必要とされたい気持ちから恋愛とセックスに逃げてしまう人のために

体験談 性依存症 桜桃

子供の頃、死にたくてたまりませんでした。

我が家は7人家族。男尊女卑の家庭で、「男は女に従うものだ」と子供の頃は思っていました。メンタルが強くない母は、家庭でのストレスを私に向けました。弟は怒られると乞音が出るため、倍怒られた気がします。私もひどいアトピーになりました。

学校でも孤立していた私は、恋愛と性の世界へ逃げ込むようになります。このひどい環境から救いだしてくれる人が必ずいる。自分のことを肯定してくれる人がいる。何よりも、性のことをちらつかせれば、男性は近寄ってきてくれる。

精神的に自立出来ていない人間は、人に救いを求めたところで痛い目に遭うだけです。もちろん、大変な環境で生きてきて、人から救われている人はたくさんいます。しかし、彼らを見ていると、他人に多くは望んでいないのです。

恋愛したところでうまくいかない。結局、性への道へ逃げます。最初は男性と性的関係を持つのは楽しかった。しかし、大体1回きりでした。1ヶ月に何度も、男性から捨てられたという感覚を味わっていたのです。

私は非正規雇用社員となっていました。仕事は恐ろしく暇で、全く達成感が得られませんでした。仕事で必要とされなかったり、成果が得られないと、自分を傷つけたくなり、出会い系に投稿しました。あまりに投稿しすぎて、「お前○○(出会い系で使っていたHN)だろ。終わってんな」というメールをもらったこともあります。

誰かと寝ても満たされることはなく、経験人数だけが増えていきました。募るのは罪悪感だけです。気がついたら、周りの人々は皆、結婚、出産していました。

「いつまでこんなことをしているんだろう」そんな思いが頭をかすめました。

信頼できるカウンセラーに会ったことで、私は自分を傷つけるような性行為や恋愛をやめるようになりました。やめるようになると、環境が変わり、仕事に打ち込めるようになりました。

仕事が忙しいのもあり、今は異性と関わりを持つことさえあまりないです。心は穏やかになりました。

自分を大事にする方法は様々です。食事、運動、髪や肌の手入れなど。

自分で丁寧にマッサージをし、時間をかけて肌の手入れをするようになったら、自分はちゃんとした存在なんだな、と思うようになりました(アトピーで、肌に対して思うことがあったのでしょうね)。

自分を大切にして、自立したところの先に、人との本当に良い付き合いがあるのだと思います。


【執筆者】
桜桃 さん

【プロフィール】
10歳から心療内科に通院しはじめて13年が経ちました。


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