メンヘラ男子は救われない ならば男たちよ、二次元に飛び込め!




メンヘラ男子諸君、迷わず二次元に逃げることをおすすめする。
なぜなら、二次元はとても良い逃げ道だからだ。

まずは堅苦しい話で申し訳ないが(しかし重要なので)メンヘラ男子がなぜ・いかに、救われにくいかについてお話したい。まず恋人のいない、独身のメンヘラを想定してほしい。

ツイッターでメンヘラ女子がなんとなく辛そうな呟きをした時、野郎どもが「大丈夫?」「俺が相談に乗るよ?」と群れをなして押し寄せる。一方、男が本気で自殺を考えているレベルで、しかも面と向かって知人に悩みを打ち明けたとしよう。せいぜい病院やカウンセラーを紹介されるか、相手の人生論をくどくど聞かされてハイさよなら、がオチである。要するに、女に対しては「自分で」手をさしのべようとする者が多いが、男には少ない。

別に、私はその現状が不適切だとか不道徳と言いたいわけではない。私だって女のメンヘラにはつい優しい言葉をかけたくなってしまうし、逆に男が助けを求める姿ははっきり言ってウザいかキモい。それは人間社会がそういうものなのだから仕方がないのだ(チクショウ)。

ともかく、メンヘラ男子が「メンヘラを理由に」言葉をかけてもらったり、新たなパートナーを得たりすることはあまりなさそうである。むしろ、メンヘラを理由に遠ざけられるだろう。つまり、そういった私的な支援(適切な表現を知らないのでこれで勘弁してほしい)を受けにくい環境に置かれている。

 

もちろん、助けようとしてくれる者が多いからといって、実際に救われるとは限らない。

ただ女に近づきたくてリプを送る男がほとんどだろう。ガチのメンヘラを見てドン引きすることもある。付き合ってみたらDV男だったなんとこともありうる。性欲由来の優しさが本当に支援たりえるのかというのは、なかなか断言しづらい。

また私的な支援が少ない男性だからといって、最終的に救われないとも限らない。投薬やカウンセリングの効果は概して大きいと言っていいだろう。私的な支援が全てではない。

加えて、自分のメンヘラ性を餌に異性を釣るのはよくない。恋愛関係としても良好とはいえないし、なにより自分のメンヘラを一種の魅力として認知・利用することであり、治療を妨げてしまう。このサイトの理念にも明らかに反している。

しかし、医師や臨床心理士といった「それが仕事だからあなたを助けてくれる」人ではなく、また親などの「あなたを保護する義務がある」人でもなく、「あなたを助けたいがために助けてくれる」人がいると意識することは、無視できない重要なサポートではないだろうか。

もっとあけすけに言うと、メンヘラ女子ばっかりちやほやされていいなあ!である。

こう言うと、メンヘラ女子から「かまってもらえても何の足しにもならねえし逆に邪魔だよ」と言われてしまいそうだが、メンヘラ男子からすると「俺たちはかまってすらもらえない」のだ。そして男はちやほやされるのが大好きな生き物だ。すまんな。

 

とはいえ、メンヘラ男子がリアルの人間にかまってもらえる可能性が低いのは事実である。

どうしようもない。そこで二次元である。

ここで言う二次元とは、漫画・アニメ・ゲーム・その他の媒体で表現される美少女ないし美女のことだ。んなこたあ言わなくても分かるだろうけど。あと別に美男子だって無機物だってかまわない。趣味の問題。

すでに二次元を愛でている男子は多いだろうから、二次元の癒しなど言われずとも知っている方が少なからずいるだろう。けれども、「メンヘラ男子でかつ二次元になかなか手が出ない」「漫画・アニメは見るけど、ギャルゲとかはちょっと…」という人だっている。だから、この記事はそういう人に向けたものと言えよう。

たぶん、オタクを叩く風潮のせいだとは思うが、既にいわゆる健常者たちは二次元を効果的に活用しているという事実に、目が向いていないのではないか?例えば、知り合いにテニサーの部長が二人いるが、スマホゲーのラブ○イブやってたり、心がぴょんぴょんしてたりする。

具体的に何をすればいいかというと、漫画・アニメで登場するキャラと自分との妄想的人間関係を築くのもいいし、ギャルゲ等、実際に話しかけてくる媒体を活用してもよい。特に疑似的人間関係を構築できるギャルゲの逃避パワーは強い。

なんにせよ、二次元に逃げ込むのは、私的支援をバーチャルで受けるということだ。このメリットは大きい。なぜなら、リアルで私的支援を受けることには人間関係上のリスクが伴う一方、バーチャルで受けることにはその種のリスクが一切ない。

 

堅苦しい話はいい加減やめにしよう。マジな話、私的支援を受けたいなら、二次元以外に俺たちが逃げ込む場所は存在しないと言ってもいい。すでに絆の強いパートナーがいるならともかく、独り身ならば、メンヘラ男子に言い寄ってくる女はいない。メンヘラ男子が、メンヘラを隠さずに、新たに仲のいい異性と巡り会う可能性は低いのである。

あるいは、あなたの周りの人はこう言うかもしれない。「二次元美少女にハマるとかキモい」。

百歩譲って、二次元にハマるのが例えキモいとしても、現実的にキモいと蔑まれているとしても、だから何なのか?キモいことは犯罪ではない。例え一日中毛虫と戯れていても逮捕されやしない(職質は受けるだろうが)。

それに、部屋で一人ひそかに二次元を嗜めば問題はない。何よりも、あなたはメンヘラなのだ。前述のように、男かつメンヘラというだけで十分キモいのだ。ほっとけばもっと苦しくなるし、はては自殺するかもしれない。にもかかわらず、キモいという些末な理由で二次元に手を出さないのか?

あるいは、リアルの人間に積極的に関わっていこうとか、自分で自分を愛してやろうとか言われるかもしれない。たしかに、それは理想的な逃げ道だ。しかし、現実的な逃げ道の一つとして、二次元は見過ごせないだろう。

とは言ってみたものの、二次元にドはまりして人生を棒に振る男が増えても責任がとれないので、最後に付け足すと、あくまでつらさの逃げ口の一つとして利用すること。

それから、私的支援を受けてみたいなら、とりあえずメンヘラを隠して本気で彼女を探してみましょう。彼女が出来ても、彼女一人に依存しないようにはくれぐれも注意。それでもダメだったときに、この記事を思い出してほしい。


【投稿者】
アキバ さん

【プロフィール】
昨年一年間、休学をしてうつ病を治療していた大学生。
twitter : @ruyabika378


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