飛び降り自殺未遂をした私の心は一度死んで、人とのふれあいで価値観が変わった

体験談 自殺 自殺未遂 境界性人格障害 身体障害 あまつぶあめこ

初めまして。いつもメンヘラ.jpを読んで生きるヒントを貰っています。

私も自分の経験談を書いてみようかな?と今までずっと考えていたのですが、何故か自信がなくて…。初めてで且つ重い話になりますが、最後までお付き合いいただけたら幸いです。

 

不登校、ひきこもり。そして境界性パーソナリティ障害と診断される


中高ではいじめをきっかけに不登校になり、数年間家にひきこもっていました。人、怖い。お外、怖い。自分なんてどうしようもないダメ人間だと思いながら過ごしている私の姿を見かねた両親が、精神科へ連れて行きました。医師の診断は『境界性パーソナリティ障害』。

その診断を受けてからも辛い以外の楽な気持ちは何もなく。死にたい!死んでやる!と毎日希死念慮に苛まれ、お薬をたくさん飲んで病院に救急搬送され胃洗浄を受けたり、生きてる資格なんてないと自傷をしたり。19歳から23歳まで、長期間入院もしています。

20代後半を過ぎても、死にたい気持ちのまま生きてる意味などないと思いながら、生きてきました。恋人がいても、死にたかった。恋人に依存して迷惑をかけていることが申し訳なかった。この病気と共存することを放棄したかった。今思い返すと、きっと自分自身をリセットしたかったのかもしれません。

 

母の死により、うつが悪化。高まる希死念慮


毒親だけどなんだかんだいって頼りにしていた母が末期がんになり、2015年の春に他界しました。父も10年前に他界していたので、本当に唯一の頼りだったのです。わがままが言えて、喧嘩も出来て、世間話や恋愛のことetc…。母が亡くなった喪失感や天涯孤独な気持ち。生きている感覚がまるでない。母に会いたい。ひとりきりでいるのが辛い。激うつ街道をまっしぐらに突き進んでいきました。ひとりじゃいられないから恋人にほぼ毎日のように会いに行く→彼に依存しすぎて二人して共倒れ寸前。

『もうダメだ、死のう』。

 

飛び降り自殺。未遂に終わり、入院生活


昨年の夏、飛び降り自殺をして未遂に終わりました。腰を破裂骨折し脊髄損傷、左足の甲の骨を数本折りました。腰の緊急手術をし約1ヶ月半の入院。膀胱直腸障害という、自力で排泄が出来ない後遺症が残りました。

痛くて痛くて夜も眠れず、死にきれなかったことを悔やみ、ベッドでずっと泣いてました。看護師さんたちはみんな若く可愛くて、未遂で入院している私に毎日明るく接してくれるし、情緒不安定になり急にパニックで泣いたりすると、すぐさま駆けつけ私の愚痴を最後まで聞いてくれました。メンヘラ相手にどうしてそんなに親身になってくれるんだろう。いつもそう感じていました。

手術から一週間後に始まったリハビリで担当していただいたリハビリ技師さんは、スパルタ指導で有名で、男前な女性。少しでも弱音を吐くと厳しい言葉が返ってきます。リハビリは基本的に毎日なので、うつだろうが情緒不安定だろうがそんなのお構い無しに強制連行。スパルタ。

そんな中で、もともと負けず嫌いな私の中にだんだんと『負けてたまるか!』とか『やってやる』といった強い気持ちが生まれ始めたのです。

 

スタッフの優しさ温かさとともに変わっていく自分の気持ち


入院当初は、身体の強烈な痛みや未遂に終わった事へのぐるぐるした思いでかなりきつかったのですが、入院生活に慣れていき、メンタル面も少しずつ変化していきました。飛び降りて後遺症も残った分、今まで当たり前のように過ごしてきたことがどれだけ幸せだったか身に染みます。

身体を普通に動かせられること。普通に排泄できること。ひとの笑顔で自分も笑顔になれること。やさしい人もいるってこと。朝起きて、ご飯を食べて、活動をして、夜眠ること。当然のように思っていたものに有り難みを感じるようになりました。

恋人は、やらかしてしまった私を許してくれました。後遺症があってもたいして関係ないよと言ってくれたその一言が、何よりの救い。

 

