うつ病休職からの「ダメ元」リワーク勤務 結果は退職、でも後悔はない

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こんにちは。あーたろと申します。昨年11月末に会社を退職しました。休職後、退職になる前にはリワーク勤務というものをしてこのまま通常勤務に戻るのは無理だと判断し、退職をしました。そ体験談や思った事をお話させていただきます。

 

■休職終了になるまで


私の場合、急に動けなり会社に行けなくなってしまい、自分から連絡を取ることも出来ず、親に会社に休むと連絡をしてもらっていました。親は最初のうちは数日もすれば行けるようになるだろうと思って体調不良で…と連絡していたらしいです。

そこから日にちが続いてしまったものですから、いつから休職しているというのがきちんと決まらないまま休職扱いになってしまいました。また病院に行けるようになるまでに会社を休みはじめてから半年以上経っていたので、診断書を提出するようになったのも遅くなってしまいました。

上記のことから、会社側もいつからきちんと休職という扱いにするかを決めかねてたようで、最初は診断書もないので様子見でただの欠勤という扱いにして頂いてたそうです。その時点で半年たっていましたが、診断書を提出して病院にいき出したことからもう少し様子を見ようとさらに半年休ませていただきました。

私の務めていた会社の規則に働いて3年未満の人は休職は半年を期限とすると決まっていました。

診断書を提出する様になって、もうすぐ半年という時のことです。会社から電話がありました。内容は今、どんな調子なのか?今、会社で私の扱いはどうなってるかなど、会って話したいので明日会うことは出来ないか?私が会社に行くでもいいし会社の方が私の家に来るどちらでも良いから。ということでした。断る理由もなかったためOKの内容の返事をしました。

でも、会社に行くとなると、同じ部署だった人や仕事中によくしてくれた人達に会うのは気まずくて、会社の方に来ていただくようにお願いしました。

 

■突然の休職終了のお知らせ


さて、翌日に会社の方からお話をしました。まずは、軽く私のその時の状態を話それから今までと現在(当時)の会社での扱いはどうなっているのかということを詳しく聞かれました。

その事については上記で話した通り、様子見をしてくださってたこと、診断書を提出しはじめてからこれで半年になるということ、そして現在(当時)休職扱いになっているとのことでした。

休職。休職とは字の通り職を休むことです。しかし、休みというのはいつまでもしている訳には行きません。会社ごとに規定がありその規定中には休職がどれくらい出来るのかというものも決まっています。

前述のとおり私の務めていた会社では入社して3年未満の者は休職期間が半年までだそうです。私は入社して3年になる前に会社を休み始めたのでこれが適応されます。

私はこの休職規定について、この時に私は初めて知りました。

大体の働いてる人は会社の規定での休職期間について調べてる方、知ってる方は少ないと思います。私も知りませんでした。休職を検討してる方はそれについても調べておいた方がいいと思います。

ここであれ?と思う方もいるかもしれません。そうです。私は会社を休み始めてから診断書を提出するまでの半年+診断書を提出しながら半年の合計1年休んでました。規定の休職期間より長いのです。前半の半年は会社が様子見としてくださってたおかげでもう半年休めたようです。これには会社に感謝しかありません。

ですが、様子見を続けて1年、さすがにこれ以上会社としては休んでもらう訳にはいかないとのこと。まぁ、当たり前ですよね。出社できるようになるか分からない人を会社に名前を置いて保険や年金などの半額を会社が負担しなければならない訳ですから。そんなのいつまでも続けれる訳がありません。

そこで、次の通院のときに主治医の先生と話して退職をするのか復帰をするのか決めてほしいとの事でした。復帰する際にはリワーク勤務として働く期間を設けるから、いきなり前と同じ仕事内容、仕事時間にはならないとも会社の方から説明を受けました。

 

■退職をするかリワークリ勤務をするか


私は主治医に相談するまで悩んではいましたができそうにないなとほぼ退職する気になっていました。しかし、主治医に「どうせ退職になるかもならダメ元で試しにやってみたらどう?それできつければ退職すればいいし上手く行けばきちんと復帰をすればいい」と言われました。

私の中では退職かリワーク勤務をして完璧復帰をするかのどちらかしか頭になく「ダメ元で試しにやる」ということは選択肢として上がってもいないというか思いついてもいなかったので、そんなのありか!なんて思いました。こんなところまで白黒思考だったんだなと主治医の言葉で気が付きもしました。

とりあえずダメ元で試しにとい感覚でリワーク勤務をすることに決めました。

 

