双極性障害の混合状態 愛する恋人に刃物を向け、自分で幸せをぶち壊してしまった話

体験談 双極性障害 うにせんべい 混合状態

初めて書きます。うにせんべい(27歳・女)です。私は先日、双極性障害と診断されたばかりのメンヘラルーキーです。

病名が当てはめられたのはこれが初めてですが、メンヘラ活動歴としては中学生からになるのでそこそこ歴史がありますね。なんの自慢にもなりませんが…。

さて、メンヘラ歴については語ると長くなってしまいますので、今回私がやらかした失態について、同じ気持ちを抱える皆様のお役に少しでも立つことができればと思い、勢いで書いてみたいと思います。

 

双極性障害と診断を受けてから、自分の中では「あ、今うつだ」「あ、今躁だ」と認識できているつもりでいました。

うつの時は何となく自分でもわかります。動けない。寝てばかり。何をするにも億劫で、できれば死にたい。自分が嫌だ。なんで生きてるんだろう…。

躁のときは、だんだん寝られなくなり(正しくは寝たくなくなる)、私って最高!なんでもできそう!あれもこれもやる!ってな調子なので、自分で気づいていたつもりです。長年の間違った認識と投薬により、私は立派なラピッドサイクラー※になっていました。(※ラピッドサイクラー:躁とうつを短期間で繰り返すこと)

ただひとつ、自分でもうつなのか、躁なのか、把握できていない時がありました。それは「混合」状態の時です。混合状態の時はとても厄介で、「死にたい!」と「私なんでもできそう!」がミックスされた、名付けるならば“超ハイテンションうつ”状態。

そんな“超ハイテンションうつ”の時に、私は事件を起こしてしまったのでした。

 

私には、3年ほどお付き合いしている恋人がいます。

私のせいで紆余曲折ありながらも、近々結婚する予定となっておりました。人間、大きな決断をする時にはナーバスな気持ちになったりしますよね。環境の変化によるうつ。加えて、恋人との結婚に対する意思疎通がうまくいかず、私はうつ転を起こしかけていました。

その夜、私はあろうことかお酒を飲んでしまったのです。普通に飲めば楽しいお酒。テンションが高くなり、わくわく、ドキドキ、そんなお酒の力と、うつがミックスされて、突如“超ハイテンションうつ”状態へバージョンアップしてしまったのです。

私は、彼氏の過去の女性遍歴をひっぱりだし、一人で激怒し始めました。そこまでは覚えています。気がついたら、私の手には、包丁が…。

恋人は、同棲していた部屋から逃げ出しました。しばらく追いかけましたが、暗い夜道、男性の脚力に酔っ払いが追いつけるはずもなく、見失ってしまいました。

私は、あろうことかさらにそこで追い打ちをかけました。警察に、「彼が死ぬかもしれない!」と通報したのです。最終的には私が一時的に実家に強制送還されました。パトカーで。初めて乗りました。今はご迷惑をおかけして本当に申し訳ない気持ちです。

一睡もできず迎えた翌朝、恋人から「お前が怖くて、もう無理だ。」とLINEがありました。

冷静を2/3くらい取り戻した私は、電話越しに泣いて謝りました。お願いだから、別れたくない、ごめんなさい、を延々と繰り返しました(それすら怖い)。いくつか約束(包丁を捨てる、禁酒など)することによって、何とか恋人は引き留めることができましたが、3年付き合ってずっと待ち焦がれていた「結婚」を私は失いました。

次に、「結婚」の機会がいつやってくるのかは、わかりません。もしかしたら、機会がやってくる前に、私のせいで別れてしまうかもしれません。

でも私は、これをきっかけに本気で双極性障害と向き合うようになりました。恋人と、一緒に歩むために。自分自身をコントロールできるようになるために。

次の日早速、関連本を5冊購入し、隅から隅まで繰り返し読みました。気分や起床・就寝時間などの記録も始め、通院回数も増やすつもりです。

 

長くなりましたが、私の失態を書かせていただきました。こんな恥ずかしいこと、誰にも言えません。メンヘラ.jpがあってよかった…。

結論。気分が安定しない時のお酒は、自分を失ってしまう可能性が高くなるので、できる限り控えたほうが良いと思います。私もまだ始めたばかりですが、安定しない時の対処法を探していきたいと思っています。

ご覧いただき、本当にありがとうございました。


【執筆者】
うにせんべい さん

【プロフィール】
27歳、会社員、女。不登校、自傷、OD、自殺未遂などを経て最近双極性障害と診断されました。


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1件のコメント

静馬(しずま) 返信

私も双極性感情障害と診断されました。
貴方と同じような状態の時、私は父と自分に包丁を向けていました。
幸いケガはなかったのですが、自分自身に大きなショックを残していきました。
他にもいろいろ思い当たることがありますが、お互い上手く病気と付き合っていけたら何よりです。

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