自己評価の低さがダメ恋愛を招く 手っ取り早い自己肯定感の高め方

ライフハック 恋愛 自己肯定感

「メンヘラ女の被害に遭った〜!」と言ってブログを開設する男性をたびたび見かけます。しかし、女性メンヘラ側も負けじとどうしようもない男性を捕まえては、彼氏側の身勝手な都合で捨てられたりしているんじゃないでしょうか。

不倫相手にされたり、浮気相手にされたり、セフレにされたり、お金を奪われたり、付き合って1週間で他の女性に浮気されたり、本気でビンタされたり、ゲームの機体を投げつけられたり、罵声を浴びせられて人格否定されたり、嫌だと言っているのに性交渉を強要されたり、彼がギャンブルやアルコール依存症だったり……ちなみに半分くらいはわたしの話です。

現在のわたしはパートナーとまるで老夫婦のように、大変穏やかに過ごしております。
ふと考えてみると、ここに至るまでにやってきた努力の中で一番効果的だったのは「掃除」だった気がするのです。

ということで今回は、「これ以上ダメ恋愛を続けたくないなら、恋愛するより掃除をした方がいい」という話を書きます。

※自閉症スペクトラムの症状として「捨てられない・片付けられない」があるのは存じております。今回のお話は「できるけどやらない・やりたくない」人へのお話です。

※あくまで個人的経験に基づく話ですので、科学的根拠などは当然存在しません。お暇つぶし感覚でお読み下さい。

 

ダメ恋愛を引き当てるのは自己評価が低いから


自分がメンヘラ真っ盛りの頃にしていた恋愛を振り返ってみると、「なぜダメ恋愛だと気づかないのか? どう考えてもダメだろう」という、分かりきったダメな恋愛をしています。あばたもえくぼとか、恋は盲目レベルでは済みません。

女性メンヘラは基本的に自己評価が異常に低い方が多い気がします。(“女性メンヘラ”などと一括りにしていますが、もちろん様々な女性がいらっしゃると思うので、例外はあるでしょう。)

その自己評価の低さで、ダメ恋愛を引き当てているのではないでしょうか。

わたしの独断と偏見と経験によって考え出した、女性メンヘラがダメ恋愛を掴んでしまうパターンを3つご覧下さい。

 

1.自己評価が低いので、つらい状況を甘んじて受け入れてしまう


自分には何の価値もないと思い込んでいると、どうしようもない相手からひどい扱いを受けても

「わたしなんかこんな目に遭っても仕方ない人間なんだ」
「自分もクズだし、相手もクズで丁度いい」
「自分の価値が低いから、2番目の女に選ばれるんだ」
「誰も価値を見出してくれないこんな私を、彼は選んでくれた」

…などの自己完結をする気がします。

これを読んでいるあなたが当てはまるかどうかは分かりませんが、わたしは完全にこれでした。こういう考えだと、途中から「これはダメな恋愛では…?」と薄々気づいても、逃れる事ができなくなります。

 

2.自分に罰を与えたいので、無意識にひどい扱いをしてくれる男を選んでいる


以前メンヘラ.jpに掲載していただいた「『私は幸せになる資格がない!』 進んで不幸を選び続ける自罰人生から解放された話」にも書きましたが、わたしは自罰的な精神傾向が強くありました。

ひとつの恋愛が終わった後、周囲にいた共通の知人などから「いや実は、最初から『あいつダメだろ』と思ってたんだよねー…」と言われる事が時々あったのですが、その度にわたしは「なんてわたしは人を見る目がないんだ! 周りは、ひと目見ただけで気づくのに!」と思っていました。

これ、今となっては違う可能性が思い当たります。

わたしは最初から、ひどい扱いをしてくれそうな人だと分かっていて近づいていたのではないか? と。

仕事やらプライベートやらでそれなりに色々な人と知り合いになってはいたのですが、その中で

・収入がしっかりしている(安定志向)
・感情の起伏はほとんどない
・打ち込んでいる(お金を大量に使う)趣味を特に持っていない
・飛び抜けた才能や行動力などは特にない
・自分のことを好きになってくれる

…みたいな人がいても、以前なら全然好きにならなかったですからね。

だって、こんな人と付き合ったら、幸せになっちゃうと思いません? 無理無理! わたし幸せになる価値とかないから! あと、こんな女(自分)を好きになる人なんてロクな奴じゃないよね? わたしの本性も知らないで(見抜けないで)、わたしを好きになるとかバカじゃないの?

