私が双極性障害を受け入れ、伝えるためにした3つのこと


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メンヘラ.jpをご覧の皆様こんにちは。2度目の投稿になります、こむぎこです。相変わらず拗らせながらニートしています。

前回「双極性障害を受け入れきれない」という内容の記事を投稿させて頂きました。
(参考:宙ぶらりんな私の病識 双極性障害を受け入れきれない

今回はそれを「どうやって受け入れたのか」について、私なりに実践したこと、現在進行形で続けていることを記事にしてみました。だいぶ長くなってしまいましたが、お付き合い頂けましたら幸いです。

 

■その1:知識を得て、自分の症状に気付く

双極性障害が判明して受け入れられずにいた頃、私はうつ状態でした。ベッドにこもり希死念慮と戦い、マトモに食べず動かず、ただただ薬を飲んでいました。双極性障害について少しずつ調べて、最低限の知識がボンヤリと頭のなかに入っているような状態でした。

しばらくして元気が戻りはじめ、同居人である彼氏と共に土日はお買い物に出掛けたり、外へ遊びに行ったり、家事が出来るようになってきたり。「やったね!回復してきてる!」なんて思っていました。

毎週末のお買い物がお出かけがとにかく楽しくて楽しくて、ニートの癖にクレジットカードとわずかに残っていた現金で化粧品、お洋服、靴、ゲーム機、ゲームソフト等々を買い漁り、スマホのゲームに課金する日々……

そんな土日を過ごす日々が数か月続き、ようやく「ん?もしかしてこれって躁状態なんじゃ?」と気付いたのです。この時初めて「ああ、やっぱり自分は双極性障害だったんだ」と自覚を持ちました。

軽躁状態で自分でも気付くまでに時間がかかっても、わずかながらの知識があった事でちゃんと気付けて、受け入れる為の心構えができました。

 

■その2:知識を深め、アウトプットする

自覚を持ち心構えができたこと、元々興味のあることには積極的に知識を増やしたいと思う性質だったことで「双極性障害についてもっと知らなくては駄目だ。いや知りたい!」と行動し始めました。

インターネットを使って、様々なメンタルヘルスに関するサイトや解説を読み漁りました。他にも、双極性障害を持つ人のブログ、ツイッター、精神科のHPに書かれている治療方針など、情報が偏らないように、とにかく沢山の情報をひたすら頭にぶち込み、書き出したり、スマホの日記アプリにメモしたり、スクショを撮っていきました。

それと同時に、自分で理解することも大切だけど、それだけでは躁状態になった私を見て「こむぎこちゃんが元気になった!」と犬のような笑顔で喜んでキャッキャしている同居人も困るし、お互いが苦しんでしまうとも思いました。ちなみに同居人は健常者でまわりに私しかメンヘラがおらず、もちろん対処法も知識も皆無。パニックを起こした私に対して何もできなかった自分に落ち込むものの、自分から情報を集めたりはしません。

そこで、自分自身の知識の整理とアウトプットも含めて、一緒に暮らす彼にも双極性障害について理解してもらおうと思いました。

どうしたら彼に上手く伝えられるか?忘れっぽい彼に忘れないでいてもらうにはどうしたらいいのか?とベッドの中で色々グルグルと考えながら、自分のツイッターを眺めていた時「双極性障害についての冊子でも作ったら良いんじゃないか?」と思い付き、即実行したい衝動を鎮めてとりあえず忘れないよう「双極の冊子つくる」とだけメモして、その日は大人しく眠りました。
翌朝目覚めてから、早速冊子作りの下準備(構成作業)に入りました。躁の行動力って凄い!
現在もですが、この頃から中途覚醒が酷く、時間だけは腐るほどあります。1日20時間前後起きてるわけですからね。

まずは私の持っている限りの情報、感じている症状などから冊子に書くべき情報をリストアップしました。

・双極性障害という疾患の全体像
・「躁」「うつ」双方の症状と私が実感している具体例
・症状ごとの対処法、彼が私にできること、出来ないこと
・知っておいて貰わないと最悪私の命に関わる事
・服用している薬

双極性障害どころかメンヘラに関して1からレベル上げをしていく同居人が読むものなので、内容は「まぁこの程度で良いかな?」という最低限の情報に絞りました。入門編の冊子であり、文章を読むのが苦手な彼でも簡単に読めるものにしたかったので「Ⅰ型、Ⅱ型の違い」等の細かい話は省きました。

それともうひとつポイントがあって、1ページあたりの情報量を少なくするため、できるだけ小さいルーズリーフに清書して冊子にしました。約縦9cm×横13cmの手のひらサイズ。ハガキより小さい!

