自宅療養ってどう過ごしたらいいの? 働くことを止められていた私が実感した「何もしない」ことの大切さ

体験談 休職 涙(ナミダ)

こんにちは、涙(ナミダ)と申します。

今回は「しばらくお休みしましょう」と言われ、働くことを止められてしまった時のことをお話したいと思います。

 

今から2年ほど前に自宅療養をしていたことがあります。約8ヶ月でしょうか。6年ほど働いた職場をうつ状態で退職、すぐに社員で働くも1ヶ月で退職、またすぐにアルバイトで働き4ヶ月で退職。その時に先生から告げられました。

それまで引きこもったことはあったものの、働くことを止められたことは初めてで大きなショックを受けました。入院のお話もありましたが、医療費を考えてやめました。

「自宅療養といっても、どう過ごしたらいいのだろう?」と思って先生に質問をしたら、「何もしない時間を作ってみてください」とのお返事。何もしない…ですか。その「何もしない」が難しいと感じました。

どうしても何かしなくてはと思って無理をしてしまい、疲れてしまって寝込んで罪悪感でいっぱいになるのです。

そんな私を両親は責めなかったんです。「無理しなくていいから」と。とても救われた気持ちと心配をかけている申し訳なさで、心の中はぐちゃぐちゃでした。その時の私には夕食の準備を手伝うのが精一杯でした。

数ヶ月した頃から、少しずつ興味のあることをはじめたんです。

音楽や読書、ドラマや映画鑑賞など…。最初は集中力が続かず、文字や台詞が頭に入ってこなかったので見ているだけでした。それでも先生からは「好きなことはしていって大丈夫ですよ」と言われていたので、良いことだったと思います。

半年ほど経った頃、少しずつパワーが湧いてきたんです。親子で片付けが苦手なために物で溢れた家の中を、週に1回片付けはじめました。片付けの詳細は省きますが、両親が驚く位にうまくいきました。

そこから更に3ヶ月後、先生から働いてもいいと許可が出ました!診察の度に「働きたいです」と言い続けていたことが認められて、嬉しい気持ちしかありませんでした。

 

鬱の状態にもよりますが、症状が重いときは休職をしてしっかり休むことが一番大事だと実感しました。酷いときは「退職しよう」と考えてしまうと思いますが、酷いときこそ大きな決断はしちゃいけないですよ!(体験者より)

「自宅療養だからって何もしないのは良くない」と言う人もいますが、それは気力がある場合であって、何もしたくない・できないときには無理しなくたっていいと思います。ずっと寝ていてもいいのではないでしょうか。

ネガティブな考えになってしまう脳を休ませて、エネルギーを充電しましょう。エネルギーがある程度たまってきたら、自然と何かをしたいと思えるようになります。

今、療養中の方には焦らず、ゆっくりしてほしいなと思います。


【執筆者】
涙(ナミダ) さん

【プロフィール】
精神科へ通院中(双極性障害)。リスカ歴、OD歴あり。


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