オーバードース(OD)はなぜ止まらないのか。「薬依存」になった当事者の声

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みなさんこんにちは、あいも変わらず日々を過ごしていますが、夏なので、通常よりお外に出る回数が増えております。良いことです。

こんにちは、ライターの「おまえ」です。

台風が来ないことだけを祈りつつ、今回は「オーバードーズ(OD)」について書いていこうと思います。

 

【オーバードーズ=過剰服薬】

オーバードーズ、略してOD。サブカル界隈にいたりいなかったりするあなたも、耳にしたことがあるかもしれません。日本語に直すと、”過剰服薬”という言葉になります。

簡単に言えば、処方された薬を、決められた量を守らず多く飲んでしまうことです。

では、どこからがODなのか?という基準が気になりますよね。答えは、

「処方された薬や市販の薬でも、規定の量より飲む量が上回った時点で、それはOD、過剰服薬と同じ扱いになります」

そう、規定よりも少しでも多い場合、もうそれはODと呼ばれるものになるんですね。ちなみにわたし、ついこの間まで、この事実を知りませんでした。

「何十錠単位で飲まなければ、ODには入らないだろう。」

と勝手に思い込んでいたのです。

わたしと同じように、今知った方もいるのではないでしょうか?

「ODにははいらないだろう」

と少し多めに薬を飲んでもODなのです。

その事実を知った時、わたしは思いました。

「わたし、ほぼ日常的にODしてる…!」

と。ようやくそこで気がついたんですね。あ、わたしはOD常習者だ、と。

それまでは、本当に、何十錠スタートでODだと思い込んでいました。知ることは大切ですね!

皆さんも、知らず知らずの内に、OD、しちゃってませんか?

「処方より一錠飲んだ時点でそれはOD」

ということを知っていただけたらと思います。

 

何故、ODをしてしまうのか?

人はなぜODをしてしまうのか?

様々な理由があると思いますが、わたしの場合のお話をさせていただきます。

最初、ODにハマってしまったのは、安定剤を多く飲むことで得られる、ふわふわした感じ、酩酊感、のようなものを感じその感覚にハマってしまったことから始まります。そして薬を飲むことで得られる一定時間の安心。

最初は一錠ですんでいたものが、日によって勝手に増やして飲んだりしていました。

そして、その量は日に日に、増えていきました。

そんなOD常習者となったわたしは最高で、約130錠を一晩で飲み干したことがあります。

情緒不安定な時で、止める人がいない(止める人には見つからないように)時間、深夜に薬を身体に入れ続けたのです。

不安な時、直ぐそばにある安定剤。すぐ手の届く安定剤。苦しくて仕方がなくなったわたしは、次から次へと胃に流し込みました。理性が飛んでいるわけでも、死にたい、というわけでもなく、

「今、この辛さから解放されたい」

という逃避。その一心で飲みこんでいました。

理性が飛んでいるわけではないので、過剰服薬して、本当に危ないと思われる薬は飲まず、主に安定剤を、あのふわふわとした、感覚を追い求めて、安心を得るためだけに飲み続けました。そして、飲んでいくうちに、

「もっと、もっと飲んだら安心するんじゃないか?」
「まだ足りないんじゃないか?もっと薬を飲めば…」

と、どんどん量を増やしていきました。もう本当にラムネでもたべているような状態です。それかフリスクですかね?ただ、数を確認しながら流し込む、一種の作業のような状態でした。

その結果、胃洗浄や点滴などは受けなくても大丈夫だったのですが、ところどころの記憶をふっ飛ばし、(薬による健忘です)OD後、約2日間ふらつき、めまい、一時的健忘に襲われ、主に寝ていました。

きちんと目が覚め、我に帰った時、やり過ぎたと後悔すると同時に、

「このままだと自分は際限なく薬を飲んでしまうのではないか」

怖い、危ないと、自分自身が怖くなりました。

このODは、入院を決めた1つの要因でもあります。(1度目の入院)

ODしてしまうのは、安定剤の場合、逃避願望が強い時に起こしてしまいがちだと、わたしは思っています。眠れない人は、眠るために過剰服薬する方もいると思います。様々な理由があると思いますが、根底に、

「安心を得るため」

と、いうものが大きいのではないかと思っています。

そして、わたしは、現実からの逃避、安心を得るため、といった理由がODを加速させたのだとおもいます。

薬に安心を求めてしまっている、大なり小なり、薬というものに、依存した状態でおこるのでは?と今は思います。

 

ODすると、どんな風になるのか?

