アルファツイッタラーは気持ち悪い ─SNS愛されたい症候群 vol.4―

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前回のメンヘラ!(SNS愛されたい症候群vol.3)

 

この期に及んでという気もするが、そもそもアルファツイッタラーって何?何その気持ち悪いやつ?
(Googleで「アルファツイッタラー」と検索すると「アルファツイッタラー 気持ち悪い」がサジェストされます)。

Weblio先生によると「アルファツイッタラーと一般的なツイッタラーを区分する、明確な指標のようなものが特にあるわけではない。フォロワーの数が1万を超える規模のTwitterアカウントを指す場合が比較的多いといえる。」(一部引用)とのことであるため、とりあえず今一度、アルファツイッタラーを名乗って続きを書くことにしよう。

 

アルファツイッタラーになるとどんなことが起きるの?

アルファツイッタラーになっても特に何も起こりません。インターネットに張り付く時間が長くなるだけである。街を歩いているときに突然声をかけられるわけでもないし……と思ったが、そういえば何度か声をかけられたことがある。

街で買い物をしているときにどこからともなくゆっくりと女の子が近寄ってきて、「あの……もしかして○○さんですか?」と声をかけてくれたのだ。当時、私は少し派手な髪形をしていたため、どうやら普段の私のツイートや自撮りを見ていて声かけに踏み切ったフォロワーらしい。彼女とはその場で少し立ち話をしてお別れした。

他にもライブやイベントで声をかけられたり、Twitterで「今日駅前で○○さんらしき人を見た。」「繁華街で○○さん見た。男の人と一緒に歩いてた」「○○さんってもしかして××大学に通ってるのかな?」とツイートされたりしたこともある。恥ずかしいのでその場で声をかけてほしい。あとツイートじゃなくてリプライで直接言ってほしい。恥ずかしい。

フォロワー数が多いということは当然そのぶん大勢の人に見られているということであり、特に写真や個人情報を安易にツイートするとこのようなことが起こる。

あとはネットに悪口を書かれます。

これもフォロワー数に比例して発生することだと思うのだが、見ず知らずの人間に好き勝手書かれることはなかなか刺激的な感情を呼び起こすため、出来る限り避けたい(無理)。

自意識をMAXに拗らせていた時は毎日毎時間のレベルでエゴサーチをしていたが(自分の名前をネット上で検索してユーザーの反応を探る行為)、エゴサで得られる100の賞賛よりも1つの中傷のほうが心をざわつかせることに気付いたため、それっきりエゴサはやめた。Twitter上で言われるのならまだしも、インターネットには2ちゃんねるTwitter監視板とかいうこわ~い場所があって、アルファはもちろん普通の小さなアカウントですら好き勝手なことを言われている。ちなみに私が一番印象に残っている匿名の悪口は、名指しで「彼氏に手出すなブス」です。

アルファになってどんなことが起きるも何も、なんでこんな気持ちになってまで承認欲求の奴隷としてTwitterを続けているのか、まったく不思議である(病気です)。

 

アルファツイッタラーになってよかったと思うこと

アルファツイッタラーになっても現実世界の行動をネットにリークされたり、悪口を書かれたりと、何一ついいことなど無いような気がしてくるが、個人的にはTwitterを通じて色々な人と交流できるようになったことが一番よかったと思う。というのも、私自身が現実においてもネットにおいても、自分から積極的にコミュニケーションを取ることが苦手だからである。

アルファになるとコミュニケーションに受け身であっても、面白い人と繋がれる確率が高いような気がしているのだ。それは単純に5人のフォロワーより5000人のフォロワーのほうが、その中に面白い人がいる確率が高いということでもある。運が良ければ面白い人のほうから話しかけてくれるかもしれないし、たまたま仲良くなった人に知り合いが多ければ、その人が色々な人に自分を紹介してくれるかもしれない。積極的に自分から人間関係の輪を広げられればいいのだが、それが難しい私にとってはとてもいいメリットだった。

つい最近、というかこれを書いている最中にも、あのトイアンナさんとお話させていただけることになった。アルファツイッタラーでよかった!!アルファツイッタラー最高!!

 

ぶっちゃけ物理的な実益はあるの?

前述した「よかったと思うこと」が精神的なメリットだとすれば、いやらしい話になるが物理的なメリットはあるのかという話になってくる。

冒頭に書いた「私は本当にアルファツイッタラーなのか?」という疑問はここから始まっているのだが、どうやら、だいたいフォロワー数が10万を超える規模になってくると出版社から書籍化の話が来るようだ。なかにはブログが何度かバズったことによって話が来る場合もあるらしいが、いかんせん私には誰も、何も、全く何一つ来ません(これを読まれているお金持ちの大人のかた、もしくは業界のかた、何卒よろしくお願いいたします)。

そのため「ツイッターでフォロワー10万!書籍化で1000万ゲットしました!最高!」みたいな派手な話はできないが、多くの人に告知が出来るということはこのネットマーケティング時代においてかなりの実益だと思う。

例えば私はいくつか趣味があってたびたび即売会などに参加しているが、「このイベントに参加します。○○を××円で売ります。一生懸命作ったのでぜひ買ってください!」と告知すると、結構フォロワーが来てくれる。どこにも属していない凡人がいわゆるこのような同人活動をする際、Twitterにおけるコミュニティと告知は大きなライフラインになる。

あとはプレゼントをいただくことがある。フォロワーからプレゼントを貰っている人はアルファの中に結構いて、別に誕生日というわけでもなく日常的に食品や日用品を貰っている人も少なくないようだ。これが高じると貢がれネットアイドルになれるのだが、私は顔が悪いので無理でした。

いかがだっただろうか。これを読んだあなたに「別にいいことないな……」と思ってもらえれば幸いだし、それでも「アルファツイッタラーになりたい!」と思うのなら、ぜひ一度冷たいインターネットの心無いdisにボコボコにされてほしい。




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詐欺自撮りで成り上がってきた詐欺師。「限界になったら自殺しよう」という気持ちで毎日楽しく生きてます。やる気あります。何でもやらせてください。

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