CAMPFIREでメンヘラ.jpのクラウドファンディングがはじまりました
全国の自助グループ、支援者団体等のデータベースを作りたい
というテーマでクラウドファンディングの公募を開始させて頂きました。
冒頭の文章を、少しだけ引用します。
精神の問題を抱える当事者たちにとって、最大の問題のひとつが「孤立」です。 孤立から脱しリアルコミュニティへ繋がるために、全国の自助グループや支援者団体のデータベースを作りたい。 ネットからリアルへ、「つながり」を築ける仕組み作りを目指します。
(中略)
メンタルヘルスの当事者と当事者をオンライン上でつなげるというテーマでは、とりあえず小さな成功を収めました。なら、次は何か。僕はリアルでのつながり。特に当事者と支援者との繫がりだと思うのです。
現在、日本では多くの自助グループや支援者団体が様々な理念の元に多様な活動を行っています。
しかし、それらの活動をオンライン上に紹介するメディアは、ほぼ皆無であるのが実情です。
多くの支援者がリアルで活動し、様々な成果をあげているにも関わらず、彼らを取材するのはごく少数の紙メディアだけ。ほとんどの場合、メンヘラ当事者の目に支援者の活動は入ってこないのです。
困窮している当事者がいる
手を差し伸べようとする支援者がいる
しかし、その両者を引き合わせ、化学反応を起こすための媒体<メディア>が存在しない。
こんなに歯がゆいことはないと思います。
「当事者と当事者をつなげる」というミッションに取り組んできたメンヘラ.jp にとって、「当事者と支援者をつなげる」というミッションは、新たな、そして最も挑む価値のあるミッションなのではないか。そう考えるようになりました。
具体的には何からはじめて行くか。
まずは全国津々浦々の NPO、自助グループ、コミュニティ、そういった場所に僕とライターさんが突撃し、足を運んで、取材記事を書きまくります。
某「ジモコロ」のような地域密着型メディアの、メンタルヘルス特化版みたいなやつをイメージして頂ければわかりやすいかもしれません。
そうして取材していった各コミュニティを、地域別や支援対象別にデータベース化し、地域の社会資源の「見える化」を実現させます。目指す最終的な形は「メンタルヘルス領域における社会資源のデータベース」のようなものです。最終的には、CGM要素も加味し、広い立場の支援者・当事者からの口コミが入るようなデータベースになればよいと思っています。
これが実現すれば、当事者と支援者を結ぶだけでなく、例えば寄付などを考えている篤志家の方々の選択肢がより豊かになったり、他団体と一緒に何かを創発していこうと考えているコミュニティ同士の協働がスムーズに運んだりと、各社会資源をより効率的・効果的に運用できる体制が整えられていくはずです。
そうなれば、長年の課題となっている地域を中心とした精神医療や、多くの患者の QOL の向上、社会復帰の容易化──といったことが可能になるのではないか。僕はそのように考えています。
…
(全国の自助グループ、支援者団体等のデータベースを作りたい)
このプロジェクトを一言で表せば、メンヘラ.jpが創立以来一貫して取り組んできた
メンヘラたちがより良い生活を歩むための「つながり作り」
それをネットだけではなく、リアルの世界でも実現させようーーというプロジェクトです。
並大抵のことではない、と思います。
ネットとリアルの距離は、近くはなりましたがまだまだ遠い。それが社会福祉というインフラともなれば、さらに遠ざかるのが現状です。
それでも、と思います。これからますます厳しくなっていくであろうこの21世紀の日本の中で、社会福祉、公的支援、自助コミュニティ等のリアルな支援と当事者を繋げていくことは、彼らの苦しみのためにも、そして私たちが生きる地域や社会のためにも、絶対に必要なプロジェクトだと僕は考えています。
メンヘラにが生きる上での「つながり」作り。そしてそれを成功させることがでいるのは、今まで一心にそれに取り組んできたメンヘラ.jpなのではないか、と思うのです。
CAMPFIREでのクラウドファンディングその第一歩だと思っています。
それは資金の調達という意味だけではなく、
ネット上には、これだけ多くの困窮者や、それを見守る人々がいるのだということを、
調達額という数字によって、リアルの支援者たちに突きつける、
その絶好の機会なのではないか──と思うのです。
かなり厳しいゴールを設定しました。
これは想定している活動規模で、フルタイムのメンバー3人が1年やっていくための資金額です。
どうか、実現できればと思います。
そして、我々の目指す目標
メンヘラが生きるための「つながり」作り
それを、リアルに、社会福祉や行政と提携しつつ、実現させる。
その端緒になればと思っております。
どうか、お支援、ご協賛いただければ、これ以上なく嬉しく思います。
【参考リンク】
CAMPFIRE プロジェクトページ
【執筆者】
小山晃弘(HN : わかり手)
【プロフィール】
メンヘラなりに前向きに生きていきたい。
Twitter:@anbakurakoya
というテーマでクラウドファンディングの公募を開始させて頂きました。
