最悪な人生 ─ 毒親、精神科入院、身体拘束

体験談 統合失調症 精神科入院 毒親 機能不全家族 認知歪み 身体拘束

私ははじめて精神科医に通った時、具体的な診断名は無かったもののコンサータを処方された事は強く覚えている。次の医者は自閉症スペクトラムではあるが限りなく統合失調症の領域に近い曖昧な状態だと診断した。その時は疲弊した状態で測ったiqの結果は障害ではないものの、平均より少し下を示したのは残念だ。機能回復を果たせば多少は変わるであろう。

後日、診断書には統合失調型パーソナリティと記されていた。欧米では社会との合意形成を兼ねて、アスペルガー症候群に変更される事もあるそうだ。

私の人生は悲惨極まりない。

父親はモラルハラスメントを執拗に繰り返す。児童に性的な行為をしたいという話をよく聞かせた。犯罪行為を仄めかしたり、人を痛ぶった自慢話を好んだ。意味がわかった時、酷く殺人の願望を覚えた。彼は罪悪感と良心が欠けた怪物である。

サイコパスの人間を差別するわけではない。せめて自覚して己を抑える事はして欲しい。母親はヒステリーを喚き散らすだけだ。私が思うに母はADHDと高機能自閉症の併存をしていたと推察する。対人関係はBPD的だが辛い場面も自制していた。

私の話は簡単だ。精神が荒廃していた。

父は児童に性的な行為をしたいという話をよく聞かせた。

そして離婚が発生した。父を追い出した夜は気が晴れ、コミックマーケットに行ったのを記憶している。解放された喜びは性を覚えた日に勝るとも劣らない。そして燃え尽きた。

次は母だ。

彼女は異常なほど、私に入院を迫った。急いで祖母の家に逃げるも、隣の芝生は赤い。母を作り上げた怪物は支配性が高く、受動的な攻撃性を宿していた。心を崩した私を詰める姿はあまりにも醜悪だ。

そして心の均衡は崩れ、本当に入院した。そして退院した時に受けた説明は感受性が高いから気をつけろ、それだけだ。酷く適当な大人の方便に嫌気がさし転院する。

そしてまた入院した。家庭が行き詰まり私は躁的心境に身を任せ、躍り出る車の洗礼に身を任せようとしたのだ。自業自得だと思う。

そして再入院した先はこの世の地獄だ。数多の拘束と薬剤の誤封入、過剰な処方箋と狂った衛生環境、亡くなった人間。誰にも記憶されない人々が搾取される終末風景を観測した。

誰も信じないがそれで良い。

弁護士やジャーナリストが友達にいない限り、歯向かう事は愚かだ。

そして私の心の破滅は加速した。母はヒステリーに拘泥し、私を詰めた。私をいつしか沈黙を守る様になる。全ての悪夢から覚め、誰もが入院先のあの病院は異常だと気づいた。あれはおかしかったと他人事の様に語る母を少し恨む。入院先を変更して欲しかったのにスタッフに言い含められ、服従したのだ。

お陰様で学業は手つかずに成り、精神は荒廃した。統合失調症にまで至らなかった理由はいまだによくわからない。

今の私はADHD、ASD、統合失調症の前駆状態と診断されている。易疲労感や尋常ならざる躁と鬱、明らかに低下した共感性に関しては未だによくわからない。

しかし感受性の鋭敏は失われてはいない。度々、ASD的要素を無視して強烈な非言語的メッセージや場の雰囲気を察知する事はある。それが自分に悪い事でも察知できたのは辛い。

それでも大学に行きたいという夢はある。マア、国立に進まなければ多少の借金地獄はやむを得ない。病んだ体には酷だ。興味内容は哲学とメディアアート系列に関してである。

将来の夢は小説家、メディアアーティストとぼんやりとしている。叶う事はなくても社会に迷惑を掛けた分、発生した医療費の軽減や侘しい手当の分は社会に還元できたらなと思う。



【執筆者】
認知歪み さん

【プロフィール】
高校生(留年)


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