退院~今の気持ち


退院して数ヶ月の間は松葉杖が必須アイテムでした。左足は折った部分が変形し、その箇所が時々痛むので湿布を貼って対処しています。腰もやはり時々強い痛みを感じますし、膀胱直腸障害に対するストレスは半端なくて、時々うつで寝込むこともあります。あんなことがあったにも関わらず、いまだに死んでしまいたい気分になる日もあります。

あの時の私は、ただただ苦しかった。逃げたかった。消えたかった。

飛び降りた。あの日、私の中のドロドロとした魂は一度死んだんだと思います。助かって、看護師さんやリハビリ技師さん達との他愛もない会話を交わすことで、もう少し生きてみようかな?と心からそう思えた自分を信じてみようと思います。

急がず、焦らず。

 

【関連記事】
・自殺未遂で脊髄を損傷してから10年。それでもなんやかんやと生きている私
・飛び降り自殺を決意するまでの、私の半生。
・自殺未遂経験者が教える自殺未遂のデメリット


【投稿者】
あまつぶあめこ さん

【プロフィール】
死にたいまま生きてるアラサー♀。
精神科通院、投薬&カウンセリング治療中。最近は料理が好き。

Twitter : @raindroppopn
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6件のコメント

車椅子乗り 返信

はじめまして。私はODも飛び降りもリスカも、親が見たら発狂するような感じの人なので、していないし、痛いのが嫌だし(笑)死ねたら死ぬけど死ねなかったらもっと迷惑を掛けながら生きると思いやっていないですが、私にも同じような障害があり見ていたらどこか自分と重なるところがあるような気がしてコメントしました。あと、飛び降りはもし死んだらお金が発生しそうで笑。私は最近、何やっても一つも上手くいかず、自分が周囲と関わることがまずい方向へ向かう一因なのでは無いかと思い、大学では周りと距離を置きながら接していたりします。私の感じたことや自分の考えの癖でまずい所を自問しつつブログで綴っていたりします(ここには適さなそうだったりするなんて自分では思っていますが)。生きていればいいことがある、はどうも怪しい言葉なんだろうけど言い難い感情を吐露している方が同じようにいらっしゃるんだなと思うと少し心に余裕が出来た気がします。投稿して下さってありがとうございます(というのも変かもしれませんが^^;)

さきちゅ 返信

初めまして!
私も同じような境遇です
精神科に何度も入退院を
繰返しODも何度もしてきて
自傷行為は小学生の頃から
ずっとしていて左は手首から
腕までびっしり傷があります

先月頭に死にたくて死にたくて
飛び降り自殺未遂をしました

骨折箇所は右手首粉砕骨折と
右足先複雑骨折と背骨 骨盤
骨折です

幸いにも障害は残らなかった
ものの何度も手術をして
強烈な痛みに死ねなかった
悔やみもありました

でも五体満足に産まれてきたことが
どんなに幸せなことか今は
それをとても実感しています

まだ車イス生活なので自由に
出掛けることは出来ませんが
生きてたことに感謝し
なんか生まれ変わった気分です!

投稿謝さまもお辛いときが
これからもあるでしょうけど
一緒に生きていきましょ?

コメント詠んでくれたら幸いです

あまつぶあめこ 返信

車椅子乗りさんへ
はじめまして、あまつぶです。お返事が遅くなりすみません。
どんな方法も苦しいし痛いですし、勇気なんて出ない方が全然良いですよ〜。
私は今でも死ねばよかったかこうして生きていて良かったのか、答えを敢えて出していません。
何をしても悪い方向へしかいかない時期って、あるんですよね。
勇気持ってここへ投稿してよかったです。こちらこそ、コメントありがとうございます!

あまつぶあめこ 返信

さきちゅさんへ
はじめまして、こんにちは。
それはそれは、相当な思いだったんですね…。何回も手術を受けるにはメンタル的にも複雑な気持ちになったかと思われます。死ねなかった悔やみ、私にもわかります。
生まれ変わったような感情があることって、すごく良いことなんだと私は思んです。
痛みは続くかもしれませんが、これからも一緒に生きていきましょう。(これからはのんびりと!)

さきちゅ 返信

お返事ありがとうございます!
嬉しかったです!
自分に少しでも自信がもてた
時に私もここに投稿して
みようかな?って思います

お互い1日1日穏やかに
ゆっくりといきましょ!

Twitterフォローしても大丈夫
でしょうか??

あまつぶあめこ 返信

さきちゅさんへ

あまり全てを背負おうとせずに生きていきたいですよね。
今鍵アカウントにしており割と不安定ですが、それでもよろしければフォロリク飛ばしてください!

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