もうすぐ死ねる弟が羨ましい

体験談 家族 鬱猫

この話にはオチがありまん。
ただの愚痴です。

面白くないでしょうが、ここ以外に吐き出せる相手がいないのです。
でもここの人なら恐らく共感してくれる人もいるんじゃないかなとも思います。

私には弟がいます。4歳下です。
この弟に私が勝てる点はルックスだけです。
およそ似てない見た目です。

若い時は私のほうがモテました。読モみたいなこともしていました。
でもそれだけです。

むしろ私は弟に対しコンプレックスを持っていました。
見た目はイマイチですが、私より勉強ができました。

Marchクラスの大学に進学した弟は、底辺高校から底辺大学しか進学できなかった私にとっては羨ましい限りです。

同級生に不潔な人やヤンキーがいない、怪しい家庭の人がいない、本人のルックスはイマイチでも、友達がオサレでカッコいい、大会社の御曹司も弟の同級生にいました。リア充です。

私は何とかバブルにひっかかり、運よく大企業に潜りこめましたが、生来の出来の悪さで、ヒラ社員のまま、おまけに人間関係でうまくいかず、鬱になってしまい、休職を1年以上してしまったポンコツです。

一方、弟は、ロスジェネの入り口にいたので、就職では苦労していましたが、転職でステップアップしました。超出世し、ちょっとした専門誌やネットの経済サイトにも載るようになりました。恐らく、このままいけば、重役コースでしょう。

得意の語学を駆使し、世界中を駆け回る弟は、両親も自慢の種だったと思います。

「◯◯君(私の夫)は部長くらいにはなったのか?」

と時おり親から尋ねられます。

私の夫はのんびりした性格で、のんびりしているくせにメンへラもちなので、出世なんかしません。別にどうでもいいのですが、オバハンになってまで、「出来の悪いほうの子供」って親に思われるのもなあ…でも、鬱やらで心配かけちゃったしな、と反論も何もしませんでしたが。

 

ところが、です。

弟が、最近、タチの悪い内臓の病気になりました。

完治はのぞめません。

余命宣告はされていませんが、恐らくもう数年…進行によれば、数ヶ月…。
中には天寿を全うされる人もいるそうですが、非常に珍しいようです。

両親はもちろん、病気でキャリアを絶たれた本人の悔しさはいかばかりか。
出来の悪いほうの子供が、呑気にヒラ社員生活をしている。

うつ病なんだけど、体だけは頑丈。
語学なんか全くダメで日本語さえ怪しい。

私は鬱持ちなので、時々死にたくなります。

そんな時、「弟のことを考えば、そんなこと思ってはいけない」とふつうは思うはずです。

でも鬱なんで、「もうすぐ死ねる弟が羨ましい」のです。

こんなクソみたいなうつ病人生、ダラダラ生きてたってしょうがない。
もし、あげれるものなら、20年か30年、弟にあげて、さっさと死にたいです。

バカな私よりも世の中に役立ち、出世もするでしょう。
弟の生きたい4年先をだらだらと生きているのは済まない気持ちです。

弟は東京オリンピックは見られるかもしれません。
だけど、万博は見られない可能性が高いのです。

オリンピックや万博、そんな些細なニュースにも落ち込んでいるかもしれません。
弟はもう海外には行けないと思います。

「海外なんか汚ないし、言葉通じないし、飯もまずいから行きたくない。めんどくさい。」という私に、髪の毛が抜けてスキンヘッドになった弟は呆れ顔をしていました。

恵まれた命を無駄にしてやがるなと思っているでしょう。

できれば代わってあげたいです。

でも、バカで底辺で鬱だよ。どうせ出世はできないよ。つまらん人生だよ。嫌々働いていて、生きててもしょうがないよ。それでよければ。クソみたいな長生き人生でよければそれでも生きたいのなら代わってあげたいです。

世の中うまくいかないものです。
最近、何かと頼ってくる親もうざくなってきて、電話にも出ていません。

すみません、オチも結論も何もないただの愚痴でした



【執筆者】
鬱猫 さん

【プロフィール】
鬱歴12年です。睡眠剤服薬中
健康おたく


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6件のコメント

うへ 返信

弟さんか。まあそんなもんよ

鬱猫 返信

うへさんありがとうございます。
そんなもんですよね。

つづく 返信

読ませる文章だった。自分も東北の震災があった時、なんで死ぬべき自分が死ななかったんだろう、と思っていたっけなあ。

鬱猫 返信

つづくさんありがとうございます。
憎まれっ子世にはばかるというやつかなと思ってしまいます。

ホッブ 返信

僕にも弟がいます。僕自身は勉強も出来ずあまりパッとしない大学を出て、就職したものの仕事が全く出来ずパワハラに合って精神を病み、自殺未遂の果てに休職を経て仕事を辞めました。今は療養中です。弟は良く勉強が出来る努力家で、大学も僕と違ってとても偏差値の高い所へ行き、今は大学を出てロースクールに通っています。鬱で苦しく五里霧中の状況で、父親から自分の将来の事についてしっかり考えろと怒鳴られ怒られると、自分みたいなお荷物は居なけりゃ良かったな、この家は弟だけで十分だったなあとよく考えます。鬱猫さんのお気持ち、良く分かります。早く死ねれば良いのにな、と最近はふと思う事が多いです。

鬱猫 返信

ホップさん、コメントありがとうございます。
私たちは細く長く生きる運命なのかもしれません。
長生きしたらおいしいものがたくさん食べられる!とせめてアホなことを考えながら生きています。
弟に、「一人で親の介護できないよ」というと怒ります。
メンヘラより厄介になっています。
ホップさんの鬱が少しでもよくなりますように。お大事になさってください。

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