冒頭の文章を、少しだけ引用します。
精神の問題を抱える当事者たちにとって、最大の問題のひとつが「孤立」です。 孤立から脱しリアルコミュニティへ繋がるために、全国の自助グループや支援者団体のデータベースを作りたい。 ネットからリアルへ、「つながり」を築ける仕組み作りを目指します。
(中略)
■メンヘラ当事者と支援者とのリアルでの繫がりを作りたい
メンタルヘルスの当事者と当事者をオンライン上でつなげるというテーマでは、とりあえず小さな成功を収めました。なら、次は何か。僕はリアルでのつながり。特に当事者と支援者との繫がりだと思うのです。
現在、日本では多くの自助グループや支援者団体が様々な理念の元に多様な活動を行っています。
しかし、それらの活動をオンライン上に紹介するメディアは、ほぼ皆無であるのが実情です。
多くの支援者がリアルで活動し、様々な成果をあげているにも関わらず、彼らを取材するのはごく少数の紙メディアだけ。ほとんどの場合、メンヘラ当事者の目に支援者の活動は入ってこないのです。
困窮している当事者がいる
手を差し伸べようとする支援者がいる
しかし、その両者を引き合わせ、化学反応を起こすための媒体<メディア>が存在しない。
こんなに歯がゆいことはないと思います。
「当事者と当事者をつなげる」というミッションに取り組んできたメンヘラ.jp にとって、「当事者と支援者をつなげる」というミッションは、新たな、そして最も挑む価値のあるミッションなのではないか。そう考えるようになりました。
全国の自助グループ・支援者団体のデータベースを作りたい
具体的には何からはじめて行くか。
まずは全国津々浦々の NPO、自助グループ、コミュニティ、そういった場所に僕とライターさんが突撃し、足を運んで、取材記事を書きまくります。
某「ジモコロ」のような地域密着型メディアの、メンタルヘルス特化版みたいなやつをイメージして頂ければわかりやすいかもしれません。
そうして取材していった各コミュニティを、地域別や支援対象別にデータベース化し、地域の社会資源の「見える化」を実現させます。目指す最終的な形は「メンタルヘルス領域における社会資源のデータベース」のようなものです。最終的には、CGM要素も加味し、広い立場の支援者・当事者からの口コミが入るようなデータベースになればよいと思っています。
これが実現すれば、当事者と支援者を結ぶだけでなく、例えば寄付などを考えている篤志家の方々の選択肢がより豊かになったり、他団体と一緒に何かを創発していこうと考えているコミュニティ同士の協働がスムーズに運んだりと、各社会資源をより効率的・効果的に運用できる体制が整えられていくはずです。
そうなれば、長年の課題となっている地域を中心とした精神医療や、多くの患者の QOL の向上、社会復帰の容易化──といったことが可能になるのではないか。僕はそのように考えています。
…
(全国の自助グループ、支援者団体等のデータベースを作りたい)
このプロジェクトを一言で表せば、メンヘラ.jpが創立以来一貫して取り組んできた
メンヘラたちがより良い生活を歩むための「つながり作り」
それをネットだけではなく、リアルの世界でも実現させようーーというプロジェクトです。
並大抵のことではない、と思います。
ネットとリアルの距離は、近くはなりましたがまだまだ遠い。それが社会福祉というインフラともなれば、さらに遠ざかるのが現状です。
それでも、と思います。これからますます厳しくなっていくであろうこの21世紀の日本の中で、社会福祉、公的支援、自助コミュニティ等のリアルな支援と当事者を繋げていくことは、彼らの苦しみのためにも、そして私たちが生きる地域や社会のためにも、絶対に必要なプロジェクトだと僕は考えています。
メンヘラにが生きる上での「つながり」作り。そしてそれを成功させることがでいるのは、今まで一心にそれに取り組んできたメンヘラ.jpなのではないか、と思うのです。
CAMPFIREでのクラウドファンディングその第一歩だと思っています。
それは資金の調達という意味だけではなく、
ネット上には、これだけ多くの困窮者や、それを見守る人々がいるのだということを、
調達額という数字によって、リアルの支援者たちに突きつける、
その絶好の機会なのではないか──と思うのです。
かなり厳しいゴールを設定しました。
これは想定している活動規模で、フルタイムのメンバー3人が1年やっていくための資金額です。
どうか、実現できればと思います。
そして、我々の目指す目標
メンヘラが生きるための「つながり」作り
それを、リアルに、社会福祉や行政と提携しつつ、実現させる。
その端緒になればと思っております。
どうか、お支援、ご協賛いただければ、これ以上なく嬉しく思います。
【参考リンク】
CAMPFIRE プロジェクトページ
【執筆者】
小山晃弘(HN : わかり手)
【プロフィール】
メンヘラなりに前向きに生きていきたい。
Twitter:@anbakurakoya
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