■そして始まったリワーク勤務……とその前に


そもそもリワーク勤務とはなんなんでしょう?調べてみたところ、まだリワーク勤務というのが世に現れるようになってあまり時間がたってないことなどから定義が曖昧で。内容や賃金の発生、労災の有無などは、会社によって違うそうです。

私の場合は今までより軽い内容(事務職のお手伝い的なこと)を今までより短い時間で初めて、徐々に内容や時間を今までのようにする、給料は月給だったものを時給計算にして支払われるというものでした。

会社によっては産業医と話し合いながら、毎日図書館や喫茶店に行って読書や作業をするという場合もあるみたいです。その場合はそれが終わったあといきなり会社で元通りの内容や時間で働くのが多いと主治医は言ってました。

私の知り合いでうつ病で休職から復帰をした方も、毎日の図書館通いからの週5の通常勤務だったそうです。

また、休職からの復帰で前の部署はちょっと……という方は、要望を出せばほかの部署に移動できることも多いそうです。

私はリワーク勤務の前に、会社からの指示でリワーク出勤を一週間していました。まずは、会社に行く、出来れば顔を出す。それだけでもできない方もいるので、そこに慣れておいてほしいためとのこでした。

 

■さて、始まったリワーク勤務


会社には早めに着くようにして、会社に着いたら頓服を飲んでからタイムカードを押し出勤していました。1度、頓服を飲まない日があったのですがその日は落ち着かず、なにをするにも不安だらけで仕事が勧められませんでした。それ以降、頓服は毎回必ず飲んでいました。

リワーク勤務をしてる期間は賃金が発生してるので、出勤できた日を除いた日数分は傷病手当金を貰いながら働いていました。

私のリワーク勤務は最初は2時間勤務を週6日、慣れて調子が良さそうなら時間を伸ばしていこうとのことでした。会社の方はいい人ばかりで、「出社出来たね」「また前の部署に働きに来るの待ってるよ」「調子よさそうだね」と声をかけて頂きとても励まされました。

2時間の出勤とはいっても、その前に化粧などの身だしなみを整えることと、制服を着ること、通勤をすること、それから2時間のお仕事をして帰宅。休職する前は週6日、残業も当たり前にやれてたのが嘘のようでした。なんであの時の自分、あんなことがなんともないように出来てたんだ……とも思いました。

2時間だけと思っていましたが、2時間でもとても疲れました。それでも最初のうちは頑張って1ヶ月ほどやれていました。ですが、次第にとても辛くなっていき、徐々に出勤できる日が減っていきました。出勤すれば仕事をきちんとできなきゃいけないこと、この状態で仕事に行って出来るだろうか?そんな風に悩んでは悩んでるうちに、会社に行く準備をする時間がなくなり、休むことも増えていきました。

 

■主治医からのドクターストップ


行けない日があまりに多くなり、ここままでは会社のことがストレスになると判断され、主治医から治療に専念するためにもリワーク勤務を辞めるように言われました。診断書にも書かれたので、その1ヶ月は仕事のことを考えぬようにして休んでいました。

しかし、リワーク勤務中に会社に行けなくなる。会社からしたら困ったものです。電話で呼ばれて会社に話し合いをすることになりました。

話し合いでは今後どうするかを主治医と相談して、最終的には私に決めてまた報告に来て欲しいとの事でした。私の年齢からすれば治療に専念する為に一旦退職し良くなってからどうするのかを考えるのも悪くないし、会社でまた働けるのなら働いても良い。あーたろさんの人生なのであーたろさんにしっかり考えて決めてほしい、と私の為を思っての言葉掛けも頂きました。

 

■ついに退職することに


主治医とも相談し、このまま働くより仕事のことなどは考えず治療に専念することにしました。そのことを伝えに会社に、行き話し合いをもう一度して、その日付で退職をしました。

それから保険の切り替えや書類などをいくつかして、改めて会社の方々に挨拶とロッカーの片付けをしに会社に行きました。この時も会社の方から励ましの言葉などを貰いとても有難い気持ちになりました。

■リワーク勤務をしてみて思ったこと


最終的には退職という結果になりましたが、リワーク勤務をして私は良かったと思っています。自分が今、どれだけ働けるかということもリワーク勤務を通して知ることが出来ました。

よくしてくれた会社や会社の方々には申し訳ない気持ちもありますが、リワーク勤務ができた事で気がつけたこともありました。リワーク勤務をしたデミリットは思い付きません。「ダメ元で試しに」リワーク勤務をできてとても良かったです。


【執筆者】
あーたろ さん

【プロフィール】
メンヘラ.JPや周りの人に助けられながらなんとか生きてるオタク

Twitter:@artaro3
blog:あーたろのゆるりと。


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