というようなことをおそらく無意識で考えていて、わざわざ困難な人生に爆進しそうな男性を選んでいた気がします。

 

3.低い自己評価を養分にし、ひどい扱いをしてくる人間に育て上げている


女性メンヘラには少しつらい話になってしまうかもしれませんが、女性メンヘラの瘴気に当てられて、元々はまともだったはずの人がクズに変化している場合があります。

突然ですが、「es[エス](原題:Das Experiment)」というドイツ映画をご存知ですか?原題は「実験」という意味なのですが、そのタイトル通り“ある実験”を題材にして作られた映画です。

その実験とは、擬似刑務所で20人の男を「看守」と「囚人」に分け、それぞれ与えられた役になり切り2週間生活する(引用:es(映画) - wikipedia)というもの。

最初は仲良くやろうぜ的な感じで過ごしていたのに、そのうち看守役の人が“看守の心”になりきってしまい、暴走してとんでもない事態に……というような映画です。暴走した看守役の人々は、元々はぜんぜん違う職業の人たちなんですよ。

この映画の題材となった実験は、1971年にアメリカで実践された「スタンフォード監獄実験」です。つまり何が言いたいかというと、人間の脳や精神は簡単にダマされてしまう、ということです。

女性メンヘラが毎日毎日「わたしなんてダメな女だ」「あなたが居ないと生きていけない」というような話をすると、お相手はおそらく精神や脳がダマされた状態になります。「こいつは本当にダメな女なんだ」「何をやってもいいんだ」「自分に逆らえないんだ」という具合に。

催眠術にかかりやすい人とかかりにくい人がいるように、そうならない人も勿論いるでしょう。しかし「es」や「スタンフォード監獄実験」の結果などを見ていると、その可能性がゼロであるとは言い切れない気がするのです。

 

自己評価を高めるために掃除をしよう


前置きが長くなってしまいましたが、ダメ恋愛を引き当てる原因に「自己評価が低いこと」があるのなら、逆の結果を求めるためには「自己評価を高めること」が一番手っ取り早いです。

…というような話をすると必ず出されるのが

「でも、自分のことなんか絶対に愛せないんです」
「自分を認めるなんて無理です。できません」

という反論。

お気持ちはめちゃくちゃ分かります。わたしも長い間「分かってるけど、無〜理〜! 絶対む〜り〜!」と思っていました。

ということで、掃除です。

自己評価が低いまま新しいパートナーを求めて恋愛しても、次々とダメ恋愛遍歴を重ねるだけです。恋愛している時間があったら、掃除をしましょう。

 

汚い部屋にいると「自分はこの程度の女」を助長する


「何で掃除するのが自己評価を高めることになるわけ?」と疑問をお持ちの方も多いかと思いますが、逆の発想でいきましょう。

汚い部屋に居て平気ということは、「自分は汚い部屋がお似合いの女だ」という心理が働いているのではないでしょうか。「わたしはどうせ汚い部屋がお似合い」と「わたしはどうせクズ(ダメ恋愛)がお似合い」って、似ていると思いませんか?

モデルルームのような部屋に住めば幸せになれる、という話ではありません。「汚い部屋がお似合いのわたし」という自己暗示をやめるために、掃除しましょうという話です。

 

「掃除」と「片付け」は違う


今回のコラムを書く前にTwitterで軽く呟いたら思ったより反響を頂きました(ありがとうございます)。そこでふと気づいたのですが、「掃除」と「片付け」を混同している方が多いのではないでしょうか。

掃除を辞書で引いてみましょう。

そう‐じ〔サウヂ〕【掃除】 の意味
[名](スル)
1 はいたりふいたりして、ごみやほこり、汚れなどを取り去ること。「庭を掃除する」「ふき掃除」
2 社会の害悪などを取り除くこと。「政界を掃除する」

(引用:そうじ【掃除】の意味 – goo国語辞書



2番目の意味がかなり過激ですが、もちろん1番目の意味をご覧ください。辞書にもある通り、「掃除」に片付けは含まれていないのですね。

掃除はごみやほこりや汚れを取ることです。多くの「掃除ができない!」とお嘆きの女性は、掃除ではなく片付けが出来ないのではないでしょうか。とりあえず片付けは後回しにして、掃除から先にやりましょう。

 

掃除をして自尊心を取り戻そう


片付けではない掃除って何? という方のために、わたしが考える掃除方法を挙げていきます。

・その辺に置いてあるゴミ(主に紙ゴミ)を捨てる
・目についた埃を取る(ハンディモップ使っても、手でつまんでも、何でもいい)
・流し台や風呂場などの水垢を取る
・トイレの汚れを磨く
・壁の汚れ等を雑巾で拭く
・フローリング用ワイパーやコロコロをかける
・掃除機をかける

という所でしょうか。

ご実家にお住まいで居住空間が広いという方は、とりあえず自分の部屋から掃除していきましょう。実家以外(一人暮らしなど)の方は、自分が生活している空間を綺麗にしていく、というイメージで少しずつ掃除を進めましょう。

「雑巾いちいち買いに行くのめんどくさい!」という方は、家の中で一番汚いタオルとか着なくなったTシャツとかを切って使えばいいです。拭ければ何でもいいので。ただ、掃除用具を新しく買ったことで「掃除するぞ!」と気持ちがシャキッとする場合もあります。自分はそういうタイプだな〜という方は、100均やホームセンター等で雑巾とかトイレブラシとか買いましょう。

個人的に上記の掃除方法で一番実践しやすかったのは、

・その辺に置いてあるゴミ(主に紙ゴミ)を捨てる
・目についた埃を取る

でした。

これも個人差があると思うので、好きだな〜やりやすいな〜っていう掃除からやってみて下さい。嫌いなことを無理にやろうとすると続かないので、できる事から自分のペースでやった方がいいです。

