偉人やキャラクターを理想に 英雄に憧れた僕の生き方

体験談 うつ病 ADHD 眠りぬこ

はじめまして。眠りぬこと申します。

いろいろ悩んだり迷ったりしながら惰性で生きている自分のことを語りたくなったので投稿しました。かなり長いです、ごめんなさい。

簡単な自己紹介をしますと、中1でイジメられ対人恐怖と人間不信になり、同学年末に母親のやらかしが原因で両親離婚、父と共に父方の実家に世話になり、高校・大学と対人トラブルなどを起こしつつ卒業。就職した警備会社で鬱になり3年ちょいで退職。都内の友人宅に居候して3ヶ月の無職の後にフリーターして鬱が再発・悪化。精神科クリニックを受診したところうつ病の他にADHDを指摘され、通院しながら一人暮らしに移行しフリーターを続けている27歳独身男です。簡単な、じゃありませんでしたね、ごめんなさい。

自分の話が誰かの暇潰しにでもなれれば幸いです。

いきなりですが、自分の理想は歴史や創作物に登場する英雄です。アニメのキャラクターも含んでます。昔からいろんなものに影響を受けやすいタチで、やや頑固な気質もあり歴史やアニメの人物の精神性を自分に課して掟としているような感じです。

キッカケは学校でイジメに遭い、対人恐怖や劣等感などに苛まれはじめた頃に父が誕生日プレゼントで買ってきてくれた吉川英治先生の三国志全巻でした。

父が三国志を買ってきた理由は、僕が三國無双やシュミレーションRPGの三國志Ⅸにハマっていたためです。息が詰まっていた当時の僕はすぐにハマって読み耽りました。小説には様々な考え方が描かれており、おかげで周囲の嫌がらせによる精神のダメージを緩和できました。かわりに他人、特にヤンチャしてる系の人を見下すようにもなりましたが。

最初にハマったのはやはり劉備と諸葛亮で、大義と忠誠に生きた描かれ方をした両名は理想的な人物に思えました。後々さらに深く三国志の世界を掘り下げていき、理由は変わりましたがやはりこの二人は好きな人物です。

ここから他の中国歴史に興味が出ます。作中に、過去の偉人の言葉や業績が頻繁に出てくるためです。ここから遡って司馬遼太郎先生の「項羽と劉邦」や宮城谷昌光先生の「管仲」「楽毅」「重耳」「子産」「介子推」などなどを読み耽りました。宮城谷昌光先生の歴史小説は軒並み読んでいます。

結果、好きな偉人として最初に名前が上がるようになったのが楽毅です。外交・軍事をそつなくこなし、五国連合の総大将を務め上げて強敵を打ち負かし、敵の計略によって亡命した後も「自分を信じてくれた昭王の名誉を汚さないためにも、強制送還されて刑死するわけにはいかない」「君子は交際が途絶えた相手に対して悪口の類を言いふらしたりはしないと聞いています」と一貫して忠節を尽くした姿勢は今も僕の理想であり、少しでも精神的に近づきたいと思っています。

他にも「尤而效之、罪又甚焉(人を尤めておいてそれに倣うということは、更に罪深い)」と言った介子推、智者であり礼節正しき法家の祖、子産、彼らの逸話は僕の人としてのあり方の理想像となりました。知識と知恵を活かし、誠実さと礼節をもって人と対し、清廉な人物でありたいと思いました。

しかしながら当時中二の子供で対人関係でも勉強でも躓いていた僕には土台無理な話であり、規則やらルールやらに縛られまくる僕はそうでない人ととことん反りが合わず、イジメられるかもしれない恐怖心もあってかなり攻撃的かつ苛立ちやすい性格になっていました。

文房具の範囲ですが、刃物を各所に仕込んだりもしていました。喧嘩などになったら瘦せぎすの僕ではまず勝てないからです。少数の親しい友人は笑って済ませてくれる人物でしたが、高校では全身にカッターやハサミを仕込んでいるヤバい奴扱いされたりしていました。それでも生真面目さやお人好しな面があったおかげで教師や一部の同級生には良くしてもらえました。

大学入学にあたり攻撃的だった性格を変えて人あたりを良くするように努めて、だんだんといろいろな部分で変化しました。楽毅や介子推のような誠実さは忘れないようにしつつ先輩や友人や後輩の長所を学び、不器用ながら人付き合いが上達していきました。そんな大学時代終盤~就職して間もない頃に影響を受けたのがFateシリーズのカルナです。

Fateのカルナは施しの英雄と呼ばれ、頼まれた事は断らず、義理堅く思慮深い、他者の本質を見抜いた上で肯定し、恨みも妬みも抱かない、まさに聖人と言うべきキャラクターです。カルナのことを知り、僕の理想の人物像が一つ増えました。不器用ながらも忠義を尽くし約束を守る、人を貶めず、他者を助ける、まさに英雄。ここまで書いた僕の好みにぴったりな人物です。

カルナのあり方を知って他者の長所を見つけ尊重する事、その人の考え方やあり方を尊重する事を覚えました。僕は他人の短所が気になり改めさせようとする人間で、度々失敗し、他人は変わらないと諦観に走っていましたが、他人の長所も短所もそういうものと受け止めるカルナのあり方を知って、自分の認識も変わりました。その人その人の個性を認めてそれに合わせた付き合い方をすればいい、フォローできる部分はフォローすればいい、と思うことができました。

今の僕の人格形成には歴史の偉人達と創作物のキャラクター達が大きく関わっています。元の気質としてアダルトチルドレン、共依存の傾向が強めにありますが、彼らのあり方が行動の理由となり、またACや共依存の短所を弱めてくれる要因になっていると思います。

四カ月ほど前まで自傷を伴う鬱と希死念慮、自己嫌悪、両親への殺意、生まれたことに対する嫌悪感などで酷い状態でした。今も克服できていませんが、お節介焼きの気質から、精神的に参っていたバイト先の後輩を放っておけずに愚痴を聞いたり助言をしたりとお節介を焼いていたら自分も回復してきました。後輩との少し先の約束を守るために生きるという選択もできるようになっています。信義や誠意を大切にし、正しく生きる誰かの助けとなるという精神性が理由となって行動させてくれたのだと思います。

仕事でも手伝いを頼まれ、引き受けて成し遂げることで他者の役に立つことでささやかながら自己満足できるようになり、プライベートでも知らない人が困っている時に手助けする行動力に繋がりました。この辺りは「結城友奈は勇者である」というアニメの影響も多大に受けています。

今は自己犠牲的な側面があり、薬に頼らないと事を成せない、自分自身の理由が無く共依存が加速しているなど課題もあります。しかし高潔な彼らを見習い、自分の納得する理由で誰かの役に立てるのならそれでもいいのかなと思う自分もいます。犯罪などには手を染めずに済みそうですし、もしかするともっと変化する転機に出逢えるかも知れません。

かなり堅苦しく生きづらい考え方である事は自覚しており、到底他者へ薦められる生き方ではありませんが、このような理由で生きている奴もいるのかという程度に考え方や生き方についての参考にでもなれればと思う次第です。

長文乱文でお目汚しになりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。


【執筆者】
眠りぬこ さん

【プロフィール】
鬱とADHDらしい27歳独身フリーター男。ACと共依存強めのお節介焼きでお人好し。


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