「自分の顔が嫌い→自分が嫌い→生きづらい」の自己否定サイクル
私は自分の顔が嫌いです。というよりは「かわいい」に対しての恐怖と表現した方が近いのかもしれません。
街中で鏡があると自分の顔を確認してしまう。髪の毛は乱れていないか?姿勢は悪くないか?かわいい子がいると全身を舐めまわすように見てしまう。その子が着ている服や持っているバッグはどこのブランドか?カラコンやマツエクはしているか?靴の先はすり減っているか?
とにかく身の回りの人々の顔と身につけているもの、化粧を気にしながら生活しています。
私自身が他の人をチェックして点数がつけられるほど、かわいくてスタイルがいいかというと勿論そうではありません。平均より少し肉のついた体型、服も普通、指毛の処理もうっかりすると忘れています。大体講義中に気づきます。顔だけは客観的に見ると中の下~中には食い込めるのではないかと思いますし、失礼ですが街中には私より顔のバランスが…という方もいらっしゃいます。ですが、私の基準では「私の顔はいついかなる時も世界で最低ライン」なのです。
伝えるのが難しいのですが、仮に眉毛の手入れをせず、すっぴんメガネで顔のレベルが下の下の方と、少しおしゃれしてカラコン・化粧済みの私が隣に並んでいたら、ほとんどの方は私の方がかわいいと言ってくださることでしょう。客観的に見てそれが普通なのも納得できます。しかし私はその状況でも「私の方がブスなのではないか?」と考えてしまうのです。
醜形恐怖症なのかとも考えたのですが、鏡に映った自分の顔を見ること自体は苦ではないのです。ただ見たあと「髪が乱れている」「今日もブスだな」「死にたいなあ」と考えてしまうだけなのです。
高校の時からうっすら兆候がありましたが、そのころは大学に入ったら本格的に化粧もするしマシになるだろ!と思っていました。大学生になって化粧をしましたが、顔はそんなに劇的には変わりませんでした。絶望。もちろん、毎日ではありませんがカラコンも入れました。マツエクは未経験です。やりたかったのですが、定期的に手入れを行わないといけないと考えると出ていく金額が大きすぎました。私の化粧が下手なのかもしれません。極論、整形をすれば済む話なのかもしれませんが、どうにも見た目の問題ではないように感じています。
なぜなら「自分の顔が嫌い→自分が嫌い→生きづらい」のサイクルから抜け出そうとして顔や体型を変えても、そこからすぐにイコールで「自分が好き→生きるのが楽しい!」になるとは限らないからです。逆に言えば、自分を好きになれば顔なんか関係なく生きていけるということなのだろうな、と思って最近再び絶望しています。自分を好きになれる未来が見えない。
自分の顔が嫌いな女性の方、どのように毎日乗り切っていらっしゃいますか。自分のことが嫌いで嫌いで仕方ない方、どうやって生きていますか?
もしよければあなたのご意見をお聞かせください。
【執筆者】
後藤 さん
【プロフィール】
自分の顔が嫌いな女子大学生。現在はゲーム実況とロックバンドのライブに行き、Twitterを監視することで生き長らえている。
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