ところでわたし、掃除に関して好きな言葉がありまして。

「部屋の埃が積もるほど、自分の誇りがなくなっていく」ってやつです。お察しの通りダジャレなんですけど。しょうもないダジャレですが、「自分の部屋の埃を取れば取るほど、自分の誇りが取り戻されていくんだなあ…」と思ったらかなり掃除に身が入りました。

お陰でかなり自尊心が取り戻せて、長いこと着席していた浮気相手の座から離れられた気がします。「ダジャレかよ〜」と思いながら、誇りを取り戻してみてくださいね。

 

掃除ができたら、片付けもできるとなお良い


掃除と片付けは別、と言いましたが、もちろん片付けも出来た方がなお良いです。

わたしの中で片付けというのは

・物の定位置(コーナー)を決める
・物を使用したり動かしたりしたら、必ずまた定位置に戻す

の繰り返しだと考えているのですが、まあ、分かっていてもできませんよね。わたしも全然できてなかったし、「やろう!」と思ってから身につくまで相当時間がかかりました。

わたしが実践した「片付けができるようになる」ための方法は以下の通りです。

・100均でボックスや小皿などを買ってきてそこに収める
(収納ボックスや小皿の場所は基本的に変えない。中身を取り出すだけ)
・すぐ使うものと滅多に使わないものを分けてしまう
・定位置にした引き出し等にその物の名前を書いたラベルを貼る
・ものを持ち出して帰宅した後/ものを使用した後に、できるだけすぐ定位置に戻す
・届いた郵便物はその辺に置かず、すぐ確認してすぐ捨てる(必要なものだけ決まった場所へ)

しかし定位置を決める以前に、部屋に物があふれているとそもそも収納場所がないです。収納場所を作るためには、いらないものを処分するしかないんですね。

わたしがものを処分できるようになったのは、近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」という本のおかげでした。これ読んだ数日後に、洋服を100着くらい捨てることができましたね。個人差はあるかと思いますが、気になる方は一度読んでみてください。書店で漫画版も見かけたので、活字が苦手な方は漫画版を読んでみると良いかと思います。

「ときめかないものは要らねーや」って気分になるので、傷つくだけでどうしようもない、ただズルズル引きずっているだけの恋愛なども捨てることができます。(というか、わたしはできました。)

通常、片付けというのは“掃除を楽にするために”行うことだと思います。しかし、多くの人は片付けができないから掃除まで到達しないのではないでしょうか。ということで、“片付けがしたくなるようになるために”掃除をしましょう。掃除が習慣化してくると「これがここにあると邪魔だな!」と感じるので、気づいたら片付けが進んでいることもあります。

 

掃除でも何でも、すべては“自分のために”行うこと


「良いパートナーを見つけるために掃除をした方がいいですよ」と言うと、“良いパートナーのために”掃除をしますよね。そうではなくて、掃除も片付けもあくまで自分のためにやりましょう。

正直、自分のために生きられるようになるのなら、別に掃除をしなくてもいいのです。自分を大事に想えるようになるために、まずは掃除から始めてみましょうか、という話なので。

一番大事なのは掃除をできるかどうかではなくて、「自分のために何かをしてあげられるか」「自分をかわいがってあげられるか」なのです。

掃除や片付けが苦手なままでも、自分をかわいがって生きることができたら、代わりに掃除や片付けをしてくれるパートナーが見つかるんじゃないか、とわたしは思っています。掃除してるのにいいパートナーが見つからないんですけど! という方は、「自分のために掃除をできているか」「他に自分をかわいがれる方法はあるか」を考えてみて下さい。

そして自分のために自分の居住空間を綺麗にすることができたら、自分の好きなものをたくさん置きましょう。いらないものをズルズル持つなというだけなので、物を無くせって言うわけじゃないんです。自分が大好きで大事なものなら、ガンプラだってなんだっていっぱい飾っていいのです。

何よりも大切なのは、無理をしない/頑張りすぎないこと。自分をいたわったり大事にしたりできるようになれば、同じく自分を大事にしてくれるパートナーが現れる(もしくは選びとれる)ようになるのではないかな…と思います。

とはいえ、わたしの現在のパートナーが本当にいい人なのかどうかは、正直どちらかが死ぬまでわからないのですけどね。

とりあえず今は穏やかに過ごしております。あなたもダメな恋愛を捨てて、平穏に過ごせますように。

ごきげんよう、さようなら。

 


【投稿者】
巴 さん

【プロフィール】
境界性人格障害歴20年くらい。
悩みながらのんびり生きてます。

・Twitter : @palicosp
・Blog : ぱりことば。

 


【募集】
メンヘラ.jpでは、体験談・エッセイなどの読者投稿を募集しています。
応募はこちらから

この記事のカテゴリ・タグ

ライフハック 恋愛 自己肯定感
このエントリーをはてなブックマークに追加

1件のコメント

メンヘラ恋子 返信

ありがとう。掃除します

コメントを残す

返信をキャンセル
返信先コメント

captcha