「出会ったことを後悔した」 過去のトラウマ、一生忘れられない言葉との付き合い方

コラム 恋愛 トラウマ ビスコ

はじめまして、ビスコと申します。それっぽい名前をつける才能がないので、メンヘラ爆発期によく食べるビスコを勝手に名前にしました。発酵バターめちゃくちゃおいしい。

23歳、社会人1年目です。学生時代は心理学科でした。

知ってますか、心理学科って全員メンヘラなんです(私の知る範囲では)。だからまあ、別にだからではないけど、私もそうです、たぶん。

で、恋愛のトラウマっぽい出来事の話をします。

 

学生時代の最後に付き合っていた人の精神を、私は壊してしまったらしい。

向こうに彼女がいて私が片思いだった期間、浮気期間、私と付き合った期間、私が振られて別れてほぼセフレだった期間がありました。

最終的に、私は”出会ったこと”を後悔された。

何度も泣いて息が出来なくなって苦しくて自分の手を跡がつくまで噛んで気付くと手が震えて。そういう状況に、私が追い込んだらしい。

私のせいで心が死んで、私のせいでしんどくて、私のせいで何もやる気にならなくて、私のせいで死にたくて。だから、出会ったことを後悔する。

「この大学に入らなければよかったし、このゼミに入らなければよかった。もう共通の知り合いとも関わりたくないし、良かったことなんて一つも思い出せないし、全部嫌な思い出になった。最悪だ、全部壊された。このまま孤独死するか、自殺するかしかない」。

私はきっと、一生ぶつけられたこの思いを忘れられない。

私が壊したんだから私が抱えているべき。わかってるから、それはいいんです、忘れられなくても。だけどどうしても、この世界に私と出会ったことを後悔してる人が1人でも存在するっていうその事実が、その現実がきつい。

嫌われたり恨まれたりするのは、日常茶飯事だと思うのね。私のこと嫌いな人なんてきっとたくさんいる。だけど出会ったことを後悔されるのは、違う。全部が怖くて泣きたくなる。

人と付き合える気が、しなくなりました。「出会ったことを後悔する」っていうその一文が、誰と話していても頭をよぎる。

私は周りにとても恵まれていて、私のクズなところやら何やら全部受け止めて話を聞いてくれる人がたくさんいます。でね、優しいからみんな「気にしなくていいよそんなの!!」って言ってくれる。その気持ちは、すごくうれしくて、心の底からありがとうって思うんです。

でも、できない。気にする・気にしないを自分で制御できるほど私の脳は優秀じゃない。心の中で「ありがとう、でも無理だわ」って答えてる。

 

そんなときに、救ってくれた人がいます。余談ですが、その人は私の好きな人で、私は今その人の都合のいい女をやっています。

「俺が何回でも否定してあげる」。

刺さった棘を無理に抜かない。だからといって棘を見ないふりするわけでもない。だけど、それはあの記憶を打ち消してくれる言葉でした。

ああ、これで乗り越えられる、一生棘を忘れられなくても何度頭をよぎっても、この言葉を私に向けてくれた人がいるってことを同時に思い出せば、私は大丈夫だ。本気でそう思えました。

結局今も後悔されるのは怖いし棘は棘のままだけど、誰かと付き合う気にもまだならないけど、普通に突然泣きたくなるしめちゃくちゃ病むけど、いつか、自分で否定できるようになるんだと思う。そうなりたい。

もしこれを読んでくれたあなたが、誰かに否定されたり怒られたり殴られたりして、そのせいで世界や現実に怯えてるなら、あなたを否定したその言葉をその行動を、私は何回でも否定します。事情なんてなにも知らなくても、否定します。

あなた自身が強くなる必要なんてなくて、忘れよう気にしないようにしようなんて思う必要もないんだと、私は思います。

否定してもらおーぜ、他人に。他力本願でいいっぽいよ、こういうの。



【執筆者】
ビスコ さん

【プロフィール】
誰もいない道ではひとりで好きな曲口パクしながら歩いてMVごっこしちゃう系メンヘラ。髪を赤くしたい葛藤と戦いながら社会人してる。


募集

メンヘラ.jpでは、体験談・エッセイなどの読者投稿を募集しています。
応募はこちらから

メンヘラjp公式ツイッターはこちらから

この記事のカテゴリ・タグ

コラム 恋愛 トラウマ ビスコ
このエントリーをはてなブックマークに追加

0件のコメント

コメントを残す

返信をキャンセル
返信先コメント