周囲からの評価が過剰に気になる 不安からの過度な食事制限や猛勉強

体験談 不安障害 ボン

初めまして。ボンと申します。

私は、人から評価を受けることに対して不安を感じ過ぎてしまいます。

例えば、服を買う時に「自分が選んだものが正解であるはずがない」という考えがよぎり、不安になってしまいます。そして「人におかしいと思われない服を選ぼう」と考えるのですが、何を以ておかしくないとするのか分からなくなり、パニックになって疲れてしまいます。素直に、自分が良いと思ったものを選ぶことができないんです。

今回は、自分が今までで特に辛かったことを書きたいと思います。拙い文章ですが、読んでいただけると嬉しいです。

 

私が特に辛かったことは、高校生から大学生にかけて勉強の加減が分からなくなってしまったことです。

私は小学生から中学生の時まで塾に通っていたのですが、高校入学を機に辞めました。よって、これからは自力で勉強を頑張らなければならないと思うようになったのですが、しかしどうらやその思いは強過ぎました。

塾に通っていた頃は、テスト勉強をどの程度すればよいという目安が分かりやすく、安心して勉強できていました。しかし、塾を辞めたことでその目安が分からなくなって不安を感じるようになりました。そのため、元々持っていた”人目に対する恐怖”と”自分の考えが正しいはずがないという自己評価の低さ”から、テストやレポートは「今まで以上に勉強を頑張らなければ評価されない」と思い込み、どの程度勉強すればよいのか分からなくなって、過剰に勉強するようになってしまいました。

その結果、慢性的に深夜まで勉強したり、常に教科書やレポートに必要な資料を持って外出するなどの行為を6年間続けてしまいました。また、それと並行して過剰な確認や食事の制限など他のことにも不安が及ぶようになり、常に緊張している状態でした。やり過ぎているのではないか、このままではいつか体調を崩すのではないか、本当は適切なペースで勉強できるようになりたいのにと思いながら、パニックになってしまったり、母に「やり過ぎているのではないか」と心配されることが何度もありました。

しかし、どれだけ自分の体調を案じても、どれだけ母に心配されても、自分は他の人よりもひたすら勉強を続けなければ評価を得ることができないという考え(過剰な自己評価の低さ)が勝ってしまい、自分を無理矢理納得させ、我慢してそんな生活を続けてしまいました。

クラスメイトから「真面目に一生懸命勉強していて凄いね」と誉められることもありましたが、何か目標があったり、好きで勉強していたわけではなく、「どの程度勉強すれば評価を得られるのか分からない」という恐怖のみで勉強を頑張っていたので、素直に嬉しいと思うことができませんでした。また、テストやレポートで良い評価を得ることができても、達成感よりも「なんとか終えることができた」という安堵感と「本当にここまでする必要はあったのか」という疑問、慢性的に深夜まで勉強していたことによる疲れが常に勝っていました。

1日中、勉強が頭の中を付いて回るため、次第に趣味への興味が湧かなくなり、長期休暇の時は頭がぼんやりして上手く思考できなくなったり、体がだるくなったり、眠れなくなることが増えました。

結局、大学3年生の時に、今までの不摂生やストレスから体と心の調子を崩し、卒業論文を書ける状態ではなくなって休学したことで、ようやくその習慣をやめることができました。その後、生活習慣を見直して復学し、大学のカウセリングルームを利用しながら通うことでなんとか大学を卒業することができました。ちなみに、復学してからも先生に卒業論文の作業について話すことで、自分がやり過ぎていないか確認していました。

 

現在は、心療内科で不安障害と発達障害と診断を受けて通院しています。体調を崩して通院するようになってから、やはりあの時は過剰にやり過ぎていたのだと素直に認めることができるようになりました。また、生活を改善して生活リズムが安定したことや、大学を卒業して環境が変わったことで、以前より何となく楽になったと感じています。

例えば、服を買うことに関しても、やはりパニックになってしまうことはあるのですが、現在は人と接する機会が少ないのだからと、自分が着たいと思った服を素直に選ぶことも増えてきました。しかし、常に勉強に支配されていた学生時代から解放された今、自分が何をしたいのかがよく分かりません。また、集団に入った時に人の気配で不安を感じてしまうため、中々一歩を踏み出すことができません。

主治医には、今の生活のリズムを安定させることが大切で、周囲を気にし過ぎて焦ってしまう傾向があるので、焦らないように、ゆっくりいきましょうと言われています。

焦らないようにすることは難しいですが、今は焦らないことを忘れないようにしつつ、少しでも前進していければ良いなと思っています。

 


【執筆者】
ボン さん

【プロフィール】
心療内科に通い始めてから2年目の20代女。日々、波がありますが、焦らず、緩くいきたい。


【募集】
メンヘラ.jpでは、体験談・エッセイなどの読者投稿を募集しています。
応募はこちらから

この記事のカテゴリ・タグ

体験談 不安障害 ボン
このエントリーをはてなブックマークに追加

0件のコメント

コメントを残す

返信をキャンセル
返信先コメント

captcha