大人になって発覚したADHD傾向 有名国立大学に合格しても消えない不安




はじめて投稿致します、xafです。
大学生になってから、自分が何もできない人間だと知ってどんなに絶望したか、という話です。

サッカーの本田選手の「他人のせいにするな」というツイートは有名になりましたよね。きっと彼は自分の弱みを強みに変えてきた素晴らしい人です。でも世の中自分の力ではどうにもならないこともある、そういう類いの話です。

はじめに自己紹介をしますと、わたしは有名国立大学の学生です。正式に診断していませんがADHDの傾向があると自分で思っています。

高校時代には勉強はそこそこできる方でした。なぜかというと勉強は好きでしたし、部活も特にしてなかったので時間が十分にあったからです。忘れ物はかなり多かったけれど特に問題なく過ごせていました。大学受験は、勉強の計画が立てられず、苦手を克服できなかったため結局第一志望には行けませんでしたが、自分の希望する学部に行けたので満足しています。

大学生になって状況は変わります。

授業、バイト、サークル、その他のコミュニティ、行きたいライブ、欲しいもの。自由な選択肢を手に入れる代わりに、全てその責任は自分にのしかかってきます。私の場合、大学になって行動力は頭角を表しましたが、苦い汁も嘗めました。

まず予定はいつもパンパンで体力が持たず2週間に1回は倒れて予定を全てドタキャンしてしまうという、圧倒的な計画力の無さが露呈しました。自分だけでなく他人にも迷惑をかけまくる最悪な状況です。予定が詰まりすぎているので本業の勉学に身が入らない、課題をする時間がない、と負のスパイラルにも陥りました。

優先順位がつけられず、金銭の見通しやスケジュールの見通しも持てないので、いつもギリギリ。立てても小学生並みの実現不可能な有様。衝動性だけで動く動物です。どうぞ、サルとでも呼んでくださいまし。

役所に行くのも銀行に行くのも、営業時間外で門前払いを食らうとか、判子を忘れて出直すとか、目的を達成するのにめちゃくちゃ時間がかかります。非効率の極みです。

もともと自意識は強いのに自尊感情は低いので、何もちゃんとできない自分に落ち込んだ日には体が全く動かなくなるというカス具合。気分に生活が支配される。

バイトでも、同時に言われたら何をすべきかわからない。自分のあまりの不器用さにさめざめと泣きました。

「なんとかせねば!」という気持ちと「将来ちゃんと働けるかなぁ、社会人になれるかなぁ」という不安から、大学の精神科医に頼りましたが、掛けられた言葉はこうでした。

「でもねぇ、あなた〇〇大学、合格してるんでしょ。」

違うんです、先生。時間があったからなんです、私は。好きなことだから計画を立てなくてもそこそこできたんです。今は生活に不安でいっぱいなんです。

2年後に迫り来る就職と就活。人生のレールから外れそうで怖いのです。

私の不安を認めてください、先生。

お願いします、誰か私の秘書になってください。

皆さんの大学生活は素敵なものであるように、とお祈りしております。


【投稿者】
xaf さん

【プロフィール】
大学生です。ブログやってます。発達障害者が病まなくていい世界になりますように。

Twitter:@mipppara
ブログ : 白黒よりも鮮やかで


【募集】
メンヘラ.jpでは、体験談・エッセイなどの読者投稿を募集しています。
応募はこちらから


4 件のコメント

  1. Dursan 返信

    私もADHD(&ASD)なので何となく分かるとこと分からないとこがあります。

    私はおっさんなので、あなたの歳に就職についてなど考えることはなかったです。

    もし、心配でたまらず居ても立ってもいられないのであれば動いてしまうのはいかがでしょうか?

    動くと言っても実際就活するのではなく、
    ・就職サイトに登録する(年齢を偽ることになりますが)
    ・就職サイトの各企業のページを見てみる
    ・お忍びで説明会に参加してみる(なにか身分証明が必要でないかは確認してください。もしうっかり見逃してたら当日忘れたことにしましょう)

    こうして、就活シミュレーションをしておくことで本番のときも少し余裕を持てると思います。
    (業界研究や企業研究もしておくといいかもです)

    スケジュールについてはGoogleカレンダーでスケジュール管理が一番かと思います。

  2. みずたまり 返信

    こんにちは。
    そこそこ有名国立大をなんとか卒業したADHDの者です。
    昔の私を見ているようで胸が痛み、差し出がましいかもしれませんがコメントさせていただきます。

    xafさんの大学には、障害学生支援室、またはそれに類する部門はありますか?知らなかったら大学のホームページを見てください。大きく宣伝はしていなくても、ひっそりと存在している可能性があります。
    有名国立大とのことですから、発達障害専門の支援室があるかもしれません。発達障害専門でも、障害全般でも、支援室の存在を確認したら、まず行ってみてもいいですし、利用には手帳が必要だと言われたら診断をもらいましょう。手帳をとれると就職してからも、地域でサポートが受けられるのでベターです。(私のときは手帳申請中の段階で支援を受けたいと申し出をして、受け入れてもらえました)

    大学の精神科がだめなら、外部のお医者さんに頼りましょう。障害自体へのサポートを最終的に希望するのであれば、不安な気持ちは一旦置いておいて、お医者さんにも支援室の先生にも、生活に支障が出ていることを具体的に話すといいです。例えば、「忘れ物が多くて困っている」「何をするにも時間がかかる」はイマイチです。「調子の悪いときは、アパートを出たところで忘れ物に気づいて部屋に戻ることを複数回繰り返す日が週3回以上ある」「一人だと気が散るから家でご飯食べるのに三時間ぐらいかかって、勉強する時間がなく単位を落としそう。全部食べる前に飽きちゃうから、いつもお腹が減ってふらふらする」「段取りできずにガス代払えなくて2か月に一回ぐらいガスが止まる。先月は水道も止まった」ここまで具体的に説明すると、そうか、じゃあ支援が必要だねってなります。
    現状では、大人が適切な支援を受けるためには、困りごとを言葉にする練習がいります。先人たちの体験記などを読んで、自分の状態を表現する語彙を集めるのがおすすめです。

    国立大には、障害学生への配慮義務があります。学生には助けてもらう権利があります。
    私は最後の一年間、支援を受けることができ、支援室の先生に生活の工夫へのアドバイスやスケジュールのダメだしなどをしてもらい、なんとか論文を書いて卒業することができました。

    また、学内の支援室に頼るのが難しい場合でも、手帳をゲットすれば地域に就労・生活支援センターなどがあり、そこで生活指導なども受けられる場合があると思います(私は、社会人の最初のほうは、そこの方に買い物などを手伝っていただいてました)。

    xafさんが少しでも楽に大学生活を送れることを、お祈りしております。

  3. little lamb 返信

    こんにちは、国立大(東大)で働いています。

    診断なしですが、障害となりうる特性があり、学内の産業医と臨床心理士のサポートを得ています。

    東大は教職員全体を対象にFDがなされており、困っている学生がいたら大学としてサポートするのが大前提です。(合理的配慮)

    記事を読みながら、それは辛いだろうなと感じました。

    あなたが何か困難を抱えているのでしたら、診断の有無に関わらずサポートを受けてよいはずです。

    あなたの通う大学に、下記のような支援室に該当する部署はありますか?

    わからなかったら、とりあえず、教務にきいてみてください。

    東京大学バリアフリー支援室
    http://ds.adm.u-tokyo.ac.jp

    受験生向けですが、福島智教授メッセージ
    http://ds.adm.u-tokyo.ac.jp/nominate-student.html

    理解してくれる人は必ずどこかにいるはずです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)