精神科病院に不信感を持っていた私が通院できるようになった話


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はじめまして。あーたろと申します。
去年の夏にメンタルが大爆発を起こして以来、仕事を休んで何とか生きてます。メンヘラ.jpの記事に何度も助けられています。記事下のプロフィール欄にTwitterのIDを載せたので、よかったらフォローしてください。

先日、病院に行ってきました。初診です。半年ほど休職しておいて、今まで精神科、診療内科、クリニックなどといった病院に行けてませんでした。いや、正確にはこうなってから一度だけ行ったのですが、それは後ほどお話するので今は置いておきましょう。

仕事に行かなくなってから、ずっと引きこもりをしていたわけではありません。引きこもっている日もありましたが、調子の良いときは泊まりでいとこの世話をしに行ったり、関東の叔母の家に泊まり、ネズミたちがいる某夢の国に行ったりしていました。

こんな風に過ごせている私が、なぜ今までまともに病院に行けてなかったのか?というと、それは休職前に起こった出来事が大きく関係しています。

 

私は休職する前に一度、病院に行っています。その時の私は死にたくて死にたくてたまらなくて、自殺未遂を何度も起こしていました。それが理由で母と一緒に適当なメンタルクリニックに行きました。正直、調べてもどこがいいなんて出てこないし、選んだ理由は本当に適当です。

初日、診察してくれる先生はなよなよした感じで声も小さく、時々何を言ってるのか分からないし、私の声が小さいと「は?何?」と言われ、言葉が出てこず話すのが遅いと「早くしろ」と責められてる気がして辛かったです。けど、うつ病(当時、初診でうつ病と診断された)は治るから自殺だけはしないで、約束して、と言われて少し安心した気がしました。

そのあと話したカウンセラーは人と話すことが苦手な私でも話しやすかったので、カウンセラースゲーって感じでした。行く前は不安な気持ちでいっぱいでしたが、帰りは安心した気持ちになっていました。

普段は母と一緒に通院していたのですが、3回目の通院では母に急用が入ってしまい、私ひとりで病院に行くことになりました。そんな日に問題は起きたのです。

 

いままでと同じように調子を聞かれ、「薬は前と同じように出しておきます」と言われました。ここまで聞くと普通の診察の様子ですね。ですが、私が前回通院した時に薬は処方されてなかったのです。初診の時は抑うつ薬をいくつか処方されました。そのことを伝えると「え?出してないの?ごめん、出し忘れました」という感じの返答が…。

帰宅後、用事を終えて帰って来た母に、また薬をもらってきたことなどを話すと、母は「信じられない!」と怒り病院に電話をしました。そこでの先生の返答は「あなたのお子さんが、自殺未遂をしたほど重症のうつ病患者だということを忘れていた」とのことだそうです。

母は電話を切って「あれだけ確認したのに忘れていたってどういうこと!?」とものすごい怒りました。薬を処方されなかった前回の診察で、薬はいらないと聞いた母が「本当にいらないんですか?飲まなくて大丈夫なんですか?」と何度も聞き、先生が「はい、薬は飲まなくても大丈夫ですよ」と返事をした経緯があったのです。

そして母は「もうあんな病院行くのやめよう!薬も飲まなくていい!」と言い、その言葉で私は病院に行かなくなりました。

 

そんな出来事から約半年後、私はメンタル大爆発を起こしました。最初は本当に部屋から出れないレベルに引きこもっていましたが、少し良くなってからは、近場に住むいとこ達に会いに行ったりと、仕事に行けないながらも少しずつ外に出るようになりました。

そのときから何度も母に病院へ行くことを勧められていましたが、また前に行った病院のように薬やら私の症状やら忘れられるんじゃ…?どうせ、死にたいなら貴方はうつ病ですなんて言われるだけなんじゃ…?などと不安やよくわからない恐怖心のようなものがあり、病院に行くことができませんでした。

そんな時に私はこのメンヘラ.jpに出会い、死にたいときや精神的に調子の悪いときの暇つぶしとして読んでいました。いくつか病院に関係ある記事を読んでいると、病院ってそんなに怖いとこばかりじゃないのかも?病院行こうかな?でも、また前みたいなことあると怖いしなぁ~と思いつつ、病院に対しての恐怖心が少しずつ安らいでいきました。

