自分が生まれたことについて、否定から肯定へと変わったきっかけ

コラム 双極性障害 発達障害 抜毛症 浅上桜

はじめまして、浅上桜(あさがみおう)と申します。
みなさま日々人生お疲れ様です。私も毎日サバイバルしております。

まずは簡単な自己紹介から。
発達障害当事者、双極性障害持ち、年齢は不惑付近です。

過去にはパニックディスオーダー、不安神経症、被害妄想などからくる幻聴を患っており、現在は抜毛症(自傷行為の一つ。健康な毛を毛根ごと抜いてしまいますので、禿げます)を併発しております。浅上桜というハンドルネームは、桜の名所にちなんでつけました。

さて、この記事を読んでいるみなさまにおかれましては、多かれ少なかれ人生が困難だとか、詰んでるとか、そこまで行かなくても生きづらい、とのお気持ちを抱えていると思います。

私もそうです。
今もそうです。

死にたいと思っている方にはできれば生きていてほしいとは思いますが、
死にたいと思う人の苦しみがいかほどのものかも存じ上げておりますので、

「そのうち状況が好転するかもしれないし、もうちょっと生きてみようよ!」

などとポジティブな提案はできないタイプです。

タイトルの件ですが、まずその説明の前に関連事項として、私の性癖から暴露しますね。

私は、昔から二次元(小説やアニメや漫画など)の登場人物にしか恋愛感情を持てないのです。いわゆる二次元コンプレックスというものです。

これは発達障害や生育歴が関係してるかもしれないんですけど、よくわかりませんね。
自閉傾向により他者への共感性が薄いので、文章で構築された架空の人格にしか興味が持てないのかもしれないし。

小学校のころ男子から受けたいじめによるトラウマで、生身の男性に苦手意識があるのかもしれないし。現実があまりにもしんどいので、夢の中に逃避したくて二次元に向かったのかもしれないし。真相は闇の中です。

そんな状況の私ですが、ひとつだけ確かなことがあって。
それは、今まで、私にとって、いわゆる推し(好きなキャラクター)は「死にたいほどつらい人生を生き延びるために必要であり、彼らがいる(※いません)から生きていける」ものだったということです。

なんかこう、持病の薬みたいなものでした。
それが、このたび、事情が少し変わりまして。
三か月ほど前、新しいキャラクターにはまったんですけど。
私はその時初めて、

「私、この世に生まれなかったらこの人(※非実在)に会えなかったじゃん!私生まれてよかった!両親と地球に感謝!」

とかいう境地に達したんですね。

「別に生まれたくなかったと思うんだけど、生まれたからしゃあない、まだ老年に達していない肉体を無理に殺すのはそれなりに痛いらしいし生きるか」

から、

「生まれてきてよかったあああああああ!!」

に、心境が変化したんですね。
いやあもう、劇的に。

それがどうしたのかと問われますと、それだけの話なんです。
相変わらず体調は常にどこかしら悪いし痛いし、月イチで寝込むし、もうおばあちゃんかな?と思います。

比較的絶望もしています。将来とか思い描けません。
ただ、自分が生まれたことについて、否定から肯定に変わりました。
そうしたら、相変わらず肩やら腰やら頭やら痛いんですけど、メンタルが劇的に安定しました。
躁状態でもなく、うつ状態でもない。そんな状態が、たまに訪れるようになりました。
一人の人(※フィクション)を好きになっただけで、そうなってしまうこともあり、人生なにがあるかわかったものではないです。

ですので、今、これを読んでいるあなたが夢も希望も持てなければ、お医者さんにかかったり休んだり寝込んだりしてやり過ごして、好きなものがあったらそれを大事にして、なかったらとりあえずお疲れな自分を大事にして、というのが、私のお伝えしたいメッセージです。

蛇足:そのキャラクターの出てくる作品が、このたびめでたく舞台化するとのニュースがありました。2.5次元は初めてです。推しが画面から出てまいります。三次元に一歩近づきました。


【執筆者】
浅上桜 さん

【プロフィール】
学生時代に慢性疲労症候群、ストレス性胃腸炎、うつ状態、パニックディスオーダー、不安神経症のコンボをかまして心療内科の門を叩き、そこから数年後に発達障害が発覚。
今月末まで障害者雇用で働いていた会社を退職。
これからはフリーランスと会社員の二足のわらじでやっていく所存です。
ほぼアニメや漫画についての妄想や考察しか流さない、オタクで貴腐人なアカウントですが、よろしければ。

twitter : @sekaijyunrei


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