生活に不満はない。けれど夜になるとリスカしてしまう。

体験談 リストカット メンヘラ 円谷サチ

初めまして、病名のない似非メンヘラです。

私は、メンヘラ.jpが出来た頃からちょくちょくサイトを見に行っていた者なのですが、その当時は、「あぁ、このサイトは、病名があって、自殺未遂をしていたり、辛い過去を持つ人たちのためのものなんだなぁ」と思い、病名もない、特に大きなトラウマもない自分は、「私の辛さはまだ辛さの部類には入っていない」と思い込んでいました。

しかし、先日、久しぶりに見てみると、私と同じような方がたくさんいらっしゃって、「病名のない私でも、このサイトに投稿してもいいんだ」と思い直し、この記事を書いています。

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冒頭にも述べたとおり、私は病名も、トラウマになる過去も、ありません。家庭環境も恵まれており、少し過保護な母、博識な父、暗いけど優しい弟、私は自分の家族が大好きです。「甘えるな」と思われても仕方が無いと思います。

それでもこの記事を書くのは、文字に起こすことで自分を見つめ直すきっかけになるかもしれない、ということ、また、同じような境遇の方を見つけたいからでもあります。拙い文章ですが、読んでいただけると幸いです。

まず、私は(それなりに)頭が良く、高校でも、どちらかと言えば華やかなグループに所属しており、先輩の彼氏もいて、友人関係、恋愛、学力で悩んでいることはありません。それなりに充実した高校生活を送っているのではないかな、と自負しています。

昼間は明るいいい子です。でも、夜になると急激に虚無感や絶望感に襲われて、家族が寝静まった頃、1人、自分の部屋でリストカットをしています。死にたい死にたいと泣きながら呟き、呼吸が苦しくなります。

次の日の朝になれば、昨日何があんなに苦しかったのだろう?全然死にたくない!と思うほどに気分は回復していて、普通に学校に行きます。しかし、また夜になると、死にたいと感じ、リストカットを始めます。朝と夜で人が変わっているのかとも思いました。昼間の私と夜の私では全く違うのです。

その虚無感や絶望感はどこから来るのか。今は気分が落ち着いているので、何故あんなに落ち込んだのだろう?とさえ思っているのですが、病んでしまった時の裏アカのツイートを見ると、大きく2つ、傾向が分かりました。

 

1顔面へのコンプレックス

「こんなブス早く死ねばいいのに」「こんなに可愛くなければ生きる意味ない」裏アカにはこのようなことが書かれていました。

私は自分の顔にあまり自信がありません。それは昼にもそう思います。とんでもないブスだとは思っていませんし、メイクをするのも大好きです。ただ、標準よりちょっと下なのかなぁくらいには幼い頃から思っていました。

誰かのせいにするつもりはありませんが、それでもこのコンプレックスが一気に大きくなったのは、高校に入ってからです。

高校に入ると、可愛い友達が増えました。その子達は自分に自信があって、よく、「私可愛いからさぁ」とか「やっぱ可愛くなきゃ損だよねぇ」と言います。元々自分のことを可愛いと思っていない私は、その子たちに、可愛くていいね、と褒めることしか出来ません。そうすると褒められて嬉しくなった彼女達はこう言います、「可愛ければ何しても許されるもん。ブスは何してもブスだしね」。

彼女達は私のことを好きでいてくれているので、この言葉は、世間一般的な「ブス」に対する言葉だということは、私が一番分かっています。しかし、そんな会話が何百回と繰り返されると、まるでその言葉は私だけに向けられているような錯覚に陥ります。私以外のみんなの顔の長所は見つけられるのに、自分の顔に長所は見つからない。ブスは何をしてもブスだから、例えば、好きな男性のタイプを言おうとしても、「こんなブスが言ったら失礼だよな」と思って、言えない。ブスは生きる価値無いんだ。高校に入ってから、そう思うことが多くなりました。

また、母親にも顔面至上主義的な節があります。母親は、オバサンになった今でも可愛く、自分に自信があるようです。音楽番組を見ていて、私が好きなアーティストが出ると、「でもこの子、ほんっとブスだね。歌が上手くて良かったよ」と言います。

スポーツ選手にも、少しぽっちゃりした女優や、一重の女優にも、同じようなことを言います。挙句の果てには、私の友達や自分の友達まで、写真を見つけてはブスだ言います。母親は私のことが大好きなので、私のことは可愛い、と言ってくれます。しかし、それも親バカにしか思えなくなりました。最近は、ブス、という言葉を聞くたびに涙が出そうになります。

