「自己肯定感」と「生きづらさ」。苦しい状況から抜け出せない原因は何だったのか。

コラム うつ病 自己肯定感 かぷりこ

こんにちは。以前「反芻思考を2分で改善!手軽にできるストレス回避法」という記事を載せていただいた、かぷりこと申します。(改名しました)

今回は、私が生きづらいと感じている原因の1つについて書いていきたいと思います。

 

現在、私は無職です。以前はうつを患いながらもバイトや派遣社員をしていましたが、色々あってもうかれこれ1年くらい働けていません。少ない貯金を切り崩して生活していますが、その貯金も底をつきかけています。

そんな切羽詰まった状況になっても、一向に鬱々とした気分からは抜け出せず、身動きが取れません。日々気持ちは焦り、頭ではそろそろ働かないとまずい…この歳でまだ親に負担をかけている自分が情けない…と思っていても、求人サイトを見ることすらつらい、自分が働いている姿を想像できない。そんな状態です。

「働かなきゃいけない」とは思っていても、過去のトラウマからどうしても「働きたい」という気持ちになれません。そんな自分が更に嫌になります。

死んでしまいたい、消えてしまいたいと思っても、死ぬ勇気もありません。でも、生きる能力もない。本当に自分がクズに思えてなりません。

私がこの苦しい状況から抜け出せない大きな要因の一つに「自己肯定感の低さ」があると感じています。簡単に言えば、自分に全く自信が持てないのです。

 

何故ここまで自己肯定感が低いのか、それは生まれつきの性分や子供の頃の体験にも関係があると思うのですが、更にひどくなった原因は、ここ2〜3年で起きた仕事に関してのことです。

仕事内容が合わず、ストレスでうつ症状が出てすぐ辞めてしまうパターンを繰り返していたこと、ひどい派遣担当に当たってしまい、うつ病に対する偏見を含める数々の罵声を浴びせられたショックが大きかったことなど、それらが立て続けに起きたことで、ただでさえ低かった自己肯定感が地の底に落ち、自分は本当に何もできない、どうしようもない人間だ。そんな考えが四六時中つきまとうようになりました。

これではいけないと思い、どうしたら自己肯定感を育てられるのか、自分なりに調べたりもしました。

そこにあった情報は「どんな小さなことでもいいから今日できたことをノートに書き出し、自分を褒めてあげよう」「小さな目標を立ててそれを達成し成功体験を積もう」「自分をわかってあげられるのは自分だけ。優しくしてあげよう」等です。

実際やってみましたが、どれも長くは続かず、うまくいきませんでした。

例えば「今日は朝早く起きられた。掃除もしたし夕飯も作れた」と書くとしましょう。しかし、自分を褒めようとすればするほど「そんなこと出来て当たり前。働いてないんだから家事くらいするのも当たり前」という気持ちが強く出てきてしまい、無理矢理自分を褒める行為が虚しく、惨めになってしまうのです。

自分の中には常に、客観的で一般常識を振りかざし、自分自身を叱咤するもう1人の自分がいます。根が真面目に育ってしまったが故に「いつも正しく在ろうとする自分」が「正しくできない自分」を否定し、見下すのです。

生きて行くのに最低限のこと、たとえば働いてお金を稼ぎ自立することすら出来ない自分への絶望が止まらないのです。そのせいで人から「あなたはちゃんとできる人だし、自分のことを低く評価しすぎだよ」と言ってもらえても素直に受け入れることができません。

 

最近、目に見える形で世間が認めるような成果が出れば、少しは自分を褒めることができるかもしれないと思い、資格の勉強を始めました。合格する自信はないですし、もし合格出来たとしても自分を褒めることができるかどうかは分かりません。

これまでの人生、特に非行に走ったこともなく、勉強ができたわけではないけれど、学校にも真面目に通って卒業し、親からひどい虐待を受けていたわけでもないのに、なぜ自分がこんなことになってしまったのか。いくら考えても仕方のないことだと分かっていながら、落ち込む日々を過ごしています。

