頑張りたいけど頑張れない「無気力」のつらさ 高校受験に失敗した僕の半生




はじめまして、とじひもと申します。

今回は「現役高校生である僕の半生」について話させてください。オチが無くても悪しからず。

 

僕が思春期性の鬱の診断を貰ったのはわりと最近です。鬱の症状自体はそこそこ前からありましたが、病院に行って診断書を貰ったのは最近で、もっと早く病院に行っとけばなぁと思いました。

では、何故僕が鬱になったのか?なども踏まえて話を進めていきます。

僕は小学校、中学校と受験を経験しました。親に教育の理解があり、僕もあまり受験を苦だとは感じませんでした。といっても昔は純粋だったので、たまたま何も考えずに頑張ることができただけなんだとも思っています。親は所謂、熱心な教育ママとは違い、僕の幼少期を見てきた上で受験を勧めただけで、そういう面でのストレスはほぼ皆無でした。

だけど一つだけストレスがありました。それは僕が一人っ子だということです。

僕の父方の家系が結構良いとこらしく、その血を直に引いてるのが僕だけとかで、将来は安定した職業に就いて結婚しろと昔から散々言われています。これは結構ストレスでした。

最近phaさんがテレビに出て注目されていましたが、ブログの記事を読んでてああいう生き方もあるんだなぁと少し救われました。同時に、中島らもが好きでそういう生き方に憧れながらも親の期待を無下にできず、「結局僕はレールを外れることができない。ずっとこのままなんだろうなぁ」と思うと若干気が重くなりました。

すみません、話が逸れました。戻します。

家庭環境に問題は無かった…と思います。といっても他の家庭を知らないから何とも言えませんが、家族仲は円満なので大丈夫だと思います。自傷行為の経験は無いです。小、中学は恵まれていました。周りは似たような価値観を持った子がたくさんおり、正直かなり楽しかったです。

 

そこで転機が訪れます、高校受験です。

僕は地頭は良い方だったので、中学ではあまり勉強せずに成績上位をキープしていました。しかしそこは進学校。部活を引退した生徒に次々と順位を抜かれ、最後は下から数えた方が早かったです。

結果からいうと、第一志望は落ちて、滑り止めの私立高校に行きました。ここから壊れ始めます。

当時の僕は「『どこに行くか』ではなく『何をするか』が重要だ」と御大層に語っていました。この言葉は真の意味では正しいとは思いますが、僕は今までの環境が恵まれていた為に「どうせどこの高校に行っても大丈夫っしょww」程度にしか思っていませんでした。阿呆ですね。

そんな僕が入学した先は動物園でした。

自称進学校だったのですが、大きく分けて「東大や医学部を目指すコース」「国公立、難関大を目指すコース」「それ以外、若しくは高卒就職を目指すコース」の3つのコースがありました。僕は2つ目のコースに属しています。

学校の評判は悪くなく、東大や医学部の合格者もいたので安心しきっていました。しかし、入学してから知らされた事実として、

・難関大合格者はほぼ浪人
・指定校推薦は良いところがなく、そもそも僕のコースは指定校推薦の枠すらない
・医学部、東大は現役は数年に一名しかでていない

等々まだまだあります…

この頃から僕は鬱っぽくなり、無気力に近くなります。でも、まだ希望はありました。一年間の模試の成績によっては「東大や医学部を目指すコース」に編入できると言われたのです。その言葉を信じて、入学して一年間はそこそこ頑張りました。僕は周りとも全く話が合わず、正直この動物園から抜け出したい一心で努力をしました。

そして一年後、その想いは全て裏切られます。

学校側からは「君よりも偏差値の低い中等部を件のコースに編入させまくったら枠が足りなくなった。だから君は編入不可」と言われました。学校に裏切られ、ここで完全に僕の心は折れて無気力になり、今もずっと無気力です。

 

二年生の頃はレールを外れるのが怖くて怖くて、その一心から、学校はかなり休みながらもなんとか進級できました。担任の存在がかなり大きかったです。一年生の頃の担任もとても良い方でしたが、二年の担任はより理解がある方で、本人も大学留年の経験があったり、音楽や本の趣味が合ったりと特別目をかけてくれました。僕は進学校から落ちて来たこともあって周りを馬鹿にし続けてきましたが、やっとマトモな人に出会えたと思い、文学の話などをたくさんしました。楽しかったです。

ある時に担任に真剣な表情で「君は物事をよく考えていて、周りとは違う。君の言葉は理解できない位に高尚な時があるが中身が全く伴ってない、空っぽで引用ばかりだ」と指摘されました。前者はともかく、後者は図星で恥ずかしかったです。そもそも読書が好きで年齢に見合うよりも多くの本を読み、なおかつ思春期だったらそりゃ頭でっかちにはなるだろと思ったりもしましたが、わりと心に響きました。

