自殺未遂をして閉鎖病棟に医療保護入院した話

体験談 自殺未遂 もも 閉鎖病棟 医療保護入院制度

みなさん初めまして、もしくはお久し振りです。ももと申します。

今回は前回の記事とは真逆の内容を書かせていただきます。

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・自殺未遂までした私が「死ななくてよかった」と思えるようになるまで

まず第一に、あれから私を取り巻く環境が大きく変わったわけではありません。一家離散することもなく、バイトを辞めることもなく、ただ平穏に過ごしていました。

だからでしょうか。とても安定していたのです。そこで私は思います。「あれ…?これ薬なくてもいけんじゃね……??」と。今思えばこれは躁転でした。それも、かなり大きな。

そんなこんなで、再発予防のリーマスと眠剤のユーロジンだけを飲み、抗うつ剤と抗精神病薬はいきなり断薬するという阿呆なことをしでかしました。

最初の一週間は良かったです。普通です。むしろ眠気がなくなり世界が輝いてみえました。しかし徐々に強くなる怠さ、無気力、不眠、衝動……それでも自分は大丈夫だと決めつけてしまい薬を飲みませんでした。

 

そうしてある日、「死にたい」ではなく「死のう」と決意してしまいました。鬱です。躁転の反動で今までで最大級の鬱がやってきました。

これは後々のカウンセリング等で分かったことですが、私は自分の中の感情、葛藤が大きすぎたり、争いが起きたりするとリセットボタンとして死を選ぶようです。心当たりのあるみなさんも気をつけてくださいね。

「死のう」と決意してからは早く、縄を準備、遺書も書いて友人に挨拶をして、さあ、やろう。首に縄をかけたところで友人から電話です。

「止められたら困るなー」程度で出ましたが、「まあ、お前だから止めても無駄だろうし、最後に話そうよ」とのことで一時間ほど首に縄がかかってる状態で話をしました。その日はその通話でやる気が削がれてしまい、結局断念。片付けをして就寝しました。

翌日の夜、再び決行です。今回は中断することなく吊れました。意識も飛び、嬉しいと思ったのを覚えてます。しかし、体が無意識に暴れたのかガムテープで止めただけだった縄が外れてしまいました。しっかり結ばないと駄目ですね。

それでなんだかどうでも良くなり、iPhoneのメモ機能にその時の自分の状態、症状をまとめました。その翌日が診察だったので見せる為に。

そうしてその翌日の診察の時にiPhoneを見せ、これこれこうで、と説明すると即、本当にすぐ「入院しましょうか」と言われました。「……え?まじで?これぐらいで??」と思ってしまって、「はあ……」としか言えなかったのを覚えてます。

一先ず準備をする為に帰り、医療保護入院ということで保護者と共に入院施設に赴き、そのまま即日入院です。いやー早かった。びっくり。

開放が良いと言ったものの、まあもちろん自殺未遂者に自由はなく、閉鎖病棟にぶち込まれました。持ち物検査の時は何もかも取り上げられて絶望したことを覚えてます。

それでも本のみ許可が下り、iPhone、iPad、ウォークマン、それらの充電器、靴紐のある靴等が没収。石鹸、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、ボディソープ、化粧水がナースステーション管理となりました。皮膚科で処方してもらっている薬は自己管理でした。それだけでもほっとしました。

ちなみに部屋は個室でお願いしました。家族に負担をかけることは理解していますが、どうしても、二人部屋等での共同生活を送ることは自分にはできませんでした。

 

さて、入院したは良いものの会話は出来る状態で、ただスイッチが入ると死しか考えられない程度だったので暇です。

「話し相手がいないかなー」と探すこと二日間。ちなみにこの間にセクハラしてきたじじい(後に隔離に連れて行かれた)、三日目にようやく同じ年頃の男性が入ってきました。その翌日、二つ下の男性、一つ下の女性が入院してきました。全員に自分から声をかけ、なんとなくのグループが出来ました。

三日目の男性をKくん、二つ下の男性をHくん、一つ下の女性をMちゃんとします。Kくん、Hくん、Mちゃんと四人で過ごし、LINEグループ等も作り、なんとなく楽しくやっていました。

その間にウォークマンの許可が下り、数日後にiPhoneも許可が下りました。入院してから一週間の間に起こったことです。なかなか頑張ったと思います。自画自賛、大事。

病棟には泣き叫ぶ方やよく分からないことを言う方は確かにいらっしゃいます。隔離の部屋の扉をバンバン叩く音にも慣れました。それでも、パッと見「どうしてここにいるの?」と不思議に思うような普通の方が多いです。もちろん事情があってここにいるのですから、下手に深入りすると抜け出せなくなります。気をつけましょう。

そして、話し相手は自分から探しましょう。案外みんな優しいです。外より、入院している人達の方がずっと優しいです。

 

今回は「閉鎖病棟ってどんなとこ?」「入院したいけど怖いな」という方に伝えたく、こんな記事を書かせていただきました。

未だ入院中の身ですので、また続きを書きますね。

それでは皆様、今日もお疲れ様です。



【執筆者】
もも さん

【プロフィール】
自殺未遂二回目で閉鎖病棟にぶち込まれた。双極性障害Ⅱ型、お手帳3級。バイトは楽しいけど将来を考えると死にたくなる。お薬はちゃんと飲むと誓った(n回目)


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1件のコメント

ななし 返信

私も今閉鎖に入院してますが先生の判断で大部屋なので他の人のでかいイビキとでかい寝言のコンボで辛い…
すぐ友達作れてすごいです
話しかけるの怖くてぼっちです

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