虐待を受けて育った私が、両親を許せるようになるまで

体験談 不登校 虐待 家族 みしゅ

文章を書くのがとにかく大好きなので書いてみました。

拙い文章ですがお付き合いいただけると幸いです。

 

私は、なかなかバイオレンスな家庭環境で育ってきました。

毎日両親の怒鳴り声が飛び交う、「しつけ」と言って暴力を振るわれる、人格否定のような言葉を吐かれる、兄弟に暴力を振るわれる、親戚に痛いことをされる、突然親戚が怒鳴って家に来る…など。

私の二番目に古い記憶は父親に首を絞められている記憶です。たぶん幼稚園ぐらいの頃。「死んじゃう!」って思ったのだけは覚えています。あとは、弟に噛まれる・顔を引っかかれる・髪を引っ張られるの3コンボ。

いっちばん辛かったのは、中1で不登校になったとき、部屋にいたら母親・祖母・担任の男性教諭の三人がかりで抵抗する私を無理やり引っ張り、引きずって学校に連れて行かれたことです。裸足だったかな…。

その時、私にはどこにも逃げ場所なんてないんだって思いました。死にたいなんてもんじゃなかった。今も書いていて涙が出ます。

でも、そもそも私は自分の過去の記憶について正しいという自信がありません。抜け落ちているもころもあるし、自分を悲劇のヒロインのように思うために有る事無い事信じ込んだのかもしれないし…。

なのでその辺りは話し半分で聞いていただけると…あ、やっぱり6割は信じてほしいな、ずっと信じてもらえなかった人生だったから。

 

今、私は19歳になってやっと両親を恨むことを辞められました。

自分が虐待されてたって気付いたのは14歳ぐらい、確信したのは16歳ぐらいでした。この頃はずっと恨んでました。どうしてこのお家だったんだろう、どうして私だけ愛してもらえなかったんだろうって。辛くて辛くて辛くて辛くて辛くて消えたかった。自分が虐待されてたって受け入れるのもしんどかったです。

でもある時、私の両親も虐待を受けて育った子だということを知りました。可哀想だなと思いました。普通に同情で可哀想っていうのもあるし、それに自分で気付けず同じことを繰り返してるのも馬鹿で、本当に本当に可哀想。

そしたらもう、なんか、「いいや」って。呪縛から逃れられた感覚がありました。

両親のことを見下しすぎだろ、とか言う人がいるかもしれないけど、私はそう思う事によって親に優しくできるようになりました。私は愛とか優しさで溢れた人になりたいんです。

パパは私の事を殴ってたけど好き、ママは私に酷いこと言ったけど好き、弟は私に傷付けたけど好き、ちゃんと好きだよ。(おばあちゃんはまだちょっと苦手。好きって言えない、怖いよ。)

私がこれからできる事はただひとつだけ。虐待を繰り返さないこと。

正直繰り返してしまうんじゃないかと怖くて怖くてたまらない。でも、こう強く思って生きることは未来の自分の子供だけじゃなく、私自身を守る事にもなると思う。

 

未来の私の赤ちゃんへ

私はあなたのありのままが何よりも大切で、なによりも大好きだよ。だから安心して産まれてきてね。待ってる。愛しています。

 

コメントで反応頂けたらとっても嬉しいです。生きる励みになります。


【執筆者】
みしゅ さん

【プロフィール】
虐待、いじめ、摂食障害、自殺未遂とか色々あったけど生きている19歳。死にたいわりにお笑いがめっちゃ好きだったりゲラだったり根明なところがある。動物とアイドルと美容と文章が好き。


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8件のコメント

返信

はじめまして。
私も親からしつけと称して叩かれたり大声で怒鳴られたりしてとても怯えていた経験があります。
匿名でこうやって書き込んでいる今でさえ、親に見つかったらどうしよう、と考えてしまう。もう大人なのに。親を傷つけたくないのかもしれません。でも自分だって十分傷つけられたんだからいいじゃない、誰も傷つけない人なんていないんだから…なんて一人で思っています。
いつか、みしゅさんのように赦すことができる日が来るのだろうか、と今回投稿を拝読して自分とほんの少しだけ向き合うことができました。
最後に未来の赤ちゃんへの言葉。自分が欲しい(欲しかった)言葉だなぁと少し泣きそうになりました。
ありがとうございました。

みしゅ 返信

はじめまして。貝さんが自分の事を1番に考えて守ってあげられるような日々が来る事をお祈りしています。私もまだまだ自分自身が分からなくなってしまう事ばかりですが...。
同じく欲しくて欲しくてたまらなかった言葉でした。与えられなかった分も誰かに与える人になれるはずだと信じたいです。
こちらこそ、苦しい中わざわざコメントしてくださりありがとうございました。

りんかく 返信

はじめまして。
長い闘いの日々だったんですね。無事生き延びてこの文章を投稿してくださったことに感謝します。もし自分がみしゅさんの立場だったらとっくに死んでいたかもしれないと想像します。自分もダメな親に育てられましたが、いまだ将来について考えることが出来ません。当時のまま時が止まってしまっていて前に進めません。

みしゅさんは生きるか死ぬかの壁を乗り越えた先で、己と向き合っていらっしゃるように見えます。そこに至るまでにはきっと強烈な闘争があったことでしょう。
血ヘドを吐きながら諦めず戦い抜いた先にみしゅさんの見ている景色があるのであれば、自分もそこを目指して生きたいと思いました。

余談ですが、みしゅさんの文章は読みやすいし力強いです。きっと豊かな知性と強い精神力をお持ちなんだと思います。自分も頑張ろうと思いました。

みしゅ 返信

なんと感謝していいのか分からないくらいのお言葉ありがとうございます...。泣きそうになりながら何度も読んでしまいました。きっとこれからも読んでしまうと思います。
りんかくさんの、第三者をこんなにも認められる素敵な力に触れられたので私も頑張れます。
私の人生、今見ている景色、文章を認めてくれてありがとうございました。コメント本当に嬉しかったです。

紺野 返信

私も過去に虐待を受けていて、過去のその行為やその事象自体は許し始めているのです。だけどどうしてもそのひと自体を許せない、今でも会話をするだけで拒否反応が出てしまうのか鬱になります。私は私に虐待した家族でも好きです。好きなのに、受け付けられない、これは許せてないということなのでしょうか。

みしゅ 返信

きっと、許す事だけが正解ではないです。身体が拒否しているなら従ってあげてほしいなと私は思いました。自分を守ってあげてください。どうか責めないであげてください。

リン 返信

はじめまして。
みしゅさんは強くて優しい方だと思いました。
私の親も、詳しくは分かりませんがあまり愛されていなかったようで、子の私にも似たような接し方をしていたようです。
だから私も、こうやって繰り返されていくなら、結婚をすることも子供を産むこともしてはいけないと思っていました。
だけど、みしゅさんの文章を読んでこういう考え方もあるんだなと考えるきっかけになりました。不安なことから逃げるだけではだめですよね。
みしゅさんのこれからの人生が楽しく幸せである事を心からお祈りしております。
これから寒くなるのでご自愛ください。

みしゅ 返信

ずっと欲しかった言葉を私に与えてくださって、本当にありがとうございます。
どうか無理をせず、リンさんがリンさんのことを守れる選択で生きてください。
リンさんのような優しい方に出会えてよかったです。私も幸せをお祈りしています。同じような環境、立場で生きてきて、今繋がれて、人生は素敵だなって思いました。ありがとうごさいました。

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