発達障害当事者のピアサポートにはじめて参加してみた

体験談 発達障害 しそ メンヘラ当事者研究会 ピアサポート

こんにちは。しそと申します。

みなさん「ピアサポート」をご存知でしょうか。名前だけなら聞いたことある、或いは全く知らない方もいらっしゃるでしょう。いわゆる当事者会のことです。

私は就労について市役所に相談に行った際、いろんな事情を説明するうちに発達障害の当事者会について紹介していただき、参加させていただくことになりました。私も人生初です。

主催されている方から事前に

「人数が多いけど大丈夫ですか?無理はしなくてもいいですからね」

と市の職員さん伝いに連絡があるなど、非常に細やかな気配りをしてくださり、参加する前から「当事者会スゲェ…!!」と感動してました。

当事者だからこそわかる、集団の中での疲れや苦痛に配慮してくださったのだと思います。

自分のこともあんまりよくわかってないので多分行けるだろうと判断して行かせていただくことに。(集団の前で話すと恐怖で泣く癖があるけど。)紹介してくださった市役所の方の送迎付きで。至れり尽くせりで感謝しかなかったです。

 

当事者会スタート

というわけで当事者会スタートです。簡単な自己紹介から活動報告まで話すことは様々。初っ端からど緊張していた私は案の定号泣しながら自己紹介しました。午前中涙が止まらなかった(原因は不明)。

午前の部と午後の部と別れており、部屋の入退室は自由、しんどくなったら1人になれる部屋まで完備。「我々メンヘラへの考慮パーフェクトすぎる…」と再度感動してました。ちなみに1人になれる部屋は早速使わせて頂きました。やはり集団は疲れる。めっちゃ助かりました。

午前の部では主に「自分のトリセツ(取り扱い説明書)をつくろう」ということで、トリセツの事例が2つ紹介されました。当事者さん自らが作ったトリセツの紹介です。それぞれ自分が生活しやすいように生きやすいように自分なりにたくさん工夫されており、圧巻でした。

自分の特性や苦手なことに積極的に手を打ち、チェックリストや分かりやすいように生活の諸経費まで計算したものをファイリングされている方もおり、「こんな対策あったのか…」と是非参考にしたいアイデアがたくさんでした。でも「これ作るの体力いるだろうな…」とも思い、当事者さんのガッツがとてつもないなと思いました。

個人的にこれマネしたいなと思ったのが、就労用に自分の得意不得意、特性をまとめたものを作成しておくというもの。「これ、発達障害者がいちいち言わなくてもこれ雇用側に渡して読んでもらえれば一発じゃね…?」と思って就労用に私もつくろう…と思いました。

でも、トリセツって本当に自分をよくわかってないと作れない。そういう話にもなりました。「まずは自分をよく知る」。これは一番大切だなと感じました。

午後の部では、情報交流会や今後の精神障害者の就労についての話。
メンヘラ.jpのことも紹介させていただけました。

都会での発達障害についての取り組みなどの話。このあたりは代表者さんが都会まで出てすごい教授と話したこととか、話がアクティブで驚いてしまったのと、私の集中力がほぼ切れていたのと文章力のなさで書けません。すみません。

この都会での先端の取り組みを地方でも取り入れていきたい、そんな話でした。

でも、その中で印象に残った言葉があったので少し紹介させてください。

「人が働くことにこだわるのは、働かないと一人前と認められないという意識があるからではないか」
「自分が楽しいなと思って生きることが自立だと思う」
「自立って自分で一人暮らししたり自分でお金を稼いだりすること、ではなくて、自分のことを自分で決められたり、親とともに生活しても自分のことは自分でできることだと思う」
「人は個人だけでは生きられないし誰かの支援が必ず要る」

(自分の解釈や記憶の曖昧さなどで発言がちょくちょく違うかもしれません。大体のニュアンスで書いてます。)

そんなこんなで障害者雇用の変更の説明や、地域が障害者雇用に対してどんな姿勢なのかなどの報告もあり、得られる情報がたくさんでした。

 

当事者会を終えて

発達障害ピアサポートは、始まる前からの丁寧な対応から、色々な人との関わり、あたたかい言葉がけなど、日々の生活でいっぱいいっぱいのメンヘラが心を許せる空間でした。

はじめは緊張でガチガチでしたが、終わる時にはもう緊張は解けてました。

「また来れたらきてくださいね」

と声をかけていただけたのも嬉しかったです。とことん優しい場所で誰もが誰もを傷つけないし言動を尊重して「私」が「私」らしく素でいられる場所だと感じました。

参加されているメンバーの方々の年齢も様々で発達障害を抱える小学生やティーンの方々の家族の方でも得られる情報があったと思います。誰でも参加できる雰囲気でした。

話している中でも色んな意見が飛び交って話が脱線したり「発達障害らしいなぁ、学校だったら先生に絶対怒られるパターンだけどここではそんなルールもないしとてもやりやすいし色んな視点から見られるから勉強になる」と思いました。発達障害の良いところを発見できたような気がします。

 

最後に

この度参加させていただいたピアサポート「コネクト∞無限大〜発達障害を考える会〜」のメンバーの方々、並びに代表者の須藤様に厚く感謝申し上げます。また、当事者会を教えてくださった市役所の職員様、本当にありがとうございました。体調と相談しつつちょっとでも参加していきたいと思います。

メンヘラ.jpでご紹介する許可をいただいたので、私が今回の参加した当事者会に加えて、もうひとつ「中高年引きこもり」のためのピアサポート「エスポワール兵庫」もご紹介します。今回の「コネクト」に参加されていた方が開設した集いです。

 

・コネクト∞無限大〜発達障害を考える会〜

毎月第3日曜日に開催。
場所 : NPO法人ピアサポート ひまわりの家(兵庫県宍粟市山崎町段194-1)
電話番号:0790-65-9205
E-mail : himawarinoie@tuba.ocn.ne.jp
URL : http://npohimawarinoie.net/

 

 

・エスポワール兵庫

月1回開催
mail : espoir.hyogo@outlook.jp
【編注】毎日新聞による「エスポワール兵庫」さまの記事

 

・はりまいのちの電話

・079-222-4343

こちらも会の中で紹介されていたので載せておきます。播磨のメンヘラに届け。

長文になりましたが人生初の当事者会レポートは以上です。

読んでいただきありがとうございました。

 


【執筆者】

しそ さん
【プロフィール】

よく投稿させてもらってます。職が続かないADHD 最近鬱の酷さが増した。
看護師として仕事することをやめることを決意。未来に光が見えてこない。


【募集】
メンヘラ.jpでは、体験談・エッセイなどの読者投稿を募集しています。
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