自分が病気であることを認められない


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タイトル通り、私は自分が病気であることを認められない。

集中力はない。勉強しようと思っても、考えることが苦痛で続けられない。体力もない。少し無理をすると2、3日は頭痛で動けなくなる。常にイライラしているか死にたいと思っている。それを我慢して1日が終わる。

中高生の頃はこんな状態ではなかった。吹奏楽部で朝も放課後も練習をして、家に帰ったら数時間勉強する、なんてことが毎日余裕だった。大学で友達を作ることはできなかったけれど、行きたいところに行って、見たいものを見た。悩みなんてぜんぜんなくていつも楽しかった。だけどこの夏、急に死にたい死にたいと思うようになり、何も手につかなくなった。

病院ではうつ病と診断されたが最近になって双極性障害に変わった。大学を一年休むことになった。

周りの人はみんな優しい。親は長い人生のうち一年くらい休んだってなんてことないよと言うし、彼氏は下手に無理して悪化するくらいならちゃんと休んだほうがいいと言う。言われるたびに私は、ありがとうではなくごめんなさいと思う。こんな私になってしまってごめんなさい、きっと本当はみんなもつらいのを我慢しているのに、私だけ怠けてごめんなさい。

だって思い当たる原因なんか何もない。卒論と就活は面倒だったけど、同級生はどちらも上手くこなしていた。私はあまり順調じゃなかったけどまあ終わるだろうと楽観していた。これまでの人生では人並みの苦労しかしていない。病気だから休みなさいと言われても、目には見えないから自分ではだらけているようにしか思えない。

病気なんて本当なんだろうか、私は病院で大げさなことを言ってズル休みしているだけではないだろうか。だけどつらいのは本当なのだ。周りは優しい、その優しさがつらい、その優しさにありがとうと返せないことが申し訳ない。私は病気ではない、ただ怠けているだけなのに……と常に思う一方で、びっくりするくらいつらいしなにもできない。週に2回のバイトすら行けなくなって辞めたのに就職なんてできるのだろうか。

「みんなあなたを明るい方へ連れていこうとしてるんだよ」という彼氏の言葉を何度も思い出す。

もう助けてと言うのも疲れたとかなんとか言いながら差し出された手を振り払っているのは私の方だ。つらいことはつらい、できないことはできないと認めるところから始めなくちゃいけない。焦って何かするのは無駄、自分を責めるのは害であると自覚しなければならない。

「いつかよくなる」ための第一歩を、私はまだ踏み出せていない。


【投稿者】
こむぎ さん

【プロフィール】
最近双極性障害と診断され今後どうしたらいいのか分からずあわあわしている大学生(休学中)。
twitterアカウント@oyanokiko


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1 件のコメント

  1. ひきこもりの伊藤 返信

    記事読みました。グッときました。
    病気に納得いかない気持ちがストレートに伝わってきました。

    『光トポグラフィー検査』はやりましたか?
    うつ病・そううつ病・統合失調症を鑑別するための検査です。
    2014年~保険適用となっていますので、一度はやっておいて損はない検査だと思います。

    また、東大病院の『心の検査入院』では、生物的・心理的にどのような人物であるのかをより詳しくアセスメントしてもらえます。費用は安くはないようですが・・・。

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