お医者さんは私に病名をくれない

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本稿は読者投稿コーナーに応募してくれた方からの原稿です。


『あなたはADHDではありません。軽い不安神経症と強めの醜形恐怖症ですね』

余りに、仕事でミスを多発するので休職したくて心療内科でテストを受け、尚且つ8,000円払ってカウンセリングも受けたのに、病気だと診断してもらえないのははっきり言って不服でした。これじゃ障害者手帳も取れないし、自立支援しかきっと無理だろうって。

「今の君はミスが多い。ADHDかもしれないから検査してみたらどうか、休職できるかもしれないから」と言われ、不安で心療内科に行ったのに。

 

私が休職したかったのは、初めての転職で新しい職種でのお局さんが相当怖い方で、ミスをすると、高圧的且つ威圧的に指摘されていたからで、精神的に参っていたからです。

注意されると怖くて頭がボーッとして注意の内容が全く頭に入って来ず、慌ててしまいミスが雪崩のように連発する事で、職場に行くことが怖くて食事も食べれない状態になってしまったからです。

それなのに、病名が無いとなると言い訳と言ってはおかしいですが、病名をもらえない事で、本当に「ただの仕事ができない人」と烙印を押されたようで、自己嫌悪でますます体調は最悪になりました。

「ADHDじゃないって事は、本当にただのなんにもひとりじゃできないダメ人間なんだ」と一日中泣いたりもしてました。

 

そのうち、泣くのも飽きたし馬鹿でも働かなきゃいけないし、職種を書き出そうと思い、

〇出来る事と出来ない事
〇出来る事で自分の体調(虚弱気味で片耳難聴気味で視神経の難病で先天性アレルギー持ち)でも働けること

これらを紙に書いて、ちゃんと悲観的にならずに、冷静に考えて自分の将来の事を考えました。

 

そして、前の職場を退職して、新しい職場で初めてデスクワークをしました。
デスクワークなら体調的に支障が無くできると思ったからです。
28歳で初めてのExcelとPowerPointに四苦八苦しながらも、できないなりに一生懸命取り組みました。

非常に忙しい会社だったのでそちらで就業を続けるのは私の能力的に難しく、退職をしたのですが、「ADHDじゃないなら必死にやってできるまでやってみよう(※決してADHDである方を見下したり咎めたりなどはしていません。)」と必死にやっていました。

そしてExcelもPowerPointも一通りできるようになって、PC仕事ならできるかもしれない!と自分で自信を持つことが出来ました。

今の会社では総務兼ライティングを担当させてもらっていて、社内では割と歳がいってる方なので、社内の管理をする立場でなんとか半年が過ぎました。

逆に教える立場になり、自分がされて怖かった教え方をしないように考えながらマニュアルを作ったりしています。ライティングにも携われる事が出来て、結果的に本当に良かったと思っています。

 

【ADHDと診断されなくて困った事】
〇明確な理由での休職ができない。
【ADHDと診断されなくて良かった事】
〇客観的に今自分の置かれている立場について冷静になれた事。

 

今は、心療内科には行っていません。
たまに落ち込んだりもしますが、元気に過ごすように努めています。

病気でも病気じゃなくても働くことはできます。私がその証明になればいいなと思っています。

 


【投稿者】
さしすせ さそ さん
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