社会が求める「男らしさ」に応えられない。 甲斐性をめぐる葛藤




僕には彼女がいる。もう6年の付き合いだ。

付き合った当初の僕はボロボロで、家から出られずにデートをすっぽかしたことが何回もある。その度に泣かせてしまい、同じくメンタルの病気を抱えてる彼女の自傷は酷くなり、僕は僕自身の存在が嫌になった。

薬の副作用で起きる事ができず、僕が待ち合わせ場所に行けなくても、彼女はめげずに僕の家に来てくれたりした。働いていないのでデート代もすべて彼女持ち、「私が会いたいから」と笑って出してくれた。

そんな彼女の優しさが痛くて、自分が嫌いになって、彼女のことがもっと好きになって、僕は初めて働いた。

結婚の約束もした。僕はバイトや作業所を経て、障害者枠の契約社員にまでなれた。そこで結婚も近づいたと思った。でも僕の糞雑魚メンタルがまた壊れた。社会不安障害と自臭症の悪化でまた外が怖くなってしまった。やさしい言葉を掛けてくれるも、すべてが将来への不安をぶつけられてるような気分になる。彼女側の知り合いからは「男としてどうなの?」「情けない」といった言葉を浴びせられた。

退職してからしばらくは労働意欲もあり、次を探そうとある意味前向きだった。次第に落ち込みは激しくなり、就労どころか日常生活ですら希死念慮が押し寄せてきた。

焦りは禁物、頭ではわかってるが、焦らずに何をしたらいいんだろう。実家に住み、家事をこなし、一日が自分への嫌悪感に包まれて終わる。休むにも休めない、僕以外働いているのだから家事ができるのは僕しかいない。彼女だって将来への不安を明確な言葉として僕に伝えてきた。

休みたい、休めない、休んだら何がしたい、わからない、やめたい、なにを、全部

実家というある種恵まれた環境の中でも苦しみが続くなら、就職や結婚したらどうなってしまうのだろう。現在は失業給付金でささやかながら彼女を楽しませる事ができる。たばこも酒も飲める。この給付金が打ち切られる11月に僕はどうしているだろう。

「男として」「情けなくない」自分をどう作っていけばいいのだろう。

明日も家事の合間に死にたくなって洗い物して無理矢理寝るのだろうか。生きている意義が大きすぎて押しつぶされそうです。

 


【投稿者】
しんばら さん

【プロフィール】
双極性障害と言われたり統合失調感情障害と言われたり自分でもよくわかりません。たまーにギターとか弾いてます。
Twitter:@zytLss1hbP4fDEY


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