自殺未遂を経て、初めて「死ぬのが怖い」と思った

体験談 死にたい 自殺未遂 くじらさん

僕は先日、死のうと思って、ODをしました。

今まで時々自傷行為はしていましたが、実際に自殺行為に及んだのは今回が初めてでした。

 

そもそもなぜ死のうと思ったのか。

僕が初めて死にたいと思ったのは、小学校低学年の頃。夕方の歩道橋の上で「ここから落ちたら全部終わりにできるのかな」と思ったのが最初です。

その時期に親が離婚をしたことや、母親の再婚相手とすこぶる相性が悪かったことなどがこの思考に至るまでの原因だと思われます。そのストレスのせいか、幼少期から小学生にかけての記憶があまりないので憶測ですが……。

それから今、19歳に至るまでの10年程「死にたい」思いを抱えて生きてきました。それだけ死が身近だったといえるかもしれません。僕は死ぬということがそこまで特別なものだと思っておらず、死ぬ=怖いという感覚がありませんでした。

 

自殺未遂を経て初めて死に恐怖した


そして上記の通り、先日死ぬつもりでODをしました。そのとき僕が初めて思ったこと。

「死ぬのこえええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!」

これです。今まで「別にいつ死んでもいいや」くらいに思っていたんですが、いやー、死ぬのって怖いっすね!!!

実際、薬の効き始めは「やっと楽になれるのか」って思いました。僕は薬を飲む前に色々吐き出してから死にたくて、ツイッターで自殺を匂わすようなことを書いたんです。そしたら僕が薬を飲んだしばらく後、それを見た友人から「生きてる?」っていうリプライが来たんです。で、「あー、こんな僕でも心配してくれる人がいるんだ」って思ったら、「死にたくないな」って。今までの人生で初めて「生きたい」って思えたんです。

それからはもう必死でした。パニック状態の頭とふらつく体でなんとか姉に助けを求め、救急車を呼んでもらい、一命を取り留めることができました。

その後の入院中も、家族やら親戚やらが本気で心配してくれて、「死ぬってことはすごい大きなことなんだな」というのを身をもって実感した次第です。

 

「死にたくないのに死ぬ」のはやりきれない


この経験を通して伝えたいことが一つあります。

以前の僕と同じように、死ぬということに対してさほど恐怖を感じない人は、意外と多くいるのではないかと思います。また、そのような人の中には、「死にたい」という思いを抱いている人も多いような気がします。

僕は、そのような人たちに自殺をしないでほしいとは思わないし、そのようなことを言う権利は誰にもないと思っています。

ですが、自殺を試みる際に、いざという時に「助かる道」を用意してほしい、と思います。難しいことかもしれませんが……

自殺を実行に移したその瞬間、初めて「死ぬのは怖い」と思える人は絶対にいます。なぜなら、僕もそうだったからです。そう思った時に、もし誰にも気づかれず、誰にも助けを求められなければ、「死にたくないのに死ぬ」ことになります。それは、とてもやりきれないことだと思います。

死にたいという気持ちは突然やってくることもあり、その時に条件が整っていれば自殺に走ってしまうのは、僕はしょうがないと思います。でも、もし「生きたい」と初めて思えたのに、何もできずに死んでいたとしたら……と考えると、僕はとても嫌だなと思います。

なので、僕のただのわがままですが、どうか「助かる道」を一つでも残しておいてください。これが、僕の伝えたかったことです。

このような駄文を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 


【投稿者】
くじら さん

【プロフィール】
大学2年生 19歳
Twitter:@utukujira


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