そして、おまえさんの「精神科の入院治療で判明した、自分の本当の病気 精神科入院体験記 vol.3」を読み、検査を受けることによって、医師の独断ではなく結果も踏まえて自分の病気について知ることができるのか!と衝撃を受けました。さっそく母と地元の内科に診察に行ったときに、検査を受けたいということ、検査ができる病院へ紹介状を書いてほしいということをお願いしました。

後日、紹介状を持って総合病院の精神科に行きました。いつものように母と診察室に入ると「お母さんは出て行ってください」と言われて先生と2人きりになりました。人見知りが激しい上に、病んでる私はこの時点でめちゃくちゃ不安です。

そこで先生といろいろ話をしたあとに、最後に「君はここに何を治しに来たの?別の科で、たとえば骨折なら骨が折れたからそれを直しに行くでしょ?君は何を治すの?どう治すの?」と責めるように聞かれました。もともと現状の私が何なのか、病気なのかを知りたかっただけで、治療について全く考えていなかった私は何も言えませんでした。あと、心の中では「え?それを見つけるのが医者じゃないの?病気かもわからんのに、どう治すの?と聞かれても知らんわ!」とも思いました。

そのあと母が呼ばれ、いくつか話をして検査については「そんなのできないよ」と言われて帰宅。なんだか身体が重くなり精神が悪化しました。明後日来てと言われましたが、先生が怖くて行くのをやめました。

もうこの時点で2回経験した病院が怖くて、「病院になんて行きたくない。行かない!」となりました。

 

病院に行くべきかと思った時もありましたが、総合病院の先生のせいで「行くべきかもしれないけど、自分で何を治したらいいのか分からないから行けない」、そんな感じになっていました。

でも、数か月経ったある時ふと思ったのです。半年も仕事も出来ずにだらだらと過ごして、心も回復しそうにない。死にたい気持ちから目背けて、休職したまま病院も行けてない。これからのことを考える余裕もない。この精神状態が異常なのか普通なのか分からない。もしかしたら病気かもしれないし、実は私が辛く思っているだけでこれぐらいが普通なのかもしれない。分からない分からない…。

そして、やっと

そうだ、病院に行こう!読んだ記事にも「精神的なことで困っていたら病院に行ってみよう」みたいなことが書いてあったし、とりあえず行こう!

と決意しました。

とは言え、まだ自分の意志だけで病院に行ける自信は無かったので、母に「私の調子がものすごく悪い時は、無理矢理でも病院に連れてって!」と頼みました。調子がものすごく悪い時なら、たとえ自分で説明できなくても医者が何か察してくれるだろう、でも調子が悪いと私は行きたがらないだろう、と考えたからです。

その翌日、いつものように起きてパジャマでスマホやパソコンなんかをしていると、母が「着替えて」と服を持ってきました。どこか出かけるのかと聞くと病院だと言います。調子はものすごく悪くはないのですが、母が「調子が悪い時に連れてこうとしても無理」「何を話せばいいのか分からなかったら、無理に喋らなくてもいいから」などと言ってくれたおかげで行くことができました。

そこの病院では先生に聞かれたことに対して答える形で、私が何を言おうか悩んでいてもゆっくりと待ってくれる先生でした。私が「分からないです」と答えても「分からないんだね~」「分からなくても、今はそれでもいいよ」と認めてくれてるような感じで、安心感があっていままでの病院の先生とはまったく別でした。ここなら通えそうだと思い、やっと前へ進んで行けそうです。

 

こんな長ったらしく私の通院歴のようなことを書いてメンヘラ.jpに送ったのは、過去の私と同じような経験をして、病院に対して不安や恐怖心、不信感を持ってしまっている人に、自分に合った病院や優しい先生もいるよ!ということを伝えたかったからです。

少し時間を置いてからでもいいから、勇気を出してもう一度他の病院に行ってみてほしい。優しく親身になって聞いてくれる先生もいるよ。何を治したいのかわからなくてもいいし、病院に行けなくなった過去があっても自分を責めないでほしい。また病院に行こうかなと思えたら、また行けばいいんだよということを伝えたかったからです。

大変長文になってしまいましたが、読んでいただきありがとうございます。


【投稿者】
あーたろ さん

【プロフィール】
メンヘラ.jpや周りの人に助けられながら、なんとか生きてるオタク(腐女子)
Twitter:@artaro3


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