レズビアンをカミングアウトしても孫を求めてくる両親に思うこと




こんにちは。鬱で高校中退、中卒の糞ニートもどきです。

ビアンという題名通り、私の恋人は男ではありません。女です。
勿論私も女ですので、レズカップルとなります。

「わあ!れず!わたし、れず、だーいすき!」

なんて言う奴の気が知れません。レズ自身は人生に障害だらけで、所謂 百合豚様がレズだ百合だとニヤニヤと見てくるのが気持ち悪く感じます。

ところで、私は親に対し「接客業」をしています。親と四六時中顔を突き合わせ、親を上司と思い接しているのですが、客商売ですので、これがまあしんどい。

「彼氏さんはいないの?」
「子供は?」
「孫の顔、早く見たいわよねえ」
「結婚すれば収入なんて男に任せちゃえばいいのよ」
「同性愛なんて気持ち悪い」
「孫は早い方がいいわよ」
「はやく孫の顔を」
「子供を産んで親孝行よね」
「彼氏さん早く作りなさいよ」
「イケメンな彼氏でお願いしたいわ」
「旦那はいらないから子供だけ作って」
「孫」「孫」「孫」etc,etc…

私に許されるのは愛想笑いと、そうですねえという返事だけ。仕事のことや私生活を話されて、「こんな娘に育ってほしくなかった」と嘆かれるのもにこやかに見つめてなくてはいけません。孫の話に関しては、早く産みたいですと心にもないことを言わなくてはなりません。

ここで皆さんに知っていただきたいのが、私の年齢です。嘘いつわりなくお伝えします。19歳です。しかも働いてるのは17からですので、未成年どころか18以下の子供に朝から晩まで孫を寄越せと言い続けているのです。犯罪だぞ。

母には同性が好きだと泣きながらカミングアウトをしましたが、それでも孫孫と言い続けます。

成る程なあ。私、孫生まなきゃ生きてる価値ないのか。

そう思わざるを得ないし、実際そうなんだと思います。

高校中退で中卒。専門学校に通って親の専門職である職場を継ぐしか道はない。しかしその専門学校に通うには多大なお金が必要で、先日月給一万円足らずで働きだした娘に「自分で金を払え」と言い放つ父親。

泣いても許してくれません。何故なら生まれたことが間違いだったのです。

二つ下の妹は客の前で親という名の上司にため口を聞いても、まあまだ若いし、反抗期だし、で許される。まあ、順当に鬱再発しましたよね。

 

通話口の向こうの、恋人の別人格が鳴らすペットボトルのべこべこ音で涙が出てきました。

何故なんて理由はありません。べこべこなってる音を聴いてたら涙が出て来た、あるのはそれだけです。

そうこうしている内に恋人も鬱になりました。就職活動と家族内不和と愛着障害と解離が混ざりあって鬱症状で精神科通院。

ようやくかってぐらいですけど、なんか恋人も前々から鬱だったような気はします。

しかしその病院ではまともな病名を教えてもらえず、「私のこれは甘えなんだ」と自分で自分を追い込みさらに悪化の道をたどります。

回復の兆しが見えていた私も、連日の恋人の死にたい別れたい貴方のためにもう話したくない大嫌い気持ち悪いで追い詰められていきます。そんなことないよーとか、君は素敵だよーとか、本心ですが、言っても聞きません。そりゃそうだよね。で?どしたらいい?19の小娘には人生経験もありません。年上の鬱患者の遠距離恋愛してる恋人に、声と文字でどう慰めればいい?

生身ならもう少し何かできそう。

そう思ったが吉日、就職活動と銘打って一時的に彼女を家から離し、自分の通っていた病院へと通院させることにしました。

19ですし、時給三百円以下ですし、家なんてありませんから、二人で祖父の家に居候です。

そしたらまあびっくり、話さないわ殴るわ蹴るわ家に帰りたがって夜行バスの予約をするわ別れたがるわでもう大変。

でも慰め続けたり寝かせたりすれば普段の可愛らしい性格に戻るんです。三十分も持ちませんが。

就職活動はしないのかと祖父からも親からも白い目で見られ、一人になると親から恋人関連で叱られ、女同士で気持ち悪い、距離感がおかしい、甘えるな、就職しろ、親子の縁を切るなどと言われ、なんかもう板挟みで、それでも家族にも恋人にもいい顔して。

でも恋人が笑ってくれるから、私のことを好きって言って、頼ってくれるから。そこだけを生きる糧に頑張り続けて、頑張って、ついにプツンと何かが切れました。

裸足で外に歩いて死のうとして、首を紐でくくって、薬を全部のみ切ろうとして、ナイフをお腹に刺そうとして。

なんかもういいや。なんかもういいよ。私要らないよ。さよならさよなら。

そんな気持ちになってます。ええ今もです。

もうすぐプチ同棲が終わります。その前に死にそうです。

あー、五千兆円あったらなあ。遊びまくって安楽死できるのに。

隣でまた不機嫌そうにバスの予約をする恋人を横目に、声にだすと「私があなたを追い詰めたんだ、別れる、死ぬ、喋らない、帰る、さよなら」と言われるので、黙ってこの私が生きていた証を書くのでした。

おしまい。


【執筆者】
深緋 さん

【プロフィール】
ADHDアスペルガー持ち。解離鬱を何度もぶり返しろくな学歴も持てずに親脛をかじる同性愛者。


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