小説「つがいの琉金」連載のお知らせ

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先日、読者投稿コーナーに小説家の一田和樹氏より短編小説の投稿をいただきました。

プロの商業作家の方から読者投稿コーナーに応募があるとは夢にも思っておらず、当時編集部は動揺のあまり互いのほっぺたをつねりあうなどの奇行を繰り返す混沌状態に陥りました。
ほっぺたをつねりあげた結果、どうやら夢じゃないということが判明しましたので、一田和樹氏執筆「つがいの琉金」の連載を本日夜19時より開始致します。

通常更新とは異なる小説連載ということで、10月11日(火)から15日(土)の期間、メンヘラ.jpは1日に2回更新されます。午前11時にはいつものようにライター陣の記事が、午後19時からは一田和樹先生の「つがいの琉金」が全5回の予定で掲載されます。

いつもは昼のみアクセスして頂いている方も、この期間はぜひ夕方にもいらっしゃって頂ければと思います。

以下、「つがいの琉金」の作品概要や、一田和樹先生のプロフィール、なぜプロの商業作家が「読者投稿」のコーナーにご寄稿頂けたのかなど、簡単な経緯をご説明いたします。

 

小説「つがいの琉金」あらすじ

ツイキャスで「顔出し」配信を繰り返す有名配信者、梨香。

アルコールと向精神薬のODを繰り返しながら、呂律の回らない舌で希死念慮のつぶやきや自傷行為繰り返すカノジョを、「僕」は無数の視聴者たちとインターネット越しに眺めていた。

交わらないはずのふたりがある日、些細なきっかけから交わりだす──。

第1回 /

 

著者 一田和樹 氏

11月6日東京生まれ。バンクーバー在住。
「一田和樹」と「いちだ かづき」のふたつペンネームを持ち、「一田和樹」名義ではサイバーセキュリティミステリを、「いちだ かづき」名義ではファンタジー小説を中心に執筆。

コンサルタント会社社長、プロバイダ常務取締役などを歴任後、日本初のサイバーセキュリティ情報サービスを開始。

2006年に退任し、2009年1月より小説の執筆を始める。

2010年、長編サイバーミステリ『檻の中の少女』(原書房)で島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞し、デビュー。

以後サイバーミステリを中心に毎年3,4冊の書き下ろし出版を継続している。

2016年出版の作品

『女子高生ハッカー鈴木沙穂梨と0.02ミリの冒険』(集英社)
『原発サイバートラップ リアンクール・ランデブー』(原書房)
『サイバー戦争の犬たち』(11月刊、祥伝社)

公式WEBサイト
twitter

 

ご寄稿いただいた経緯

「現役で作品を出版しているプロ作家がなぜメンヘラ.jpに…?」

この記事を読む読者の皆さんも、同じ疑問を抱いていると思います。

一田先生に、この疑問についてそれとなく訪ねてみたところ、以下のようなご回答をいただきました。
メールの本文から引用します。

ある文芸誌から依頼を受けて短編小説を執筆しておりましたが、以前からファンだったツイキャスの配信者が9月26日に自殺配信を行ったことに衝撃を受け、メンヘラjpに投稿しようと思い立ち、急遽改稿しました。
私は、その方にも周囲の方にも生きて発信し続けてほしかったし、同じように思っている人は多かったはず。誰だってひとりぼっちではない、ということを伝えるために書いたものです。

というご事情のようです。

実際に一田先生の身の回りに生じた事件を題材にした本作は、恐ろしいまでにリアルです。

キャラクター、シチュエーション、プロット、全てが実際の出来事とはかけ離れているはずなのに、何故か「そんなこと、あったよな」「そんな奴、いたよな」といった気持ちにさせてしまう。そういった作品になっています。

メンヘラ.jpにアクセスして頂いている読者の皆さまなら、きっと楽しめる、そして共感できる作品になっているのではないかと思います。

今夜19時より始まる「つがいの琉金」ぜひお見逃しなく。

【連載小説 つがいの琉金】
第1回 死と狂気はあらゆるものを魅惑的にする
第2回 ノベルコース、ツイキャス、OD、梨香
第3回 結婚とケーキと冷たい熱帯魚
第4回 徹底的な感染
第5回 梨香(完)




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わかり手

メンヘラ.jpのライター兼編集者。 メンヘラなりに前向きに生きていきたい。好きなメンヘラ作家は永田カビ先生。

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