メンヘラ.jpとは
メンタルヘルスの問題を抱えることで、私たちしばしば社会的に孤立しがちです。部屋の中から一歩も動けない、家の外に出れない、学校や会社に溶け込めない。程度の差こそあれ、心の不調は私たちを「孤立」に追い込みます。
孤立は苦しいものです。
ひとは、生きるために「つながり」を必要とします。
メンヘラ.jpは、オンラインメディアという形で様々な形の「つながり」を提供できればと考えています。
それでは、私たちの考える「つながり」とはどんなものなのか?
以下では、その一部についてご説明させて頂きます。
心の問題を抱える『仲間』とのつながり
心の病の治療は、基本的に通院と自宅療養を中心に行われます。そのため私たちは、自分以外の「他の患者」の声を聴く機会をあまり持ちません。
ともすると
「こんな苦しい想いをしているのは、世界で私だけなんじゃないか?」
という想いまで湧いてきます。闘病生活は基本的に孤独です。
メンヘラ.jpでは「読者投稿」という枠組みで、メンタルヘルスに問題を抱える様々な当事者たちの闘病記や生活記を募集・掲載しています。
彼らの体験談を読むことで『仲間』の存在を知ることができる。
そして体験や、感情や、知識や、想いを共有することができる。
私たちはそのような思いから読者投稿コーナーを運営しています。
【関連項目】
・読者投稿コーナー
また、より直接的にサイト内でコミュニケーションを取れる仕組みについても、現在システムを構築中です。時期は未定ですが、今年中には新しい『仲間とのつながり』の形をお見せできるのではないかと思います。こちらについても、お待ちいただければと思います。
生きるために役立つ『知識』とのつながり
メンタルに問題を抱えつつ生きることは、なかなか簡単ではありません。医療、福祉、法律など、多くの分野横断的な知識が必要になる場面も出てきます。
メンヘラ.jpでは「ライフハック」という枠組みで、当事者目線で役に立つ知識を日々紹介しています。
福祉制度について、コミュニケーションのコツについて、考え方や思考法について、恋愛について、独り暮らしの方法について…
メンヘラにとっての生きるハードルは、「普通のひと」たちとはまた少し違います。メンヘラ.jpでは「メンタルヘルスに問題を抱えつつも楽しく生きる」というテーマに沿った、当事者ならではのライフハックをご紹介していきます。
信頼できる『支援者』とのつながり
現在準備中の取り組みです。
福祉、医療、自助、社会復帰など、それぞれ違った分野で活躍されている支援者の方をピックアップし、足を使った取材で具体的な活動内容やどんな方が支援に携わっているのかを記事化する。そうすることによって、支援の存在を広く知らしめ、また支援を求めるハードルをより低くする。こういったことを目的としています。
メンタルヘルスに問題を抱える当事者と支援者とは、最も『つながり』が必要な関係にも関わらず、今まで十分な情報交換が中々行えていませんでした。多くの読者を抱えるオンラインメディアとして、この問題を解決する一助になればと考えています。
既に、いくつかの取材企画が進行中です。初夏までには形になったものを読者のみなさんにお届けできると思います。
メンヘラ.jpからの取材にご興味のある支援者の方は、以下のメールアドレスよりご連絡ください。担当者から追ってご連絡します。
menherajp[@]gmail.com
募集
メンヘラ.jpでは、体験談・エッセイなどの読者投稿を募集しています。
応募はこちらから
メンヘラjp公式ツイッターはこちらから
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