彼氏のセックス要求に応えられない FtXを理解してくれなかった恋人との結末

体験談 恋愛 ジェンダー かろ

前回、「恋人とのスキンシップがつらい FtXでノンセクシュアルな僕の葛藤」を掲載して頂きました。かろです。

前回の投稿で、僕の身を心配してくださった方がいらっしゃいました。本当にありがとうございます。残念ながら、僕はまだ生きています。

僕は記事の最後に「次に彼と会うのが怖いです」と書きました。あの時は怖すぎて字面にも出せなかったのですが、何故会うのが怖かったかと言うと、「次に会ったらセックスをしたい」と彼に言われていたからです。

「話したことは全部忘れてくれ」と言う僕の言葉通り、彼は僕の悩み自体を本当に「なくしてくれた」んですね。有言実行。ありがとうございますって感じですね。

 

それで、結論的を先に言わせて頂きますと、その恋人とは「二人きりで次に会う」ことがないままに別れました。

身バレを防ぐために、簡単に事の顛末をお話しますと、まず、彼に言われたことや、されたことを、興味本位で訊いてきた友人に話したところ「その人ヤバくない?」と言われ、「いや、そんな筈はない。彼は、自分のことしか考えられないだけで、別に悪気はないんだ」と必死にフォローしたところ、「いや待て。もうちょっと詳しい話を聞かせろ」となり(中略)、「いやそれはヤベえ奴だよ」と言われ「あれれれ~~~???」となった感じです。

僕は生きている価値のない人間だから、話してもらえるだけでもありがたがらなきゃいけないんだ。何をされても文句は言えないんだ。というスタンスなので、何をされても笑っていました。途中から、「自分は人形」だと思い込めば、その時の精神的苦痛が和らぐという技を編み出し、「僕は人形、僕は人形。遊んでもらえて嬉しがっている筈なんだ」と思うようにしていました。

何だか今、冷静になって考えてみると、僕は不思議なことをしているなとは少し思います。が、やはり全部僕が悪いのです。お別れを告げた時、何だか色々言われたのですが、特に堪えたのは「お前といた時間が無駄だった」、「次の彼女探すの面倒くさい」、「一回しかヤらせなかったくせに」あたりですかね。いやぁ、実に面白いですね。長い話し合いを終えた後、僕は笑ってしまいました。

僕は、人に慣れる為に「お付き合い」をしたのに、他人に対する不信感が100000000000倍くらい高まりました。やったね、かろちゃん、レベルが上がるよ!

しかし、今でも僕は、彼は悪くないと思っています。僕が悪いのです。

「女」の体の癖に、中身が「男でも女でもなく」て、「セックスができない」のが悪いのです。女の体で、セックスができないのなら生きている価値がない。そう、彼に教わったような気がします。生物学的には、それが正しいのですから、仕方がありません。非生産的なものは、いらないのです。

僕は、まだ彼に言われたことや、忘れたい「思い出」をよく思い出します。その度に、自分は生きていない方がいいのだなと思うことが多いです。というか、絶対に思います。

言い忘れていましたが、その恋人と別れたのは、割と随分前の話になります。

 

それで、先日、仲の良い男友達と遊んでいて、何だか人と久しぶりに楽しく話をしているなぁと思っているうちに、お付き合いをすることになりました。僕は馬鹿ですね。大馬鹿です。腐っても人間なんだから、失敗から学べよ……。

彼は、純粋すぎるところがあり、はっきり言って汚い僕と一緒にいることで彼が穢れないか、彼の時間を無駄にしないかがとても心配です。そして、彼を心の底から信用できない自分本当に嫌いです。

僕は前回のことから、彼に自分のセクシュアリティの話を彼に出来そうにありません。もうこれ以上、他人に迷惑をかけるのは嫌です。生きているだけで迷惑をかけてしまうのだから、本当に生きることに意味なんてないんだなと思います。

取り敢えず、(精神的な)命の危機とは免れることができたので、この新しい関係の誕生に感謝して、許されるならば、もう少し頑張って生きてみようと思います。

 


【投稿者】
かろ さん

【プロフィール】
人間不信の塊系大学生は鬼人間不信に進化した……!
Twitter:@larix_samezame


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