地域で開催されている「精神障害者 家族教室」に行ってきました

体験談 鴨田わこ 家族教室

こんにちは。
お初にお目にかかります。鴨田わこと申します。

まずは簡単に私と私の周りのメンヘラさんをご紹介しましょう。

私:双極性感情障害
彼氏:強迫性障害
母:病名はないが不安時頓服を持ち歩く
弟:統合失調感情障害

といった感じのメンがヘラヘラする音が聞こえてきそうな中で生きています。

ある日私は市のお知らせ版に、ある文字を見つけました。

「精神障害者家族教室 月1回開催」

!?

(余談ですが、県や市から配布されるお知らせや、市政・県政だよりはザッと目を通しておくのがオススメです。地元の福祉の情報にありつけます。……さて、話を戻しましょう。)

これは行けば何か収穫が得られるのでは!?彼氏との将来のヒントがもらえるかも!!よし!レッツゴー!!

と、ノリノリで行きました(軽躁状態)まあ相変わらず、決めてから行くまで時間はかかりましたけど(病気あるある)

話は変わりますが、実は私、あんまり弟の病気のことでは困っていません。むしろある意味前向きに受け入れています。姉としてはこれがいい距離感だと思っています。なので私としては彼氏との将来の方が大問題です。なんせメンヘラカップルなんですもの。

一方、父and母は弟に大大大苦労していますね。自分の息子ですからね、そりゃね。母なんか精神も病みかけちゃってるし。ということで、この家族教室には母と2人で参加しました。

 

■家族教室の内容


私が行った教室では、毎回違うテーマで行われるようでした。

私が行った回は「精神障害者の1人暮らし」についてでした。

休憩を挟んだ2部構成となっていて、

前半:当事者講演「私の1人暮らし生活」
後半:意見交換

という構成でした。

時間は、全部終わるのにだいたい1時間半くらいでした。

また、終わってから各自交流をしていましたが、私たちは所用ですぐに帰らなければなりませんでした。なので交流の様子は分かりません。すみません。

 

■当事者講演


当事者講演では、現在1人暮らし14年目のベテランメンヘラさんが講演してくれました。講演の詳しい内容は、さすがに個人情報もあるので、無断掲載するわけにはいきません。

ですが、発病してからどのような道を通ってこられたか、そして現在どのような支援を受けて生活しておられるか、を詳しく聞くことができました。

個人的に、この講演はメンヘラ.jpと似ているな~と思いました。というのも、メンヘラ.jpには病気と前向きに戦う健全なメンヘラがたくさんいますよね。家族教室の講演も、そんな前向きな、聞く人の未来に希望を与えるような体験談でした。

わたしは、メンヘラ.jp以外でそんなメンヘラさんを見たことがなかったので、そこはなんだか新鮮でした。

 

■意見交換


今回は、当事者講演が長かったのであまり意見交換の時間はありませんでした。

ので、自己紹介・質問・感想を述べる時間となりました。

・質問だけする人
・感想だけ言う人
・自分の家族の話も織り交ぜながら質問や感想を言う人

などなど、様々でした。一番最後の自分の家族のことを織り交ぜながら話す人が一番多かったですね。私もそうしました。

 

■家族教室の参加者


家族の参加者が12~15人くらい、スタッフが3~4人、見学者(福祉センター職員&大学生)が7~8人でした。

そのうち家族の参加者は40~70代くらいでした。平日の昼だったからか、ほとんどが女性で、20代は私しかいませんでした。年齢層はちょっとというかかなり高めですね。50歳のメンヘラさんの親もいました。びっくりです。

そしておそらく、私以外の全員が、当事者の親だったと思います。

 

■配慮されていたところ


些細なことですが、教室に来る家族への配慮がきちんとされていました。

例えば、喉が渇かないように全員にお茶(紙コップ)が支給され、休憩時間におかわりを入れてもらえたり、貸会場の入り口のホワイトボードには「精神障害」の文字はなく、「〇〇市家族教室」とだけ書かれていたりしました。

また当事者側の配慮として、講演はインタビュー形式の、台本を読む形で行われました。「講演とかパッとできる精神障害の方ってほぼいないだろうし、こういう工夫ができるのっていいなあ」と思いました。

それから、当事者も家族も、誰も病名を明かしませんでした。なんとなく病名を言わない暗黙の空気が流れていました。やはり家族としてはあまり言いたくないのでしょうか。このことは、当事者としてはちょっと意外でした。(もしかしたらプログラム後の各自交流に参加していれば病名も言っていたかもしれません)

 

■家族教室全体の感想


正直、唯一の20代だった私にとっては、「メンヘラ.jpで済むやん……」と思ってしまいました。

ですが一緒に参加した母は、精神障害を持つ人の明るい話を聞けて満足そうでした。また、母と同世代の人は普通にいたので、同じ悩みをかかえるもの同士、心強かったみたいです。

なので、家族教室の長所・短所をあげるとすれば

長所は
・前向きな体験談が聞ける
・同じ悩みを抱えている人と対面で交流できる
・住んでいる地域独自の福祉サービスが受けられる

短所は
・わざわざ出向かなければならない
・若い人がいない
・地元の人だけで構成されているので、ネットに比べて閉じられた感があった。

という感じです。

ただ、私は1回行っただけなので、今回がたまたまそうだっただけかもしれません。それに、すべて地域の家族教室がこうだとは限りません。

ですから、ひとつのモデルケースとして捉えてください。よろしくお願いします。

 

それではこれで、精神障害者家族教室レポを締めさせていただきます。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 


【投稿者】
鴨田わこ さん

【プロフィール】
双極と闘うニート。20代。きたながりの彼女でしんどがり。うたうことが大好き。


【募集】
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