「死にたい」を否定されない安心感 はじめてカウンセリングに行って楽になった話

コラム 死にたい カウンセリング 小村井

はじめて読者投稿をします。小村井と申します。

私には病名もなく、メンヘラと名乗っていいのか、このサイトにお世話になっていいのか、未だに自信が持てないです。でも、最近あった出来事を書きたくて、こんな話をできる知り合いもいないため、読者投稿をしてみることにしました。

文才も語彙力も無くわかりづらい文章になっているかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

 

苦しくて、悲しくて、つらくて、でも病気ではないからこれは甘えなんだろう、つらい、ダメ人間、生きてる価値が無い、居場所がない。死にたい。消えたい。

そんな気持ちに取り付かれ、抜け出せなくなってしまうことがしばしばあります。

精神科に通ってはいるものの、毎回「じゃあ次回は〇月〇日ですねー」と言われて通院が続くことに違和感しかない。私は病気ではないのに。いっそ病気なら、この「消えたい」「死にたい」という感情の原因が病気のせいだということに出来るのに。

病院に頼っている自分もまた、甘えているのではないか。通院のせいでまた自分を責めてしまう。悪循環です。

 

じゃあ、カウンセリングに行ってみるか…。

そう思い立ってカウンセリングルームを探しました。

ここに行ってみたい、と気になるカウンセリングルームを見つけたのですが、それからも、「私なんかがカウンセリングに頼るのもまた甘えなのでは」という考えが頭を離れず、一か月悩みました。

その一か月の間、つらくなると「行こう…」と思い、予約メールを送るためにそこのサイトを開きますが、そこでまた手が止まり結局予約できずサイトを眺めるだけで終わる。そんなループの日々でした。しかし、だんだん年末が近づき、カウンセリングルームもお休みに入ってしまう、という焦りが生じたおかげ(?)でやっと予約。

当日。はじめてのカウンセリング。

日常で感じるつらさのこと、育ってきた家庭環境・家族構成のこと。すべて話しました。死んで楽になりたい、と思ってしまうことも。

時間なんてあっという間に過ぎました。

親は嫌いで相談する気なんて起こらないしむしろ親のせいで死にくなってるし、友達はメンヘラと無縁だから「考えすぎだよ~!」「死ぬなんて簡単じゃないよ絶対失敗するよハッハッハ!」という求めてないテンションで励ましてくるし、職場の先輩は「死んじゃダメなんだよ」と否定してくるし(まぁそれが普通なんだろうけど)。

話して良かった、なんて思ったためしが無かった。

でもカウンセラーの先生は

「それは、死んでしまいたいと思ってもおかしくないですね」

と優しい声で言ってくれました。

「死にたい」を、「消えたい」を、否定されなかったのは初めてだ。

様々な話をしている間にすでに泣いていて、顔面はビショビショだったのですが、この時、その日一番の大号泣をしました。

カウンセリングを受けるまで、ずっと「それはあなたが弱いせいだ強くなりなさい、とか言われたら立ち直れないな…まぁ弱いのは本当なんだけど…」とか考えてビビってたりもしたのですが、全く逆だった。行って正解だった。

ただ話を聞いてもらっただけで、何かが解決したわけではないけれど、それからなんだか気持ちがラクになったように思います。そりゃ、「生きてるの楽しいー!」なんて言えるほど元気になったわけではないし、そう思える日が来るなんて予感は全くないです。

でも「否定されない」ってすごいことだな、って思いました。なんだか安心できてるので。

 

私がお世話になったカウンセリングルームのサイトには「嫌なことがあったから愚痴を聞いてほしい!などでも構わない」という内容の説明が書かれていたし、場所はマンションの一室だし、勝手に病院のような施設をイメージしてたから「病気じゃない自分は行ってはいけない」と思い込んでいましたが、そんなことはありませんでした。

もし私と同じように、

「病気でもない自分がカウンセリングに頼るだなんて甘えだ」
「病気でもない自分が死にたいって思うのは甘えだ」

と思ってる方がいたとしたら、そんなことないよって伝えたいです。

頼りたいのに頼れない。頼ることが間違っている。そんな考えに縛られいるのって寂しくてつらいですよね。でも頼ってもいいみたいです。頼れる場所を探してみて、頼りに行ってみましょう。

文章が下手な私のこの文章で、私の伝えたいことが、どうか伝わりますように。
ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。

 

【関連記事】
「死にたい」まま生きるために 希死念慮と共に生きる人々のストーリー


【執筆者】
小村井 さん

【プロフィール】
居場所が無い気がしてネットに張り付いてしまう寂しい社会人。


【募集】
メンヘラ.jpでは、体験談・エッセイなどの読者投稿を募集しています。
応募はこちらから

この記事のカテゴリ・タグ

コラム 死にたい カウンセリング 小村井
このエントリーをはてなブックマークに追加

3件のコメント

けんたろう 返信

心に沁みるお話でした。ありがとうございました。

べべ 返信

cotreeというカウンセリングサービスの運営に関わっている者です。
お話を読んで、カウンセリングがちゃんとお役に立っているんだなと感じました。
どうやればお役に立てるのか悩みながらですが、明日からも仕事を頑張ります。

海月 返信

読んでて涙がでてきました。
素敵なカウンセラーさんに巡り会えてよかったですね!
小村井さんの記事を読んで
わたしもカウンセリング受けてみようか、前向きに検討してみようと思えるキッカケになりました!
ありがとうございます。

コメントを残す

返信をキャンセル
返信先コメント