死ねなかったから生きるしかない いじめや自傷を乗り越えて生きてきた私のこれから

体験談 自殺未遂 いじめ 自傷行為

私は今38歳。精神科に通院しています。
病名ははっきり伝えられたことがありません。聞くことができずにいます。

自分のこと、今までのことを誰かに聞いてもらいたいと思っていたものの、なかなかできませんでした。だから、この読者投稿で書いてみようと思ったんです。

 

小学校~高校時代


私は幼稚園に通っていた頃は活発で、友達も沢山いたとか。そんな自分の周りが変わり始めたのは、引っ越しをした新しい地での生活を始めた頃。

小学生になり、近所の子たちからのいじめが始まりました。私自身は覚えていなくて、後々に母から聞かされて知りました。仲間外れにされたり、言葉のいじめがあったそうです。毎日泣いて帰ってくる私。夜中に泣き出す私。母は私と一緒に死のうと思ったそうです。

父が学校へ直接話をしに行ったようで、おかげでいじめが収まったのかなと思います。

中学生になってからは、同級生たちから仲間外れにされました。きっと私に悪いところがあったのだと思います。部活帰りに私と一緒にならないように、明らかな時間潰しやダッシュで去っていく…今でもはっきり覚えています。

高校では同じ中学出身の子が数人だったので、いじめはなくなりました。けれど、精神面が不安定になり始めたのはこの頃です。

ある日の授業中、食後で胃がぐるる…と鳴ってしまいました。それをすごく笑われてしまったんです。翌日から登校できなくなりました。高校1年の時でした。登校できたとしても、お昼からとか。もしくはお昼で早退(早退許可を得るのは大変でした)。

母はとても厳しい人だったので、私を叩き起こし、引きずって車に乗せ、学校前で降ろしていきました。そんな状況だったので、朝に一度家を出て、母が仕事に行く時間までウロウロして、家に戻ったりした日もありました。

 

大学生時代~卒業後


大学は心理学を学ぼうと受験するも、不合格。どうしても行きたい大学だけ受けて、一浪して入学。大学生活は楽しくて充実していました。

それが何のきっかけだったのか、リストカットをしてしまったんです。その理由となる部分だけ、記憶がありません。精神科に通い始めたのも大学生のときでした。大学は無事に卒業したものの、在学中から自傷はエスカレートしていきました。

卒業後は何となく就職、その職場でいじめが始まり、さらに自分を追い込んでしまい、最後にはキレて辞めました。

その後はバイトを転々と。すぐに辞めるかクビになるかでした。傷跡に気づいて「そんなことをする人は怖い」と言われたこともありました。自分で付けた傷で、生きづらさを感じました。

その後の出来事を細かくは覚えていません。所々覚えている感じです。ずっと、死にたい気持ちが強まったり弱まったりしていました。死にたくて、病院の帰りに泣きながら交差点に入っていって、警察に連れていかれたこと。別のときには部屋で首を吊ろうとしたら、父が部屋に来たこと。

今思えば、私は生きていく道しかなかったのかなと思います。二度も偶然で死ねなかったのだから。それからは死のうとして何かをすることはなくなりました。生きるしかないんだなって。

私が変化していたように、母にも変化がありました。昔は私を引きずってでも学校へ連れていった母ですが、いつからか雰囲気が変わっていました。これも後になって知ったのですが、母は福祉関連などの相談所へ相談するようになっていたそうです。

どんな話を聞いていたかは知らないのですが、私が大学を卒業した後、ひきこもりになっていた時期くらいに変化に気づきました。「この苦しみを絶対にわかってくれるはずがない!」と思っていた一番の人だっただけに、すごくびっくりしています。

 

自傷してきた自分と向き合うこと、そしてこれから


10年くらい、なぜ自傷せずに過ごせてきたのか、よくわかりません。「考えて自傷しない」というより、自然とそうなったのではないかなと勝手に思っています。

でも、この1年の間に2回だけ、ほんの少しだけ傷つけてしまいました。まだ完全には抜け出せていないみたいです。

古い傷跡は隠さずに過ごして来ましたが、新しい傷はしばらく隠していました。古い傷跡を隠さずに過ごしていたのは人に見せるためではありませんので、誤解しないでくださいね。

私は”自分を傷つける時”というのは、自分や周りに対する怒りだったり、自分のどうしようもない情けなさだったり、悲しかったり寂しかったりした時でした。自分の感情を表現できずに、周りの顔色ばかり気にしてきた私。圧し殺していくしかなかった感情を自分にぶつけていたんです。それは私が今まで生きてきたから起きたこと。

きっとこの先の人生で、傷跡のことを理解されないことが数えきれないくらいあると思います。そのときに私はしっかり立っていられるのかは、今はまだわかりません。

 

今、私は就労継続支援の事業所で働き始めました。少しずつ、少しずつ、前に進みたいです。

働いていなかった期間に何かをしたいと思い、メンタルケアの勉強を始めました。まだまだ勉強は続けていきます。

いつか、誰かの話を聞ける人になれるように。その思いがすごく強く、私の中で生きています。



【執筆者】
涙 さん

【プロフィール】
精神科に通院中です。22歳頃から自傷、ODをするようになりました。29歳前には一度やめられていましたが、1年前くらいから再び。小学生~中学生までいじめられ、高校は半不登校。大学は一浪。就職してもなかなか続かず、昨年から就労継続支援A型で働き始めました。


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