上記でも書いたように、わたしの場合は

「ほんの少しの安心、ほんの少しの心の安寧」

を手に入れることができました。

効果は人それぞれあると思いますが、わたしは、薬を飲むことで以前のような「普通」を手にしたような気分でした。

薬を飲むことで「仮初めの普通」を手に入れたわたしは、薬があれば、以前のように普通に生活できるのではないか?と思ってしまったのです。

そして、薬を飲むことで、ざわつく精神が落ち着き、色々な情報が頭の中に入ってきて混乱するようなことが起きなくなったので、依存が加速しました。

「タバコを始めて吸った時のクラッとくる感じ」と

「薬をODして、ふわふわする感じは」

別物ですが、とても似ているものでは?とかんじます。

そして、精神障害者に喫煙者は多いのではないか?と思っています。

安定剤などにも、「依存の危険性」というものが存在します。それに加え、依存しやすいわたしの性質が、残念なことにガッチリと一致してしまったのでしょう。

 

現在はどうしているのか?

複数回、何十、何百錠のODをしたわたしは、現在、色々な考慮のもと、基本的に、医師から “一週間分” 多くて “二週間分” の薬のみ出してもらうようになりました。

この一週間や二週間でも、まだわたしはきちんと日数通りに飲むことができません。

もしも、一ヶ月分なんて薬が処方されたら、また、何十、何百錠の安定剤を飲んでしまう可能性が非常に高いです。繰り返してしまう可能性を考慮した結果の措置です。

また、自分で薬を管理すると、確実に飲み過ぎてしまい危ないので、母親に薬の管理をしてもらっています。人に管理されることで、ようやく普通に、ODせずにいられます。

管理してもらうようになった最初の頃は、

「本当に情緒不安定で、飲みたくて、飲みたくて落ち着かない、薬の薬薬薬…」

と、まるで泥棒にでもなったかのように、何かに取り憑かれでもしたかのように、そこらじゅうを探しまくりました。自分だったらどこに隠すか、母だったらどこに隠すか、とか考えながら。

「もうこうなってくると”ヤク中と変わらないんじゃ?」という話ですが、必死になって探しました。そして、なぜか大体見つけてしまうんですよね。その執念は別のことに使ったほうがいいよ…?というくらいの、「わたしVS薬を隠す母」紛争の勃発。それを何度も繰り返しました。

今思い出すと、自分が怖いですね。薬に頼りすぎて、薬のことしか考えられなくなっているのです。

今現在はちゃんと落ち着き、もしどうしようもなく薬が飲みたい、という衝動に襲われた時は、母に確認し、母と話して、それから飲む飲まないを決めるように変わりました。

ええ、それでも多少飲み過ぎてしまうのにはかわりないんですがね!

しかし、それだけでも、わたしの中では大きな変化だと思っています。

 

今回のまとめ

以上が、OD、そしてODを何故してしまうのか、わたしの場合は?といった内容でした。

ODをなんとなあく知っていた方も、初めて知った方も、自分もODしてしまう、という方にもわたしの経験談を元に、少しでも知っていただけたらな、と思います。

今ODしていない人、処方された通りに飲んでいる人、それが正解です!!この記事は、決してODを推奨するものではありません。逆です。

お薬は、処方された通り、医師の診断の元出された量を飲みましょう!

この記事を読んで、自分もそうなるのでは?と怖くなり、出されている薬を勝手に自分の思うような量に変えようとしている、あなたがどこかにいるかもしれませんが、それは危ないのでやめてください。多くても危険ですが、自分の判断で勝手に飲むことを辞めてしまうのも危険です。

お薬は、処方された通り、医師の判断の元出された量を飲みましょう!

はい、みなさんこれが今回の約束です!
みんなで気をつけましょうね。

それでは、今回はODについてお送りしました。

少しでもみなさんの役に立てばいいなと思いつつ、今回はこの辺で終わりとしたいと思います。

はい、最後の最後に、お馴染み「Amazon欲しいものリストリンクしてあるので、是非とも、そっとクリックして、そっと発送してくださったら幸い歓喜小躍りです。

では、次回の記事でお会いしましょう!
このインターネットの片隅、メンヘラ.jpで!




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おまえ

おまえ

20代無職メンヘラオタクで腐女子。あと乞食。 ひょんなことからメンヘライターに。躁鬱持ちは今日も今日とて生きてます。皆さんお薬ちゃんと、飲みました?

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