「普通になりたい」 自閉症スペクトラムの僕の自殺未遂




こんにちは。この記事が載ったらもう掲載回数が何回目になるでしょうか。宮地です。最後に書いた記事から色々ありました。父と母が新興宗教団体にのめり込んだりもしました。タイトルにあるようにも自殺未遂もしました。

5月6日のことでした。もう僕はだめだと思いました。死ぬしかねー。そんな感じで。その日は通院日で、二日前ぐらいから気分の波がえらく荒れていて、両親とも不毛な言い争いをしたりしていました。

で、病院に行って、主治医に「普通になりたい、しかしそれがわからない」と言いました。藁にもすがる思いでした。

主治医は「宮地さんの『普通』とは一体何ですか」という問を発しました。僕にはそれがわからなかったので「世間一般的な普通」と答えました。

しかし、主治医は発達障害の偉人を列挙し「その人達にとっての普通がその人達にとって普通であり、宮地さんの普通は宮地さんで確立していかないといけません」と言われました。

その言葉を聞いたとき、僕は「そんなスーパースターや偉人なんぞ列挙されたって俺は低スペだし、それじゃあ今まで通院してきた時間とは一体何だったのか」とそんな考えがぐるぐるしました。まさに「今までのお前の努力は無駄だ」と宣告されたように感じました。決してそんなことはないのにね。

それから薬をもらって、その日たまたま一緒についてきた両親とまた不毛な言い争いをしました。両親も最終的にしびれを切らし僕をほっとくことにしました。

「ああ、両親からも理解が得られないのか、そうか」と思いました。で、もうこれはダメだ。死ぬしかない。医師からも努力は無駄(被害妄想)と言われ、両親からも見放され(これは半分本当)、俺には友達も恋人も「これがある限りは死ねない」みたいなものもない。寂しかったのかもしれませんね。自分にはなんにもないように思えたので。

 

で、処方されたリーマスを全部、ブロチゾラムを半分飲みました。飲んだは良かったんですが、リーマスは全部飲んだら気分が悪くなるし、ブロチゾラムは口いっぱいに含むと口の中で溶けて変な味がして、結局吐き出してしまいました。

暑い日差しとその気分の悪さやブロチゾラムの変な味が理性をちょっと取り戻したのか、それとも儀式的にただODがしたかっただけなのか、つまりこっからは何も考えていなかったので、母に電話しました。また病院に行きました。

なんでこんなことをしたのか説明を求められたので、「今までの通院や努力は無駄だと先生に言われたように思ったからです」と答えました。主治医はそうではないよと言いましたが、もうそれに突っかかる気力はありませんでした。リーマスでほとんど頭がボーッとしていたし、ゲーゲー吐いていましたから。

それからここではリーマスを体から出すのは無理だと言われ、消化器科の病院に行ってくれと言われました。そして朦朧とした頭ではっきりと聞きました。「診断書には双極性障害と書いてある」と。

そうなんです。今までずっとそうじゃないかって思ってました。同時にああ俺はもう終わりだなと思いました。入院してる間も今もそういう気持ちが何処かにあります。正直今の人生は余生というか、人生じゃなくてそれに近い何かなのでは?と思っています。

 

今は週一で学校に行って、カウンセリングを受け、デイケアに行き始めました。デパケンを処方されてから、それが合っているようでまあなんとか生きてます。なんか頭がボーッとしたり前より感覚が鈍くなったなーってのはありますが。どちらがメリットとしては上かはわかりませんが、今はこれでいいのかもしれません。

もう他の記事でも書かれていますが、自殺をしようとしてもなかなか死ねないし、ただただ惨めという気持ちにしかなりません。

でも辛い時というのも確実にあるし、それをどう乗り越えればいいのかもよくわからない。これは気分が安定してる今でもそうです。毎回同じプロセスで乗り越えられるものでもないし、飯を食ったらケロッと治るときもあるし。ああいやだいやだ。

 


【投稿者】
自閉症の宮地くん

【プロフィール】
IQ90未満


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