死になっているんだなぁと共感して真剣に向き合いますが、そうではない人に対しては「本人が治す気ないんじゃねぇの?」と感じ割といい加減に対応します。

    ・先輩方が1年生の頃、どれくらいで良くなると思っていましたか?
    →自分の場合、「性格の問題もあるしまぁ一生、ちょっとずつ、亀のような速度で少しづつでも前に進めれば…」という感じでいました。ところが薬を飲んでも飲んでも良く成るどころか日に日に悪くなってるような気さえしました。医者に何度もしつこく相談し、何度も薬を変えて、ある時、ある薬に変わったところ、その日から劇的に改善方向に向かいだしました。なので自分の場合、もっともっと時間をかけてじっくり治療するものだと思っていたのが、薬を変えたとたん劇的に良くなったものですから、薬でこんなに変わるんだなぁと驚いている感じです。

    コメントにあるまじき糞長い糞文章になってしまいましたが編集するのも面倒なのでこのまま投下します

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