中にはこれを読んで、できないできないって言い訳ばかりじゃないかと思われた方もいるかもしれません。でも、もし私と同じような方がいたら、自分1人じゃないんだと知ってもらえたら幸いです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。皆様に穏やかな時間が訪れますように。

 


【投稿者】
かぷりこ さん

【プロフィール】
うつ病になってから早8年のアラサー。
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10件のコメント

月音山 返信

こんにちは。
私は資格によって自己肯定感を高める
ことができなかった人間です。
個人的には、お勧めできないです。
やりたいことを見つけて、それについての
資格をするならいいですが、自信をつける
ための資格取得はむなしくなるだけです。
難しい資格を追い求めすぎて自分の本望
を見失い、学習性無力感を感じるだけでした。
今、私は加藤諦三先生の書籍を読んだり、
you tubeでAruさんや猪狩さんや井上秀人さんの
動画で少しづつ取り戻せればいいなと思います。
たいしたコメントを残せず、すみません。

かぷりこ 返信

月音山さん
こんにちは。記事を読んでくださり、ありがとうございました。
月音山さんは資格取得で自己肯定感を上げることができなかったのですね。
記事には詳しく書きませんでしたが、私が現在勉強中の資格は
将来就きたい仕事と関係するもので、難易度も高くないものを選んでいます。
今のところ、体調を見ながらではありますが、勉強も続いてます。
ですが、資格も難易度や人によっては向き不向きがあるのですね。
月音山さんご自身の貴重な経験談を教えていただき、とても勉強になりました。
うまくいかなかった経験も、自分の向き不向きを判断するのに大切なことだと
思うので決して無駄ではないと思います。
書籍や、you tube等、他の方法で月音山さんが少しでも楽になれますように。
コメント、本当にありがとうございました。

すぅ 返信

はじめまして。私も仕事をはじめては辞め、はじめては辞めてきました。
学生時代にはじめた一番最初のアルバイトでうつになり、その時から自分のキャパを超えると途端に症状が出てしまうようになりました。繰り返す抑うつ感と、働くことへのトラウマ、生まれた時から変わらない過剰に敏感な性格から、今も定職に就けずにいます。なので私も家族にお世話になっている身です。本当に自分は良くない子だなと思います。甘えてると思うし、頑張ればできる色々な事にできない理由をつけて、逃げているだけなんだといつも思っています。
なにが原因で自分が生きづらいのかはっきりと分かりません。仲のいい家族だし、両親は私を愛してくれていると感じます。友達もいるし、どちらかといえば恵まれている環境にあるかと思います。だから甘いんだと言われればそうなのかもしれない。もっと辛い人もいるのだから、お前はもっとやれ、と頭の中のもう1人の自分が毎日語りかけてきます。
もう繰り返したくないのに、知らないうちに体調を崩して、あっという間に普通じゃなくなってしまう。自分の不調に気づくのが苦手なんです。休み方も分からないです。生きているだけで疲れます。
こんなのコメントでも何でもないですね…。
とにかく、この記事を読ませていただいて、ありがとうございました。このサイトにもとても感謝しています。

かぷりこ 返信

すぅさん
初めまして。記事を読んでくださり、ありがとうございます。
すぅさんも、お仕事でつらい目に合ってきたんですね。
似たような境遇でしたので、お気持ちお察しします。
失敗が続いてしまうと、自分がどんどんダメに思えて
また失敗したらどうしよう、と不安になるあまり萎縮してしまい
本来できるはずのことも出来なかったりしますよね。
きっと、すぅさんも根が真面目だからこそ、心の中のもう一人の自分が
厳しく語りかけてくるのだと思います。
世の中、確かに、自分よりつらい人がたくさんいます。
私もそんな人たちと比べたら、自分はなんて甘えたなんだろうと
思ってしまうこともあります。でも、世の中にどんな人がいようと
すぅさんが苦しんでいることに変わりはありません。
外部からのダメージと同じくらい、もしかしたらそれ以上に
自己否定ってダメージがとても大きいですよね。
なので、すぅさんもつらい日々を過ごされているんだと思います。
ですが、私はすぅさんからこうしてコメントをいただけてとても救われました。
こちらこそ、ありがとうございます。
同じつらさを抱えた者同士、ゆっくりやっていきましょう。