担任にそう指摘されてから、周りの人を馬鹿にするのを改め、積極的に人と話すようにしました。

一見良い傾向だとは思いますが、実際は逆で、性格が合わない人間と無理して付き合ったことや自分に嘘をつき続けた事でストレスは増加し、精神状態はより悪くなっていきました。

そして三年生になりました。今年の四月です。本格的に受験に備える時期になり、周りが黙々と勉強をして夢に向かう中で、僕は完全に無気力でした。更に数学教師と完全に合わなかったこともあって本格的に鬱になります。

口癖は「めんどくさい」から「死にたい」に変わり、気づけば希死念慮を抱いていました。希死念慮という単語を知ったのもこの頃です。今まで溜まっていたものが一気に溢れ出した感じです。例の数学教師は問題を起こしたことで担当から外されましたが、それでも心の傷は癒えません。

もう死のうと思ってドアノブで首吊ろうとしていたら親に見つかり、精神科に連行されました。僕は常に死にたいと感じることが普通だと思っていましたが、どうやらそれは違うらしく、カウンセリングを受けました。薬はデパスとドグマチールなどを処方されたまにハルシオン、またはマイスリーなどを飲んでいます。

 

そして、「今」に至ります。受験前で本当はこんな駄文書いてる場合じゃないんだろうけど、でも何もやる気が出ずにずっと無気力です。好きだった本もあまり読まなくなり、元からオタクでしたが、受動的にできるアニメ鑑賞や音楽鑑賞ばかりをするようになりました。

僕が鬱になった原因は色々あると思います。ここには書きませんでしたが、自意識が高いだとか本気出してないだけだとか、たくさんあると思います。

けど、本気を出す気が起きないんです。無気力なんです。なにもしたくないんです。

きっと僕よりも年を重ねた方々は「まだ取り返しがつく」だとか「人生を悲観するな」とか言うと思います。けどそういう考えしかできない状況だからどうしようもないですよ。

僕だって頑張って良い人生を歩めたらと思います。抜け出したいです。けど就職なんてしたくないし、未来のことを考えると漠然とした不安に苛まれます。だけども、それでも、レール通りの人生に固執してしまいます。矛盾してますね。自分でもわかってます。

まだまだ取り返しはつくし、それ相応の努力をすれば叶う願望なのに、それをやる気が起きない。よくただのサボりと思われます。きっと思春期ということも重なってるんでしょうけど。

最近は薬のおかげもあり大分落ち着きましたが、それでもまだ無気力からは逃れられません。きっと現実と向き合いたくないだけだと思います。散々サボってきましたからね。簡単なきっかけがあればできるんでしょうけど、ソレが中々難しいです。

死ぬことを諦めて生きることを考えるとどうしようもなく辛くなります。それが向き合うということなんでしょうけれども…

 

とりあえず今は少しずつ勉強をして夏にキッツいバイトでもして、人生経験を重ねられたらなぁと思う程度には回復できました。

キツいバイトをすることで、このままではそういうキツい仕事に就くことになる、より楽に生きたいなら努力するしかない…的にポジティブになれないかと模索したりしています。そんな精神が夏まで保てるといいなぁ…

ここまでグチグチと鬱屈したオチのない文に付き合って頂きありがとうございました。

 


【投稿者】
とじひも さん

【プロフィール】
どこにでもいる平凡な男子高校生。一度この台詞言ってみたかったんですよね。
Twitter:@tismzcookie
ブログ:東京安全鴉


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2 件のコメント

  1. せっちん 返信

    とじひもさん、はじめまして。せっちんと申します。
    私も大学一年生のときに鬱病になり、何も頑張れない状態&希死念慮という、とじひもさんと同じ状態になっていました。

    原因としては第一志望の大学に落ちて、
    ややバカにしていた入った先の大学でも私より数歩も先に行っている人たちに出会い、
    自意識だけが肥大していることを自覚しつつも、
    何も目標を持つことが出来なかったからだったと思います。

    私の場合は、一度大学を休学してもう一度受験勉強をしているときに
    日本の近代史について研究したいと思うようになり、
    そこから、何かから抜け出せました。

    日本近代史が面白いと思うようになってから、
    不思議と、面白いことを面白がるということに専心できるようになり、
    気づけば希死念慮も起こらなくなっていました。

    特に具体的にとじひもさんの役に立つような情報は提供できませんでしたが、
    読んでいたらどうしてもコメントを残したくなってしまったので、
    特にオチも無いですが長々と記載してしまいました・・・。

    最後に、慶應のSFCというところは面白いことを面白がっていれば入れるような学部なので、
    とじひもさん、もし受験できるような状態まで回復したら受けてみてはいかがでしょうか。

  2. さとう ワカメ 返信

    とじひもさん、こんばんわ。
    僕は美術大学に通う四年生です。大学受験を意識しているとじひもさんと、就職を意識している自分の状況が似ているように思え、親近感を覚えたのでコメントしてしまいました。

    また記事を書いてくださいね。待っています。短くてすみません。

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