僕がひきこもりになった理由と経緯

体験談 ひきこもり 双極性障害 わとりん

こんにちは。生きているだけで限界なわとりんと申します。

メンタル不調を起こしたのはおよそ7年前で、そこから騙し騙し生きてきました。

ブラック企業に就職してしまい、2年ほど前にメンタルが爆発四散して異常行動を取るようになり入院。双極性障害と診断され今に至ります。現状は比較的安定しておりますが、日常生活もままならない日々を送っています。

 

前回は「引きこもりが旅行に行ったよ!」という話を書きました。引きこもりの方が外出するにあたって何か参考になればと思います。

しかしながら、引きこもりにも色々なパターンがあると思います。中学生頃からなんとなく引きこもるようになった方や、つらい過去に苛まれて引きこもるようになった方や、僕のようにある日突然外に出られなくなった方もいると思います。

前回の記事の前提条件をお話するという意味でも、僕が「どのように引きこもりになったのか」ということを書いていきたいと思います。

 

前段の自己紹介で「メンタル不調を起こしたのはおよそ7年前」とありますが、これは私が大学生2回生の頃の話です。きっかけは何だったのかよく覚えていません。もしかしたら高校生の時に好きだった女の子と連絡が取れなくなったとか、同じサークルの女子が先輩と付き合っていたとか、そういうしょうもないことだったのかもしれません。

この頃から僕の体と精神が別次元から世界を見ているような感覚に襲われるようになりました。そしてサークルの飲み会やイベントごとにおいても、「自分なんかいなくてもいいんじゃないか」と頻繁に思うようになりました。事実、そのあたりから他者との会話の仕方がよく分からなくなっていました。

このあたりではまだ「違和感」レベルの不調だったと思います。

体調が急変したのは大学3回生のときです。ひょんなことからバイト店長を任されることになりました。今思い返せば大した仕事はしてなかったのですが、当時の僕は責任と周囲の視線と期待に答えようという気持ちで押しつぶされそうでした。

それでも引き受けた以上は全力でやろうと、とにかく無我夢中で仕事に励んで、契約期間を乗り越えることができました。周りの人も褒めてくれたし、とてもねぎらってくれたし、とても幸せだったと思います。

今でも忘れられないのですが、この仕事が終わってから体に力が入らなくなってきていました。それでも大学の講義やサークル活動はある程度はできていました。しかし、この2ヶ月後に何かのはずみがあったのかも分かりませんが、世界が歪んで見えるようになりました。外に出ると走っている自動車がとても怖く感じるようになったり、ビルが異常に大きく見えて自分を押しつぶそうとしているように見えたり、自分の部屋(当時は一人暮らし)でも自分を怒鳴りつけるような声が聞こえたり、迫り来る足音が聞こえたり、部屋に座敷わらしが見えたり、体中に虫が這いずり回っているのが見えたりするようになりました。

そして布団から出るのが怖くてたまらなくなるようになりました。(実はそれでもバイトは行ってたりしていたのですけどね。今思うと頭おかしいと思います。)

このような状態が数カ月続いて、精神科に初めて受診することになりました。

先生は淡白な感じで、「お薬出しますね―」というタイプの先生でしたが、薬をのむことである程度症状は緩和されたと記憶しています。

しかし、今度は情緒不安定になるという症状が出てきました。

とにかく死にたくてたまらない。もう一生今の苦しい気持ちが続くなら死んだほうがいい。様々な外的要因で情緒不安定になるようになりました。そうして自殺未遂や自殺の真似事を繰り返したりしはじめました。この時期の詳細については以前投稿した「首吊り・服毒・ガス自殺 様々な自殺方法を試した末の結論」という記事をご覧ください。

しばらくして、情緒不安定のまま就職活動に突入し、県内ではそこそこの大企業と零細企業から内定をもらいました。ちなみにこの頃は彼女がいて、何から何までバックアップしてもらいました。内定は彼女の成果だと断言できます。この頃には「死にたい」という気持ちは殆どなくなっていたと思います。

結果としてそこそこの大企業に就職したのですが、平均残業時間が月70h~80hとなかなかハードな会社でした。しかも実態は平均残業時間ではなく最低残業時間だったという...。

残業時間のハードさはあったものの、職場の人間関係もそこそこ良好で、上司や先輩からいろんなことを教えてもらったり、手を焼いてもらったり、とても可愛がってもらったと思っています。残業もなんだかんだでこなして、プライベートも制限はあるものの新しい趣味ができたりして、疲弊はしていましたが充実していたと思います。

しかし、状況が一変する出来事がありました。会社の製品の大量受注によって兎に角人手が足りない状況になりました。その影響で部署を掛け持ちするという事になり、残業時間が1.5倍くらいに伸びて、休日も月4日あったのが1日くらいまで減り、フラフラになりながら仕事をするような日々が続きました。

カフェイン錠剤を飲むなどして兎に角1日1日を乗り切ってやろうとしましたが、ある日朝起き用としても金縛りのように動かなくなりました。そのような日が頻発するようになり、「なんで動けないんだ」と朝からわんわん泣いていたのを覚えています。

そして会社を休職することになました。

当初はすぐに良くなると思っていました。なぜなら1週間位休んだらものすごく元気になったのです。兎に角遊びまくっていましたが、同時に「死にたい死にたい」という気持ちが久々にやってきました。「元気で遊びたがりな死にたがり屋」は兎に角遊びまくって、200万くらいあった貯金を3ヶ月ほどで全部溶かし、借金を400万円ほど作ってしまいました。本当にバカなことをしたと思います。

ある日また動けなくなり、病院もいけなくなり、入院治療に切り替わりました。双極性障害と診断されました。数ヶ月入院した後、「仕事に戻れるかも...?」くらいまでは調子が良くなりました...が、会社からは「病気が良くなっていない」とされ解雇されました。

そのあたりから今に至るまで常に死ぬことばかり考えていて、時には医療措置入院になったりしましたが、一番の変化は外に出たくなくなりました。とにかくもう嫌で嫌で仕方がないのです。通院もなんとか行けてるレベルで、ときどきすっぽかしますし、最近は1ヶ月家から一歩も出なかったりもしました。考えていることは「どうやって死のうかな」です。ときどき「キモくて金のないおっさん」について考えています。

2度目の入院から退院して3ヶ月ほどしてからまた引きこもるようになってしまったのですが、原因は身体の不調が強く出るようになったことです。規則正しい生活をしていると、頭がぼーっとして痛かったり重かったりするし、下痢は酷いしという状態で、外出したくてもできなくなりました。

もう一つ外に出たくない理由があり、それは「ご近所の目」です。どうやら「いい年して引きこもって」とか「危なそう」みたいなことがまことしやかに噂になっているそうです。
とても外に出たくありません...。

この状況は今これを書いている時も続いています。

僕の引きこもり状態はこのようにして出来上がりました。ありがとうございました。


【投稿者】
わとりん さん

【プロフィール】
中高生の時から「周りの人となにかおかしいな?」と思いながらもなんとか高校を卒業。大学生の時にメンタル不調を自覚。ADHD・統合失調症と診断され治療を開始。その後就職するも、150h残業でメンタルが爆発四散して入院。双極性障害と診断される。気がついたら借金まみれになっていてお先真っ暗な感じでもなんとか生きています。

twitter : @wtwtringring


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