中学は不登校、高校は中退。そんな私が短大を卒業して得たもの

体験談 不登校 ににこ

それまでのわたしは周りの子にうまく馴染めず、中学は不登校で、高校も中退するような落ちこぼれでした。

なんとか入学できた短大でもやはり、周りの子はちゃんと高校を卒業しているのに、わたしは高校中退で高卒認定を受けたことに劣等感を抱いていました。そんな気持ちで入学したので、入学2日目にしてパニックになってしまいました。当時は学校に行くことすらとてもハードルが高く、短大を卒業しなければいけない2年後のことなんて想像もできませんでした。

その頃はよく出会い掲示板みたいなところにLINEのIDを載せて、連絡が来た人と遊びに行くのがストレス発散方法の1つでした。そんな形で出会った人と、好きかどうかもわからないまま付き合い、わがままを言いたい放題していました。

それから彼と出会って付き合いはじめ、夏~冬と不安を感じたりしながらも彼に支えてもらいながら短大に通い、春になって就活が始まりました。

就職のために自動車学校にも通いました。同時に、自動車学校でお金が出ていったので、掛け持ちで居酒屋のアルバイトも始めました。

就活では面接のたびに過呼吸が出るようになり、内科で安定剤を処方してもらうようになっていました。このころは将来が不安でいっぱいで、何度も彼に「別れよう」と言ってはやっぱり戻るなんてこともあって、彼も疲れてしまったんだと思います。

突然、「好きな子ができた」と電話で言われた気がします。

アルバイトから帰ってきたところで疲れていたのもあり、突然のことでもあったので頭が真っ白でした。その時、安定剤をあるだけ飲みました。そして、そのへんにあったものをひたすら投げて壁に穴があき、窓ガラスが割れました。次の日わたしは病院に行って、さらに処方してもらった安定剤を家で全部飲みました。

彼にたくさん頼って依存してしまっていたので、ぽきっと心が折れちゃったような感じでした。

 

ここから数か月はほぼ毎日、お酒と市販の眠剤を1箱以上飲むような生活をしていましたので記憶がほぼありません。家族にたくさん迷惑をかけて学校に行くのも大変なわたしでしたが、先生方や周りの人たちに助けてもらい、「入院は卒業できないからいやだ」というわがままを聞いてもらってなんとか学校に通っていました。

就職活動も辞め、単位も最低限しか取らず学校を行くのがやっとでしたが、いつのまにか友達ができて、授業中でもたくさんおしゃべりして放課後は遊びに行っていました。みんなが頑張って就活や卒論をしている中で、わたしは不登校時代の分を取り戻すように遊んで楽しく過ごしました。学校が楽しいところなんて知らなかったので、本当に自分じゃないみたいに楽しんでいました。

そして私は、最低限の単位のみを取得して卒業しました。卒業式前日も不安で、お酒を飲みに行っていたように思います。卒業式では学校にいちばん来ていなかったわたしがいちばん泣いていました。

 

中学不登校~高校中退~短大卒業という道のりは、私にはとても長かったです。しかし、短大を卒業して何か一つ成し遂げた気持ちになり、少し自信がつきました。

4年制の大学も行ってみたかったのが本音で、「行けるなら行ってみたい」と未だに思っていますが、卒業する自信はやはりないです。今は仕事が合わず休職しており、わたしには学校や会社のようなところが合わないんだとやっと気づきました。

そんなわたしでも何かできるんじゃないかと思い、今回このような経験談を書いてみました。

あの時彼氏と別れて、恋人だけに依存せず、学校が楽しいところだと気づけたのは本当に良かったと思っています。単位も資格も取らず、就職先も見つけずに卒業しましたが、意外となんとかなりました!わたしは今でも仲良くしている友達ができたことが本当にうれしいです。

落とした単位も資格も後から追加で取得できるので、わたしは誰に何を言われてもこれでよかったと思っています。学校のことで悩んでいる人は「~でないといけない」という思い込みを取り除いて、肩の力を抜いて学校に行ってみてほしいと思います。

みんなと同じでなくても、自分が良ければそれでいいんです。

自分の人生なので自分に遠慮しなくてもいいです。つらくなったら少し休んだってかまわないと思います。

お読みいただきありがとうございました。

 


【執筆者】
ににこ さん

【プロフィール】
中学生からひきこもり不登校ですが、今はこの経験が誰かの役に立てればと思っています。


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