メンヘラ.jpの収益状況のご報告と、今後の計画について

コラム わかり手

メンヘラ.jp編集者 HN「わかり手」こと小山晃弘です。

本日は、「メンヘラ.jpとカネ」にまつわるお話と、今後の計画について少しだけお話をさせて頂ければと思います。

たまにTwitterなどで「あのサイトはメンヘラを集めて金儲けをしてる」みたいな批判を受けるのですが、メンヘラ.jp、ぶっちゃけ赤字です。

そこらへんの収益面の現状や、将来の計画について少しだけお話させて頂ければと思います。

 

直近10カ月のメンヘラ.jpの収支


まずメンヘラ.jpの収支について。具体的にいくらくらいなん?というお話ですが、去年7月から今年4月までの支出が1,284,110円、収入が319,685円です。支出には僕とエンジニアの人件費は含まれていません。

支出の内訳は原稿料、編集者に対する時給、資料等物品の購入、打ち合わせの交通費、などなど。収入はGoogle AdSenseにほぼ100%依存してます。

10カ月の収支で収入32万支出128万、つまり10カ月で赤字100万円です。「月10万円の赤字!?」となると思いますが、ご安心ください。赤字額はメディアの拡大とともに徐々に減ってきています。特に今年3月以降は検索エンジン経由のPV上昇とともにかなり状況が改善され、多少の赤字で維持できる形にもってこれています。

 

──さて。

メンヘラ.jp、割とでかいメディアに成長したわけですが、なぜこんなに儲かっていないのか。

答えは、広告を全くがんばっていないからです。アドセンス貼って、放置してるだけ。

 

うちのメディアの主なユーザーは、10代から30代くらいの、女性を中心としたメンヘラです。

また病気の方 、健康を害している方も多い…というか、ほとんどのユーザーがそうです。

 

若い女性と病人、こういうターゲットには、昔から高単価の広告商品が存在します。

出会い系サイトなどのアダルト系、サプリなどのヘルスケア商品、いずれも高単価の広告で、それらを導入すれば恐らくメンヘラ.jpの収益は今の数十倍に跳ね上がるでしょう(実際にそういうレポートを広告会社の方から見せて頂きました)。「JKリフレ」「ハプニングバー」「オフパコ」など意図せず検索上位を獲ってしまったキーワードもあり、男性向けアダルト広告も収益の見込めるものが色々とあるそうです。

ですが、そういった広告は出しません。

ユーザーにとって害がありそうだと僕が判断した広告については、メンヘラ.jp上では取り扱いません。

以前、WEBメディアと広告についてこのような記事を書きました。

・アフィリエイトの落とし穴 なぜWEBメディアはヤバい広告に手をだしてしまうのか

要は広告収入を柱にすると、WEBメディアはどんどんヤバい広告商品に手を出してしまいがちで、それが結果としてメディアの闇落ちに繋がってしまうよ、というお話です。

 

僕は僕の自制心をそれほど信頼していません。
金だって、欲しいか欲しくないかで言えば欲しいに決まってる。

でも、「闇落ち」はしたくない。ユーザーを騙して、倫理的に問題のある広告で稼ぎたくはないと思っています。

なので広告については、今まで出来る限り距離をとって接してきました。

「広告を収益の柱にするのは危険だ」

という考えがずっとあったからです。その結果がテキトーな広告運営であり、採算度外視の経営でした。

 

将来の収益モデルの構想


かといって、赤字を垂れ流しつつ、手弁当でこれからもやっていくべきかと言えば、そうではない。僕はそう思います。

僕はメンヘラ.jpをやる前の2年ほど、高校中退者向けの教育ボランティアを完全に手弁当でやっていました。そのときの2年間で、完全ボランティアという形の活動がいかに難しいか、いかに持続可能性が低いかという現実を嫌というほど思い知らされました。

なので、メンヘラ.jpはボランティアではなく、ちゃんと企業として収益をあげつつ社会貢献を行う、社会起業という形を採りたいと思っています。ですから収益を上げていくことは極めて重要なポイントで、創業者である僕はその点しっかりやる義務があると思っています。

では広告に頼らずどのような形で収益を上げていくのか。

その件については、また記事を改めて詳しくご説明しようと思っているのですが、簡単にお話すると

「社会福祉とメンヘラをつなげる」

ことを、ひとつのビジネスモデルの柱にしよう──と計画しています。

現在の社会福祉制度は手続きが煩雑すぎて、多くのメンヘラが(その権利があるにも関わらず)福祉とつながることができていません。これは、僕も身をもって体感しました。

https://twitter.com/ganbare_zinrui/status/827346561952735234

例えば障害基礎年金や自立支援医療など、メンヘラたちと関係の深い福祉制度とメンヘラをつなげるサポートを行う。

その手数料として、(できれば成功報酬かつ分割で)、いくらかのフィーを頂く。

このような形なら、誰も損せず、倫理的にアレなことをせず、ユーザーに価値を与えながら事業として収益をあげていけるのではないかと思っています。

 

このモデルを実現させるための具体的かつ詳細な計画については、また改めてお話させてください。

本件については7月中にクラウドファンディングの立ち上げも行う予定です。

今のところ「キャンプファイア」あたりのプラットフォームを考えています(というかそこしか知らない。なんか良いとこ知ってる人いたら教えてください)

また、実現にあたって協力してくれる社労士の先生も探しています。興味のある方がいれば、ぜひご一報を。以下のメールアドレスにご連絡ください。

menherajp[@]gmail.com

 

まとめ


というわけで、メンヘラ.jpの現在の収支と将来の計画にまつわる簡単なご報告でした。

「ユーザーに価値を与える(=メンヘラの苦痛をやわらげる)」
「収益を上げる」

このふたつをなんとか達成しようと、僕なりにもがいています。

広告について、収益の柱にはしない予定ですが、広告を全否定するつもりはないので、ユーザー体験を損なわない形であればもう少しちゃんとしよう…と思っています。

週末に友人から広告のひとを紹介してもらう予定なので、自分の梯子を外す意味でもこういう記事を書かせて頂きました。

これからも色々あると思いますが、自分のやれる範囲でやっていく予定です。

今後ともよろしくお願いいたします。

 


【執筆者】
わかり手

【プロフィール】
メンヘラ.jpのライター兼編集者。
メンヘラなりに前向きに生きていきたい。好きなメンヘラ作家は永田カビ先生。
Twitter:@ganbare_zinrui

 


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2件のコメント

ムニャ 返信

日本で有名なクラウドファンディングだとMAKUAKEあたりでしょうか。
https://www.makuake.com/

北野佳子 返信

ready for 親身になってくださいますしおすすめですよ。

「あかちゃんと一緒京都お出かけ手帖 改訂版」作成にあたり
御世話になったことがあります。(目標額達成しました)

近々ベーシックインカム冊子づくり
広報も兼ねて私も利用を考えています。

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