幸いなことに「躁だ!!超元気!!」な日でも、作業に集中している時の私の思考はあまりポンポン飛んで行ったりせず、脳みそに困らされる事は多くはありませんでした。集中できない時はそれはもう酷かったです。
さて、下準備を終わらせてから、順番にプロットに起こして清書していく作業が始まります。最初はひたすらアウトプット。疾患に関する基礎知識は本当に簡単に、ザックリ、パラッと読んで何となくわかってくれたら良かったので、これはすぐに出来てさっさと冊子に清書しました。

逆に力を入れたのは「どんな症状が出るのか」「対処法」です。

これは、この2つをしっかりアウトプットすることで「これが伝えられたら、同居人を落ち込ませなくて済むし、自分に優しい環境も作れる。自分と向き合う作業も兼ねているなー」と思ったからです。冊子に清書したよりも、プロットには沢山の事を書き出してアウトプットしていきました。

この作業は、インプットしていた事を見返したり考えてみる(情報が不足していると感じた時は更にインプット)

自分と向き合う(これが一番大変)

アウトプット

出来る限り客観的に見てみる、の繰り返しです。

ひたすら、毎日毎日毎日。しんどい時も、翌日に持ち越して頭が回らない時も、ソワソワが止まらず落ち着かない時も、呪詛のように「これが出来たら誰よりも自分が楽になれる…これは自分のため…これが出来たら症状で迷惑かけても、ある程度仕方がないと同居人にも自分にも言える免罪符になる…」と唱えて無理やり冊子と向き合ったりもしました。正直だいぶ苦しかったです。笑

でも本当に1mmも出来ない時は「もうやめだやめ!こんなんもう無理!!」と素直にお薬飲んで寝ました。

 

■その3:今出来ることと、これから

そんな冊子も、思い付いてから1か月程度でひとまず完成しました。

ひとまずというのは、双極とわかってからの双極さんとの付き合いはまだまだ短く、これからどうなっていくか未知数だからです。(自覚して過去を振り返るともう5年前くらいには軽躁がでていたのでは?と思っていますが)

なので、この冊子はある程度のスパンで更新されます。

薬が変われば情報を差し替えますし、新たな症状を自覚したらまたページが増えていきます。その間同居人が何度読んでくれるかはわかりませんが、ある種の逃げ道を作っておくと思って、同居人が何年か先に、大体私の症状などを掴んできたかな?と実感できるまでは更新を続けていくつもりです。

本当についこの前に完成したばかりのこの冊子。双極な私との付き合いも決して長くはないので、同居人もまだまだレベルが低い状態です。その上、今は混合状態というとっても扱いづらい奴になってしまっています。日によって、時間によって、数分後の自分もわからない毎日です。首から小さい巾着ぶら下げて頓服を肌身離さずにいるくらい。笑

なので、今はこちらから「今日はイライラしやすいので長い話を聞くのは無理です」と伝えたり、それを忘れて向こうの話が始まると適当なところで「ごめんトイレ」とかって逃げます。「コミュニケーションが難しいので放置しておいて下さい」とメモを渡したり、なるべくこちらから歩み寄る(逃げるとも言う)姿勢でいます。

他人を変える事は難しく、しかも労力を使います。

私は彼の上司でもないし、養ってもらっている現状に申し訳なさもあり、自分が下と思いがちですが、一応対等な立場にいる人間同士だと思っています。そう自分に言い聞かせています。なので、今は少しだけ無理をしても自分から動く努力はしているつもりです。

あとは、まだ自分躁、うつ、混合のサイクルが把握できていないので24時間対応のバーチカルスケジュールを買ってもらい、そこに最低限でも睡眠時間、この日の気分がどうであったかを記録しています。

たぶんうつ転したら手帳真っ白になるんやろうなーと思いながらも、それはそれでうつ状態だったんだな、とわかるし。これも苦痛にならない限り続けていきます。

少し前までは手帳が文字で埋め尽くされる程沢山の書き込みがありましたが、最近文字が減ってきました。もしやうつ転近い?なんて思いながらキレ倒したり泣きわめいたりとぐっちゃぐちゃの混合な日々です。離れて暮らす母上に「お前は無理しすぎるから頑張りすぎに気をつけろ」と忠告をうけたので程々に継続していきます。サンキューマイマザー。

本当にとても長い記事になってしまいましたが、私の頑張ったよ!ねえ聞いて!な独りよがり話を最後まで読んで頂いて、本当にありがとうございます。

誰かに届く事を願いつつ。またお会いできたらいいなあなんて思っています。

以上、こむぎこでした!


【投稿者】
こむぎこ さん

【プロフィール】
20代女、ニート。
最近Ⅱ型双極と共に生きてゆこうと腹括りました。


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