メンヘラ.jpに「お悩み相談」を開設してから5日経って

コラム わかり手

先日、メンヘラ.jpに「お悩み相談」のページを追加しました。

これは、誰もが気軽に自分の困りごとや悩みを、同じようにメンタルヘルスの問題に苦しんでいる仲間たちと相談することができるサービスです。

生活の細々とした悩み、つい抱いてしまう偏った考え、過去にあったつらい経験…、メンタルヘルスの問題に苦しんでいるメンヘラなら、誰しもがこのような悩みや困り事を抱えていると思います。

そんな時、身近に相談できるひとがいることは、残念ながら極めて稀です。

私たちメンヘラの多くは「孤立」という問題を抱えています。
誰かに話を聞いてもらう。相談する。多くのメンヘラは、そういったことが中々難しい境遇に立たされがちです。

メンヘラ.jpの「お悩み相談」は、そうした孤立を抱えがちなメンヘラさんが、少しでも自分の困りごとを外に向けて発信できるように、そして願わくば誰かの目に留まり、暖かなレスポンスを貰えるように、そうしたことを願いつつ実装されたサービスです。

 

開設から5日経って

サービスローンチから5日で、既に400人の方が会員登録してくださり、58件の相談が、154件の回答が寄せられています。

そして、これは僕自信も驚いているのですが、全ての相談に回答が寄せられおり、しかもその回答のほとんどが思いやりに満ちた素晴らしいものでした。多くの回答者の方が、本当に穏やかで優しく思慮に満ちたメッセージを、助けを求める当事者に届けてくれています。

これは、なんなんだろう。

はっきり言ってしまうと、これは僕の想定から大きく外れる事態でした。
作られたばかりのQAサイトに、これほど多くの素晴らしいユーザーが殺到することは、通常ありえません。

何故なんだだろうか──と少し悩んだところで、答えはあっけなく見つかりました。

相談者も、回答者も、同じメンタルヘルスの問題に苦しむ仲間たちだからだ。
それが僕の出した結論でした。

疾患名が違っても、症状が違っても、生まれた環境や育った過程が違っても、精神の苦しみというのはある種の共通性を持ちます。つまり一種の「仲間」なのだと。だからこそ、仲間の苦しみがわかるし、それに向き合ってくれようとしてくれる。

精神の病を抱えがちな方の持つ、ある種の優しさ、真摯さという傾向も、これに拍車をかけてくれているのだと思います。

メンタルヘルスの問題に苦しむ仲間が、お互いの小さな差異を越えて助けあう。
これは恐らく「互助」と呼ばれる現象です。

メンヘラ.jpはメンヘラが生きるための『つながり』作りをミッションとして活動しています。

WEB上で、小さな「互助」の芽を育てることができた。

それは、我々編集部にとって、本当に大きな喜びでした。

 

メンヘラ.jpのこれから

我々は、今後もこのような「つながり」を作っていくことを、断固として推進していきます。

現在CAMPFIREでクラウドファンディングを募っている「全国の自助グループ、支援者団体等のデータベースを作りたい」というプロジェクトも、メンタルヘルス当事者と支援組織の「つながり」を作ることを目的としたプロジェクトです。

これからも、我々は「孤立」と闘うための「つながり」を紡いでいきます。

そして、それによりメンヘラの皆さんの苦痛が少しでも緩和されることを心から願っています。

末筆になりますが、出来たばかりの「お悩み相談」を、今後ともよろしくお願いいたします。

 

【リンク】
・メンヘラ.jp「お悩み相談」コーナー
・CAMPFIRE「全国の自助グループ、支援者団体等のデータベースを作りたい」

 


【執筆者】
小山晃弘(HN : わかり手)

【プロフィール】
メンヘラなりに前向きに生きていきたい。
Twitter:@anbakurakoya 


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