ヘルプマークの認知度は? 実際にヘルプマークを付けて2ヵ月生活してみた

体験談 ヘルプマーク こむぎこ

皆様こんにちは、こむぎこです。
私事ですが結婚し、苗字が変わり、同居人が旦那さんに変わりましたので今後同居人は旦那さんに変わります。

さて、以前メンヘラ.jpでも「ヘルプマークって知ってる?メンヘラでも使って良いんだよ」という記事が掲載されていましたが、今回は実際にメンヘラである私がヘルプマークをつけながら生活してみた体験を記事にしてみました。

因みに、私の住む大阪では2017年7月現在、行政によるヘルプマークの配布がありません。8月に配布開始予定らしいですが。(※編集部注 参考:大阪府/ヘルプマークについて

なので、インターネットでテンプレートを探して自作のヘルプマークを作り、実際に1人、もしくは同居人と出かけた際の

・周りの人の反応
・実際に行動(声かけ等)を起こしてくれたか
・ヘルプマークをつけていることによるメリット、デメリット
・総括

をまとめてみました。

あくまで私の主観、そして私の住む町、行動範囲での体験談です。

 

■条件


・1人で行動するときも、旦那さんと行動する時も、外出時は常にカバンにヘルプマークをつける。

・時間、場所は選ばずとにかく外に出るときは身に着ける。

というシンプルな条件で、日常においてどれだけ認知されているのか、行動を起こしてくれる人がいるのかを身をもって体感するために検証しました。

期間は自作して中身を書き上げた5月中旬から7月中旬までの約2か月の期間です。その間の外出は病院や近所のスーパー、ドラッグストア、銀行、などメンヘラの日常にも普通に起こりうる様々なシーンです。

では、実際に検証期間中に起こった事例を挙げていきたいと思います。

 

■ケース1「電車にて」


電車はラッシュ時のパニックが怖すぎて、比較的人の少ない時間を選んで乗っていました。ヘルプマークを付けるより前に何度かパニックを起こしていて、とてもじゃないがラッシュは無理だと悟ったのであえて避けていました。検証としてはパニック時の周りの対応に確認も行いたかったのですが、自分を追い込んでまですることでは無いと諭されたので止めにしました。

期間中でマークに目をとめる人はいましたが大抵の人が「なんじゃこれ」のような、よく分からないものを見ているような気がしました。

何度目かに電車に乗ったときは、偶然か席を譲って下さった男性がいましたが、そのすぐ目の前に「知っていますか?ヘルプマーク」のような広告があり、それの恩恵なのかなとも思ったりしました。

 

■ケース2「銀行にて」


旦那さんと一緒に銀行に行き、私は待合の座席でウトウトして少し眠っていたのですが、近くにいた女性がマークに気付いてわざわざ銀行員さんを呼んで声をかけてくれました。眠っていたのでナルコレプシーと勘違いしたそうです。

何事も無い場面で他人に迷惑をかけてしまったかもしれない申し訳なさはありましたが、気づいてくれて、行動まで起こしてくれたことは素直に嬉しかったです。

女性に感謝を伝えたらハグをしてくれて「ちゃんと食べるんだよ」と一言声をかけてくれました。多分私の体の細さを見て「食べるんだよ」と言ってくれたのだと思います。

 

■ケース3「その他の場所」


普通に外を歩く、近所のスーパー、病院と調剤薬局、大型の商業施設など店舗では誰もヘルプマークには気に留めていないように思いました。

あったとしても「なにこれ」の視線が少し向くことがあったくらいです。

 

■メリットとデメリット


メリットとデメリット、というよりも感想に近いのですがご容赦ください。

【メリット】


・銀行、電車の出来事のように、ヘルプマークを知ってる人、気づいてくれた人には助けてもらうことが出来る。

・自分の心の持ちようですが、優先席、普通の座席でも「見た目で分からない疾患を抱えているのに座っていていいのだろうか...?」という自分の心に掛かる負担を「ヘルプマーク付けてるから」と思う事で少し軽減できる。そう思えるかどうかは個人差があります。

・外出の際の心のお守りになる。


【デメリット】


・例えば妊婦さんなど、どんな人でも身に着けられるマークなので、周りから見ると何に困っているのか分かりにくいのでは?と感じた。

・現状では認知度があまりにも低く、本当にヘルプマークを必要としている人しかヘルプマークの存在を認識していないと感じた。


■総括:認知の浅さが今後の課題かも


まだまだどの年代にも認知が浅く、リュックのど真ん中に着けていても駅で平気で後ろからぶつかられる事もありました。また、公共交通機関、国、地域全体が「もっとヘルプマークを広めよう」としているとは思えないし、実際に検証してみても感じませんでした。

ACの広告のようにもっと様々な媒体で広い年齢層の人に知ってもらわなければ、現状ではただの「よく分からないマークを付けた人」「スイスの国旗みたいな名札を付けた人」にしかならないなと思いました。

配布予定のない地域もあり、とても良い意思表示の制度だと思うのに、本当に圧倒的に認知が足りていないと思います。

今後、年月が経ってヘルプマークが浸透するのか、廃っていくのかわかりませんが、妊婦さんの「妊娠しています」のキーホルダーのように電車でも広告が打たれたり、広く知れ渡りメンヘラもほんの少しでも住みよくなれば良いなと願います。

 

最後に重ねてですが、私が検証したのは大阪の、私の住むとても狭い範囲での検証です。よくも悪くも全ての街、全ての人がこうだとは限りません。

普及していない街でも約2ヶ月という比較的短期間で声をかけて助けて下さった方がいたので、私は今後もどこへ行くときもヘルプマークを付けて出かけようと思っています。

最後まで読んで頂きありがとうございます。以上、こむぎこでした。

 


【投稿者】
こむぎこ さん

【プロフィール】
20代女、主婦、ニート。
最近Ⅱ型双極と共に生きてゆこうと腹括りました。
Twitter:@komuquatch

 


【関連記事】
「ヘルプマーク」って知ってる?メンヘラでも使っていいんだよ


【募集】
メンヘラ.jpでは、体験談・エッセイなどの読者投稿を募集しています。
応募はこちらから

この記事のカテゴリ・タグ

体験談 ヘルプマーク こむぎこ
このエントリーをはてなブックマークに追加

0件のコメント

コメントを残す

会員のみコメントが可能です

新規登録する

ログインする