命にも関わる、神経調節性失神の危険性

コラム カス子 神経調節性失神

こんばんは。カス子(@gomikasu0202)と申します。

以前は介護職員をしており、現在は転職をして、精神科・心療内科の入院病棟にて勤務しております。精神科で働きながら精神科にお金を払うという素敵な経済サイクルを生み出しています。最高ですね。

この転職についても是非いつかお話しさせていただければと思いますが、本日はこの転職に至った原因の一つでもある「神経調節性失神」について皆様に知っていただければと思い筆を執らせていただきました。

 

神経調節性失神とは

突然視界が真っ白になって倒れる、簡単に言うと失神する病気です。「なんとなく気持ち悪いな」「ふらつくな」「頭がのぼせてるな」という前兆が有る時が殆どで、それだけでなく緊張している場面で突然現れることもあります。

倒れた瞬間は自分が倒れたことに気がつかず、他の方にぶつかったり気がついたら寝転んでいたりといったことが多いです。

 

神経調節性失神になったきっかけ

これはまぁメンヘラ.jpさんではお馴染み、というとおかしな話ではありますが、一般的には自律神経の乱れによる低血圧で、脳まで血液が届かずに血液不足となることが原因と言われています。

実は、私はこの当時とんでもない激務をこなしておりまして、睡眠時間は4時間、朝ご飯夜ご飯は電車でカロリーメイト、昼はレトルトカレーとカップ麺のローテーションをしていました。このような不摂生な生活にも原因があるようです。

私が初めてこの症状によって倒れたのは昨年8月だったと記憶しております。あまりに突然のことでしたので、総合病院で耳鼻科、内科、総合診療にて全身くまなく調べていただいた結果がこの病名でした。

心電図も取り、血液検査や聴力検査、三半規管も見てもらいましたが、何一つ原因が見当たりません。どこに行っても「ストレスが原因だから」といわれてしまうだけでした。あるとしたら、異常なまでの低血圧のみ。自律神経の乱れによって血圧の調整が殆ど出来なくなってしまっている状態に陥っておりました。

 

私が受けた治療

主治医によると「とにかく横になるか、膝を曲げてポンプの要領でしゃがみ込むか、横になって物理的に血液を流して」とのことでした。いや現代医療!!もう少し何かないのかよ!!と思いますが、そんなものなのですね。

あとはしっかりと朝ご飯を食べて軽い運動をして血圧を上げるほかにありません。とんでもないですね。悪化すると投薬治療もあるそうですが、そこまでの方は少ないようです。

 

その危険性について

ここからが本題になりますが、神経調節性失神を患った方が駅のホームや道路の白線の外、お風呂場、あるいはその他危険が及ぶような場所で症状が現れ、転倒されるなどで事故に繋がることが多いと総合診療の先生がおっしゃっておられました。

実際に、駅のホームで症状が現れてしまうことが多いそうです。人身事故の中にどのくらいこの病気にかかっていて、尚且つ病識があった方は何人居たのか、そう思うとやるせない気持ちでいっぱいです。

 

最後に

あまり聞き慣れない病名の話をつらつらと書いてしまいましたが、「貧血気味だな」「調子が悪いことが多いな」「そういえばのぼせたり目眩があるな」、そんな方々、もし駅のホームでふらついたら、と考えてください。

これをきっかけに転落事故を起こすことも多いと主治医はおっしゃっていました。希死念慮がある皆様、自殺にうってつけと思うかもしれませんが、これは自殺ではなく事故です。

自分勝手では有りますが、あなたがもっている“死を選ぶ権利”をこの様な形で行使していただきたくない、出来れば幸福を勝ち取って自信が納得のいくかたちで生き延びて欲しい、と私は感じています。

長々と書きましたが、神経調節性失神は本当に危険な病気です。なんだか貧血気味?ふらつくな?と思ったら是非病院受診をご検討ください。


【執筆者】
カス子 さん

【プロフィール】
投薬治療とカウンセリングでなんとか生きている対人援助職二次障害マン。
Twitter:@gomikasu0202


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