精神障害者雇用がつらい 現状の精神障害者雇用の抱える問題点




 

こんにちは。以前「障害者雇用のメリット・デメリット」という記事を書かせていただいたりんね(@fuwatoro2)です。

今回も障害者雇用での実体験を書いていきたいと思います。企業や職種によって違いがあると思うのであくまで参考程度にお読みください。

昨年、障害者雇用で働き、デメリットを散々味わったのにも関わらずまた障害者枠での職に就いたのは、コンビニのアルバイトを4日で辞めてしまったからでした。当時私は一般枠の正社員での転職活動をしており、12連敗していました。あまりにも決まらなかったためお小遣い稼ぎにコンビニのアルバイトを始めたのですが、とにかく人が怖い、お客さんが怖い。4日で行けなくなりました。とてつもなく自信喪失し、主治医にも「障害者として就労した方が傷つかないんじゃないかな」と言われ、再び障害者枠での求人を探し始めました。

その結果いまの職場に決まったわけですが、タイトルにある通り辛い。辛いです。ちなみに障害者枠といっても様々な職種がありますが、私は庶務です。主な仕事はデータ入力、営業事務の手伝い、近くにある他事業所への届け物です。

何が辛いって一言で表すのは難しいので箇条書きにします。

 

 単純作業が辛い

障害者の仕事=単純作業という風潮があり、就労支援施設などでも行われていますが精神障害にも色々あり、特にADHDは単純作業が苦手だと言われています。私のしている単純作業ははがきに切手を貼り続けたり、お客様の住所シールを手紙に貼り続けたり、数枚のパンフレットをパッケージに入れ続けたりします。誰かがやらなければいけない仕事だということはわかっているものの、気が遠くなります。辛いです。

 

 仕事に意味があるのかわからない

データ入力では過去の売り上げなどを入力させられるのですが、ファイルからファイルにコピペさせられたり、PDFデータをExcelに移したり(課金すれば自動で出来る)、元データがあるのに新たに別ファイルに入力する意味ある?これ何かの役に立つ?疑問ばかりです。辛いです。

 

 仕事がなくなる

これが一番辛いです。最初の方はいままで溜まっていた仕事を処理していましたが、一ヶ月も経つとそれも終わり本格的にやることがなくなってきました。しかも慣れでスピードが上がってきました。仕事がなくなると紙を延々とシュレッダーに掛け始めますが、それも一瞬で終わります。仕事を振ってくれる上司は会議で居ません。結果、こっそりパソコンでゲームを始めます。もう社内ニートです。ゲームが出来る環境ならまだ良いのですが、隣のデスクにひとがいるとゲームすら出来ないので会社が配信しているホームページを見て「この人たちはまともな仕事があっていいなあ」と虚しくなります。辛いです。

 

 上司が上司補佐の求人をかけた

私の仕事がないのに上司が上司補佐の求人をかけました。

いや、その仕事くれよ、みたいな。辛いです。

 

他にも辛いことはたくさんありますが、上記が主な辛いです。

ここからは企業側の視点も踏まえて考察していきたいと思います。まず企業は一定数の障害者を雇わなければいけないし、雇えば助成金がもらえるので雇います。しかし振る仕事がないという企業も少なくないでしょう。また、責任のある仕事を任せるわけにはいきません。それなので障害者のために仕事を作ります。ノルマも期限もなく、やってもやらなくてもいい仕事です。実際に「障害者に何の仕事を与えればいいかわからない」というスレがあります。この通り企業側も困っているのです。

解決策としては就労支援を通し、個人の特性を活かした仕事を与えるというのが理想です。しかし、就労支援を受けるには作業から始め長期間通い続けてから就労に移る施設や、何ヶ月もの予約待ちの施設が多いのが現実です。生活が困窮していて今すぐ働きたい障害者は支援を受けることが出来ません。私は就労支援を通していないので、これからひとりで話し合いの場に出ることになります。

ちなみに私の症状はほとんど落ち着いています。薬を飲んでいれば健常者とほぼ何も変わりません。通院して薬をもらう必要があるために障害者雇用を選んだ部分もあります。「月に一度通院したい」「少しメンタルが弱い」これだけで一般雇用からはじかれ障害者雇用でしか働けなくなってしまう社会も受容性に欠けているのではないか…とも思います。

2018年から精神障害者も法定雇用率に含まれ雇用の義務化が始まるので、希望を持たれている方もたくさんいるでしょう。それまでに企業が精神障害者各々の性質をいかに理解し、働きやすい環境を作れるか、これはひとつの社会的な問題だと思います。

企業側にある程度の余裕がなければ障害者雇用は上手くいきません。間違っても社内ニートを量産したり、障害者雇用であることが原因で病気が悪化するような精神障害者が出てほしくないと切に願います。


【投稿者】
りんね さん

【プロフィール】
境界性パーソナリティ障害5年目、躁鬱、パニック、ADHDで通院中。精神障害者手帳3級。23歳。

twitter : @fuwatoro2


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1 件のコメント

  1. キュレーター 返信

    こんにちは。やっぱり障害者雇用の作業ってつらいですよね…低賃金だし。
    私は現在、障害者雇用の実態についてキュレーション作業を行なっている者です。
    あなた様の書かれたブログのことが実情なのに、借金玉という人が実際は発達障害でもないようなのにSEO対策をしていて、あなた様のような「実際の障害者雇用でつらい思いをしている人の声」が検索除外されています。

    もしもお時間があれば調べてみて下さい。

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