「風呂に入るのがめんどくさい」は自分を大切にできていないサイン

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汚い話をしよう。ここ3日間風呂に入っていない。

顔を洗っていない。

歯を磨いていない。

下着も取替えていない。

服も家から出ないのでずっと部屋着のまま着替えていない。

つまり不潔なのである。そう、わたしは外で誰かと会う約束がある時以外はこれらのことがろくにできない。風呂に入らなくても平気で外に出てしまうことだってある。そんな自分が嫌いだ。これでもまだ20歳だし、女だし。それでも毎日風呂に入るという簡単なことができない。

清潔な身だしなみというのは社会的な常識でありエチケットである。その社会的な常識すら自分は守れないのか!と思うと自分は根っからの社会不適合者なのではないかと思う。だから風呂に入ろうと思い、ベッドから起き上がる。だけど、身体がだるい。身体が重くて思うように動けない。わたしの身体はまたベッドに沈む。

いつからだろう。家にいる時の自分の身なりに頓着しなくなったのは。

最初は身体がとにかくだるかった。そのうち風呂に入っていると眩暈がするようになる。重度の低血圧だと医師からは診断され、現在も薬を飲む生活を送っている。

というかこんなコンテンツの投稿コーナーに投稿しているくらいだからおわかりだと思うがわたしは軽度のメンヘラだ。軽度というのはリスカやODなどの自傷行為しないから軽度にさせていただいた。リスカもODもしないのにメンヘラ?と言われるかもしれないが身なりを清潔に保つという世間的に常識と言われる行動ができないのもメンヘラの一種だと思うのだ。

まずメンヘラを知らない一般的な人はひとつ勘違いをしていると思う。それは、「メンヘラは相手を大切にすることができない」という勘違いだ。世の中のメンヘラたちは、家族、友達、恋人などを自分なりに大切にしているとわたしは思う。

しかしメンヘラたちは根本的にみんな自己評価がとても低い。自分を肯定しなければ誰かに肯定してもらうこともできないと何かの本で読んだのだが、これは本当だと思う。だけどメンヘラたちは自分で自分のことを肯定せずに特定の相手(家族・友達・恋人など)にばかり自分を肯定することを求めてくる。

はじめは相手も付き合ってくれるのかもしれない。だけど、相手だって人間で疲れるし付き合いきれないこともある。そこで多くのメンヘラたちは「見捨てられ感」を感じるのではないかと経験と推測からわたしは思う。

メンヘラたちは自分で自分を肯定することができない。あるいはやり方がわからない。今まで肯定してくれていた相手が疲れた時、メンヘラたちは変貌する。見捨てられることを回避するため、あえてひどい暴言や暴力で相手を傷つけたり、自分で自分を傷つけることや追い込むことに躊躇というものが無くなる。そして巻き込まれた相手は「メンヘラは相手を大切にすることができない」という結論に至るのだと思う。それを改善するためには、そもそもメンヘラ自身が自分を少しでも肯定する方向に変わるしかないのだ。

話題が大分逸れたけど、よくよく考えてみれば風呂に入らないのだって自己肯定感が低いことと繋がりがある気がする。身だしなみを整えることとは、自分を大切にすることだからだ。自分を大切にするということは衣食住全部に当てはまる。お腹が空いたからきちんとした食事を摂るとか、汗をかいたからお風呂に入るとか、部屋が汚いから掃除をするとか一般的な人ならやっているあろう普通のことだ。

だけどわたしにはそれができない。自分のためにそこまでお金とか時間を割きたくない。食事は実家暮らしなので家族が作ってくれるけれど、自分のために食事を作ろうという発想がないのできっと一人で暮らしていたらレトルトで生き延びていただろう。掃除や片付けも苦手。部屋が綺麗になったらいいなあと思いつつどこか現実味がなく、汚い部屋の汚いベッドの上の荷物をどけて寝る。そして身だしなみを保つための風呂。確かに風呂に入ったらすっきりさっぱりするのかもしれない。だけどこのままでも別に不便じゃないし、何より面倒くさい。一念発起して入ろうと気合いを入れてベッドから起き上がるも、身体が重くて思うように動けない。まるで呪文をかけられているようだ。そうして、人と会う時だけかろうじて風呂に入り、下着を替え、歯を磨き、メイクをする。

友達や精神科の先生は薄々気がついているのかもしれない。でもここまで堕落した生活を送っているとまでは知らないのだろう。だけどわたしは知っている。

普通の生活をできていたあの頃の記憶。あの頃、自分は自分に対して後ろめたくなかった。息をするのが、日常生活を送ることがそこまで苦ではなかった。部屋は汚いと言いつつも今よりは片付いていたし、ちゃんと風呂に入ることもできていた。それが、今じゃこんな有様だ。自分に嫌気がさす。

最後に自分は、自分を大切にできないどうでもいい人間タイプのメンヘラだけど、わたしみたいな人は風呂入ってる入ってないは別として世の中に結構いると思う。もしこれを読んでくれている誰かの中にきたないけど風呂入るのめんどくさいな~とか部屋汚いけど掃除したくないな~と思う人は自尊心をもっと持つべきだと思う。

自尊心は些細な出来事で、あっという間に失くすものだ。だから自尊心にもメンテナンスが必要なわけで、それが食事とか風呂とか掃除することだとわたしは感じている。一度失った自尊心を取り戻すのは大変だけど、あなたがめんどくさいと感じていることは意外と自尊心を取り戻すヒントになり得られると思うから。

ということでこの話はおしまいです。まあわたしもそんな偉そうなことは言えないのですが、しいて言えば今日の夜はお風呂じゃなくてもシャワー浴びてすっきりしようかな。その繰り返しが、第一歩だと思うから。




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花坂 埖

花坂 埖

片田舎に住む実家暮らしの20歳。中学生の時に南条あやと出会い、広汎性発達障害と診断されたことにより、メンヘラをこじらせ現在に至る。只今絶賛自宅療養中。

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