しそ 返信

こんにちは、記事拝見させていただきました。
今日自己肯定感の高め方は検索すればずらっと出てくるようになってますね。私もかぷりこさんの記事の中の「なにかできたら自分を褒めてあげよう」とかあちこちで見たり、ネットの友人に聞いたり…でした。でも実際心の中では「できるかっ!!!!」って怒鳴ってしまいます笑そんなことで自己肯定感が上がれば人生こんなに苦しくありませんよね。
私もレールから外れた親の脛をかじりまくる人間で現在疑心暗鬼で自己肯定感も低く、そんな自分から脱せないでいます。
かぷりこさんの記事を読ませていただいて、とても共感しました、そして「やっぱりネットの言葉みたいにすぐに自己肯定感をあげられない人もいるんだ、私だけじゃなかったんだ」と安堵して少し心が楽になりました。ありがとうございました。長文ごめんなさい。

かぷりこ 返信

しそさん
こんにちは。記事を読んでいただき、ありがとうございます。
しそさんも自己肯定感をなんとかしようとなさって色々調べたりされたんですね。
私もしそさんと同じように、ネット等で見た情報を試すたびに
「これができてたら最初から自己肯定感云々で悩んでないわ!」と
なっていたのでお気持ちよく分かります笑
しそさんもなかなか今の苦しさから脱せず、つらい日々をお過ごしかと思います。
そんな中、私の書いた記事が少しでもしそさんの心を軽くできたのなら
こんなに嬉しいことはありません。
しそさんがこうしてコメントをくださったことで、私も安堵できました。
コメント、本当に救われました。ありがとうございました。

返信

とても共感できました。
「自分を受け入れろ」なんて書いてある記事などありますが、受け入れるって具体的にどういうことなのかも分からないですし。

周りが何気なく出来ていることが自分に出来ていない焦りが溜まっていくのに、自信持てとか前向きにとか…うんざりしますよね。

ただ、同じように考えておいでのかたがいて
少し安心しました。ありがとうございます。

かぷりこ 返信

あ さん
記事を読んでいただきありがとうございました。
そうですね。「自分を褒めてあげよう。受け入れてあげよう」と
ありますが、そこに行くまでの過程が知りたいですよね。
きっと、自己肯定感の上げ方も、一人一人違って
自分に合うやり方を模索していくしかないんだと思います。
それは、難しいことですが、自分自身にしかできないんですよね。
記事を読み、共感していただいたことで、私も救われました。
こういうところからも自己肯定感を高めるのに繋げていけたらいいなと
思っています。こちらこそ、コメント本当にありがとうございました。

返信

はじめまして。死にたすぎて、私と同じ気持ちの人を求めて検索しつづけていたら、この記事と出会いました。ようやく私と同じ気持ちの人がいるって、ホッとしています。
私も自己肯定感が低いので、高めるための行動やりました。できたことの褒め記録で「こんなことも出来ない私って.....」と、惨めになったことがあります。なのでとても共感しました。
虐待されたわけでもないのに、こんなにダメになった自分って気持ちもすごくわかります。余計に生まれた時からの出来損ないに思えて、虚しくて、死にたくなります。
何が言いたいかというと、初めて、こう感じて苦しんでるのは、私だけじゃないんだって安心できました。すくわれました。ありがとございました。

かぷりこ 返信

唯さん
初めまして。
検索からこの記事を見つけて読んでいただき、ありがとうございます。
自己肯定感をあげるためにやっているはずの方法が
逆にできなくて更に自己肯定感を下げてしまうこともありますよね。
唯さんも、同じように苦しまれてきて、周りと自分を比べてしまって
取り残されているような孤独感で余計につらかったことと思います。
私もそうでした。でも、こうして唯さんからコメントいただけたことで
一人じゃないんだ。自分のような生きづらさを抱えている人がいるんだ
と知ることができました。簡単に自分を変えることはできませんが
お互い少しずつゆっくりやっていけたらいいですね。
コメント本当にありがとうございました。

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