 

2なんでもない過去への羞恥心

「過去を清算するために死にたい」「死にたい、私の過去は全部恥じるべきだ」裏アカで一番多かった呟きがこの類のものでした。

私はどうやら、何でもない過去が、ものすごく恥ずかしいことのように思われる体質のようです。ただ、顔面コンプレックスとは違って、これは常に感じているわけではなく、「1人」「個室」「夜」など条件が揃った時に不意に襲ってきます。だから、今はまだあまり感じていません。

例えば、昨晩は、「少しかっこいい学校の先生に相談をした(当時、私は軽いストーカーの被害にあっていてそのことを相談しました)」という事実が、とんでもなく恥ずかしいことをしたように感じられ、胸が詰まり、ウワッ、と叫んで、リストカットをしてしまいました。またある日は、「かっこいい先輩(今の彼氏)に旅行のお土産を渡した」ということが急に恥ずかしくなり、大声で叫びたくなる衝動に駆られ、泣いてしまいました。

これに関しては、コンプレックスと違い、自分でもよく原因が分かりません。なぜ恥ずかしいのか、なぜそれで死にたくなってしまうのか、謎なままです。しかし、この何でもない過去への突然の羞恥心のせいで、私は夜、人が変わったように落ち込み、死にたいと感じています。

あとは、私は対人での悔しさをリストカットにぶつける癖もあるようです。「あの子にあんなこと言われた、悔しい、お前の発言でこんなに傷ついたんだよってリスカして死んでやる」、こんなことをよく思っています。が、実際、「お前のせいでリスカしたわ!見てみて!」なんてしたことはありません。悔しさをぶつける方法がリスカしかないみたいです。

親も、彼氏も、友達も、大好きです。でも、こんなこと相談出来ません。

せっかく愛情かけて育てた娘がリストカットをしているなんて、死にたいと思っているなんて、親には申し訳なさ過ぎて言えません。彼氏は年上だから、何だか遠慮してしまうし、「リスカしてる友達いたんだけど怖すぎて無理」と言われたので言えません。

友達は、私のことをよく分かってくれているけれど(その子は、私がバイセクシャルであることをカミングアウトしたほどの仲です)、「〇〇(私の名前)は、しっかりしてるから、死にたいと思ってもリスカはしないでしょ」と言われ、期待を裏切れません。

いっそのこと、病名がついたら楽なのになぁ、と、酷いことを思ったりもします。私は何とかっていう病気だから、と皆に言ってしまえたら。でも、まず病院に行くにはお母さんに言わなければならないし、きっとそこまで私は病んでいないのでしょう。思春期特有の欲求不満なのかもしれません。

最後まで読んでくださってありがとうございました。言いたいことがまとまらず、酷く読みにくい文章になってしまいました。また、上手く考えがまとまったら書けたらいいなぁと思います。同じような方がいらっしゃれば、反応していただけると嬉しいです。


【執筆者】

円谷サチ さん
【プロフィール】

似非メンヘラ女子高生。


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1件のコメント

副島 返信

サチさんお疲れ様です。

直接的な原因は特定できないけれど、自分の中の葛藤が、兎に角あふれてきて、発作みたいな感じで精神症状が出ること有りますよね。
サチさんが何らかの疾患に該当するかは勉強不足で分かりませんが、お辛い事、大切な人達のために努力されてる事、傷ついていらっしゃる言伝わってきました。

私も、専門学校を卒業して、国家資格を取得し、計画通り就職を果たしましたが、自分の衝動が暴走するときはあります。
自分の場合には【普通ならコウ有るべきなのに、かけ離れている自分への苛立ち(ちゃんと出来ない)】【コンプレックスへの執着】【見棄てられ不安】が引金になってジレンマ→発作みたいになります。

それでも、【自分の現状は事実として受け入れる】【自分の衝動も他人の言動も、自分には関係ないものとして一旦流す。無視する。向き合いすぎない】【自傷は見えない所にやるか、事故に偽装する】で、何とか凌いでいます(笑)参考になる部分が有れば幸いです。

辛いものは辛いので、サチさんの苦しさは甘えじゃないです。ただの事実です。

誰に言う必要は無くても、自分だけは理解してあげたら良いと思いますよ。

何だか支離滅裂な文章になってしまって済みません。
サチさんが少しでも心穏やかに過ごせる様、お祈りしてます。

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