理由のない希死念慮。死ぬための「わかりやすい物語」が欲しかった。

体験談 死にたい 希死念慮 エコー

始めまして、エコーと申します。

「ここじゃない何処か」へ逃げることだけを希望に生きております。
いつか死ぬしかないトコに居るかもしれません。

二年ほど前に精神科に通いましたが、異常はないんだそうです。
きっと私は「まとも」なんでしょうね。

早速ですが、普段感じている憤りについてぶちまけさせて下さい。
「死にたい」にも許可が要る、という絶望についてです。

「死にたい」と思ったとき、どうしてます?
私はググります。心の底から死にたい訳じゃないんで。
色んな死にたい気持ちがそこには綴られてますよね。具体的な理由とセットで。

そういうのを見てると「いいな」と思ってしまうんです。
ああ、この人達は私と違う。私のような理由なく死にたい人とは違う。
「死にたい」という気持ちを理解してくれる人がいる人達だと。
言ってしまえば、「死んでも仕方ないライセンス」を持ってるって思ってしまうんです。

皮肉ってる訳じゃないんです。

でも、そう思う人、いるんじゃないですか?きっと、私だけじゃないですよね?

 

私だって辛い思い位したことはあります。

失恋はしました。
いじめは受けました。
不本意とはいえ誰かのいじめに加担したこともありました。
学校が大嫌いでした。
友人を信じられませんでした。
家族も信じられませんでした。
受験にも失敗しました。
就活にも失敗しました。
失敗した私を、皆笑いました。
夢は叶いませんでした。
誰一人として愛することのできる人はできませんでした。
何一つ好きな事なんて見つかりませんでした。
守りたい居場所なんてありませんでした。
大嫌いな人たちの闊歩するこの世に生まれました。
世の中に飽きてしまいました。
希望なんて見つかりませんでした。

でも、そのどれ一つとして、私に死にたいと思わせる程ではなかったんです。

それって、つまり、私の苦しみなんて大したことがないってことじゃないですか?
私は、苦しむことすら許されないってことなんじゃないんですか?

お前の苦しみなんてとるに足らない。

私は精神病にすら認定されない。

普通なら耐えられる痛みにすら耐えられない。

私は普通にすらなれない。

死にたいと思うことすら許されない。私はただの軟弱者。

何を経験しても、おなかは空くし、朝目が覚めるし、毎日が始まる。

それが私です。
それが、私の絶望。

 

突然ですが最近の漫画、アニメには鬱描写が多いですよね?
そういう話好きですか?

大嫌いなんですよ。というか、ウンザリしてるんですよ。

「死」「いじめ」「レイプ」「殺人」「虐待」…etc

あの手の話って、そういう誰でも分かる悲惨な出来事がすぐに出てくるじゃないですか?
そういう暗い話がどうこうって話はこの際どうでもいいんです。

私は、そういう「分かりやすい」「悲惨な出来事」からしか苦しみを表現できない作品って、そういう人って大嫌いなんです。

誰しも分かってくれる「痛みの記号」を掲げ、「死んでもいい」許しを得る。
誰かの、理由が分からない「死にたい」が、下らない想いとして踏みにじられる。

世の中に溢れる痛みは、ネットに溢れる苦しみは、似たような「痛みの記号」で埋め尽くされ、そんな記号に出来ない苦しみのないクリーンな毎日がやってくる。

私は、「正常」と「異常」のどちらにも成れないまま、一生をただ彷徨うだけ。
そんな未来への絶望。

おかしくないですか?
それってズルじゃないんですか?
私苦しいんですけど?辛いんですけど?

ただ、具体的に何がどうなってんのか分からないだけで、普通の人が死にたいって思えるほどのことでないだけで?それで私どうすればいいんですか?

「私の方が苦しいよ」って人達に目の敵にされて、「まとも」な人たちから笑われて。

それで私どこに行けばいいんですか?

いけませんか?私のような中途半端な人間が苦しんでは駄目ですか?

なら、もう私死ぬしかないじゃないですか?


【執筆者】
エコー さん

【プロフィール】
いい大人です。逃げることだけを希望に生きております。


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