家族や友人に「死にたい」と言われたら? 私が考える”メンヘラへの接し方”

ライフハック あがつま ゆい

こんにちは、あがつま ゆいです。5度目の投稿となります。

今回は趣向を変えて「メンヘラ当事者」ではなく「その家族や友人」向けに、需要の有無に関わらず普段よりも少し多めのお時間をいただこうかと思います。メンヘラの方もメンヘラ友達が死にたそうにしている場合など、参考になれば幸いです(多分メンヘラの家族はこういうの見ないだろうなと思いつつ)。

 

メンヘラは風邪のようには治らない

そもそも私は、心の病というのは風邪のように「完治」するものではないと思っています。

心の病において、一般的に「完治した」と言える状態のことを「寛解」という言葉で表すことが多いですが、「寛解 意味」でGoogle検索すると「全治とまでは言えないが、病状が治まっておだやかであること。」と出てきます。

また、風邪と違って寝ていれば自然に治るというものではない、むしろ「悪化する」ことが多い場合もあるので非常に厄介です。

あとは例えば、風邪は数日薬を飲んで安静にしていれば治りますし、大抵の人間は風邪を引いたことがあるのでその時の心境を理解してくれますが、対して心の病は患った人がまだまだ少なく、精神疾患を抱えた人が仮に1000万人いたとしても日本人全体の「たった」10%にしかなりません。30人のクラスで言えばたった2~3人。正直言って相当マイナーです。

それ以前に、メンヘラの方というのは精神的に健康でない自分を常に責めています。そういった人はもう十分すぎるほど自分で自分を傷つけていて、それこそ具現化できるのなら肢体を切り落とし腹を裂いて内臓がはみ出ているほど傷つけているものなのです。そういう意味でもメンヘラの方というのは自尊心が異常なまでに低い事が多いです。

 

メンヘラの本音

メンヘラの方の本音というのは「誰か私を救ってほしい」なのではないかと思います。

ですが、同時に自尊心が地の底より低くて「こんなゴミクズの税金泥棒で周りに迷惑しかかけていない能無しの自分なんて救われるに値しない、救われる価値すら無い」と思って差し伸べられた手を握り返せなかったり、「こんなゴミクズの(中略)自分に救いの手を差し出すなんて絶対下心がある」と思って差し伸べられた手を払いのけてしまう事もあります。

また、おそらくメンヘラの多くの方が「誰にも理解してもらえない」という感覚を持っているのではないでしょうか。そう思っているからこそ、メンヘラは苦しみを抱え込みがちになり、助けを求めたり、多くは語ろうとはしないのだと思います。

例えば普通の人がメンヘラに「リストカットするのチョー気持ちいい。心がスッと軽くなる」なんて言われても反応に困るし、理解されないというのは分かっております。だからこそ「おかしい自分」にバツを出し続けて自尊心が限りなく低いんだと思います。

そういう意味ではメンヘラ.jpや各種支援団体というのはメンヘラが気軽に苦しみを吐き出せる貴重な場所なんだと思います。文章にして吐き出すだけでも大分精神的に浄化されると思います。

さらに言えば自分がメンヘラであると理解しているのはまだいい方で、そもそも自分の状態を認められない人も多数います。

とにかく「普通」でいたくて、「自分は苦しんでいる、病気かもしれない」というのを認めたくない、自分が普通でなかったら自分を支える何かがガラガラと音を立てて崩れ去って自分が崩壊してしまうのではないか? という恐怖を抱えて、自分の苦しみを否定している人も少なくないと思います。

 

私が考える”メンヘラへの接し方”

では、そんなメンヘラとどう向き合っていけばいいのか?

個人的に誰でも今すぐに出来て効果のある接し方というのは「オウム返し+アルファ」だと思います。具体的には相手が言ってきたことに「そうか、あなたは~~と思ってるんだね?」とオウム返しすればいいです。これは「文字通り」穴埋めするだけでいいです。

ここで重要なのは「本人以外の感情や意思は一切必要としない」という点で、「本当に」ただ「オウム返し」する事「だけ」に徹することです。

例え、「こんなこんなゴミクズの(中略)自分なんて死んだ方がいいに決まってる」と相手から言われても「そうか、こんなこんなゴミクズの(中略)自分なんて死んだ方がいいに決まってる、と思ってるんだね」と返してください。LINEがあるのならそれに吐き出してもらうようにしても良いでしょう。

これは相手に100%「そうです」と言わせるための重要なステップでもあります。なぜなら私は、まずは「否定せずに認める」事が何よりも重要だと考えているからです。

メンヘラというのは自分がおかしい事を誰よりも良く分かっています。だから自分で自分を否定し続けているのです。この上でさらに親しい人からも否定されると本当に孤立してしまい、自傷行為、アルコール依存、薬物依存、最悪の場合、未遂にせよ完遂にせよ自殺という道を選ぶ危険性もあります。それを防ぐためにもまず肯定してください。

あと「理屈でわからせようとする」のは辞めるべきだと思います。なぜなら死にたいと思うのはもう理屈で何とかできるものではなくて、いくら冷静になっても死にたいものは死にたい、となるわけです。ある種「本能的に死にたい」と思っているから困っているのです。

多分聞いてる側も、家族や友人が突然「死にたい」なんて言い出したらパニックを起こして、もうどうしていいのか分からなくなると思います。ですが、「死にたい」と言ってる人間が「生きろ」と言われたところで「よし! 分かった! 生きる!」となる可能性はほぼ0%と言っていいでしょう。

この部分に関しては、こちらの記事も参考になると思います。
・メンヘラ.jp:「死にたい」と検索したら「死んではいけません!」と言われるのが嫌だった

終わりに

家族や友人がメンタルをこじらせてメンヘラになると、ほとんどの人はどうしていいのか分からずにパニックになると思います。上で述べた対策をすればとりあえず最悪の事態は避けられるのではないかと思います。ただ、あくまでも「緊急措置」であって、長期的にはお医者さんや専門家に相談したほうがいいでしょう。

私のアドバイスがほんの少しでもあなたの役に立てば、書いた甲斐があったと思います。

 

以下のサイトも非常に参考になる意見が多々ありますので、ぜひ見てみてください。

ダイアモンド:なぜ、「死にたい」と思うのか?――「ウツ」と「自殺」の関係(外部リンク:http://diamond.jp/articles/-/3879

死ななきゃOK:死にたくはない、でも死にたい(外部リンク:http://tkiyoto.blog6.fc2.com/blog-entry-1518.html

子供が「死にたい」と言った時:自殺志願の方に接する場合の覚え書き(外部リンク:https://sanmarie.me/essay-46

 

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【執筆者】
あがつま ゆい さん

【プロフィール】
大人になってADHDとアスペルガー症候群の併発が分かった発達障害患者。精神もだいぶ病んで医者曰くうつ病1歩手前。障害者枠で仕事をしつつ小説投稿サイトで小説を垂れ流す、カッコつけて言えばアマチュア小説家。

この「あがつま ゆい」名義で各種WEB小説サイト、特にカクヨムというサイトをメインに活動中です。もしよろしければ応援よろしくお願いします。

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