趣味のない人は野球を見よう!プロ野球観戦のすすめ
趣味、ありますか?
つらいことを乗り越えるには楽しいことをしよう、趣味を持とう、なんて言われてますが、精神が虚無になった時、自分を楽しませる趣味を持つって大変だと思います。
そこで、(NPBの)プロ野球観戦という趣味はメンヘラにもおすすめだし、ハマるとめっちゃ楽しいぞ!ということをこれからプレゼンしていきます。
自分のつらい気分を最終的に取り除いてくれたのは病院のお薬でしたが、今の処方にたどり着くまでに数えきれないほど「生きるべきか、死ぬべきか」という問いが頭の中をよぎりました。その時「まだ死なないでおこう」という方向に何度も何度も舵を向けてくれたのは野球でした。プロ野球観戦はいいぞ!!!
プロ野球観戦のメリット
・自分のメンタルと関係ないコミュニティに属せる
気力が枯渇して全く動けなくなると、語れるものといえば自分のつらい体調くらいしかなくなってきます。Twitterなどで人生がつらいと言っていると、自然と周りに人生がつらい人が集まってきます。しかし人生がつらい勢のコミュニティにのみ属していると、俺の方が/私の方が人生がつらいぞアピール合戦が始まったり、いざ病気が治ってきた時に居場所がなくなったりします。
プロ野球ファンコミュニティは、「野球選手という他人」の話をするコミュニティです。野球観戦をする本人の身体が動かなくても、選手は毎日動いており、話題を提供してくれます。自分の人生のつらさについて語らなくても、他人とコミュニケーションができるのです。孤独なメンヘラでも野球を見てTwitterに感想書いてたりするだけでわりとすぐに友人ができます。
・コンテンツの供給量がめちゃくちゃ多い
プロ野球は非常に試合数が多く、年間143試合(2019年現在)あります。シーズン中はほぼ週6で試合をやっています。つまり、野球を好きになると週6で好きなライブが見られるということです。143試合というのは公式戦の数であり、オープン戦やウィンターリーグなど公式戦以外の試合も沢山あります。かなりの期間野球漬けでいられるのです。スポーツ紙もほぼ毎日野球についての記事を出しており、話題が尽きません。
また、プロ野球では写真撮影がOKなので、沢山のファンがカメラを持って撮影しSNSにアップしています。現地にいなくても推しのカッコイイ瞬間がいろんな角度からめちゃくちゃ沢山見られます。最高。
・いつ見始めてもOK
ドラマやアニメなどでは、1話から見ないとストーリーが追えません。なので1話目の開始時間にちゃんと準備するという気力がないとなかなか見れません。
野球の試合は1話完結の筋書きのないドラマなので、予備知識なしでいつ見始めてもOKです。球団や選手のこれまでの歩みを知っていた方がより楽しめますが、基本なしでも楽しめます。なんなら試合を途中から見てもOK。仕事があって試合開始に間に合わないから途中から見るという人は沢山います。
前述の通り、プロ野球は試合数が非常に多いので、全試合キッチリ見られる人はかなり少なく、「ファンなら全試合見るべき!」という圧力も特にありません(ファン歴や現地観戦数でマウントを取りたがる人もたまにはいますが…)。好きな時に見たり見なかったりしましょう。
・応援歌を腹から歌うと楽しい
日常では大きな声を出す機会というのはあまりありませんよね。メンタルがダメになってひきこもっていたらなおさらです。ですが野球にはそういう機会があります。それは応援歌を歌う時です。
日本のプロ野球では、攻撃時に攻撃側のチームのファンが応援歌を歌います。応援歌は事前にYouTubeなどで予習ができますし、応援団の人が歌詞カードを配ったりもします。ある程度音程が取れていれば歌唱力は必要ありませんし、どこでどの歌を歌うかについては応援団の人が指示してくれるので、頭を使う必要がありません。慣れるとうつでほとんど頭が働いてない時でも反射的に応援歌が口から出てくるようになります。腹から声を出し、点が入ったらよっしゃーイエーイなどと言っていると気分が上向いてきます。
自分の場合、精神がダメダメなときでも、重い身体を引きずって何とか球場にたどり着き応援歌をワーッと歌っていると、試合が終わる頃には全快とまではいかなくともだいぶマシになっていることが多く、よくこれに助けられました。
この記事を見て、ちょっと野球を見てみたくなったけどどの球団が良いのかわからないという方は、東京ヤクルトスワローズを応援してください。なぜかというと単に筆者が東京ヤクルトスワローズのファンで、ファンを増やしたいと思っているからです。選手とファンとの距離が近いし、選手が皆仲が良くて微笑ましいし、ヤクルト独特の応援グッズである傘をフリフリするのは楽しいですよ。皆乳酸菌の沼にハマろう!!!
【執筆者】液体人間
【プロフィール】野球好き。
メンタルの問題として双極性障害があったが、 自分に合った薬が見つかったため今は寛解状態。
Twitter:@liquid_person
つらいことを乗り越えるには楽しいことをしよう、趣味を持とう、なんて言われてますが、精神が虚無になった時、自分を楽しませる趣味を持つって大変だと思います。
そこで、(NPBの)プロ野球観戦という趣味はメンヘラにもおすすめだし、ハマるとめっちゃ楽しいぞ!ということをこれからプレゼンしていきます。
自分のつらい気分を最終的に取り除いてくれたのは病院のお薬でしたが、今の処方にたどり着くまでに数えきれないほど「生きるべきか、死ぬべきか」という問いが頭の中をよぎりました。その時「まだ死なないでおこう」という方向に何度も何度も舵を向けてくれたのは野球でした。プロ野球観戦はいいぞ!!!
プロ野球観戦のメリット
・自分のメンタルと関係ないコミュニティに属せる
気力が枯渇して全く動けなくなると、語れるものといえば自分のつらい体調くらいしかなくなってきます。Twitterなどで人生がつらいと言っていると、自然と周りに人生がつらい人が集まってきます。しかし人生がつらい勢のコミュニティにのみ属していると、俺の方が/私の方が人生がつらいぞアピール合戦が始まったり、いざ病気が治ってきた時に居場所がなくなったりします。
プロ野球ファンコミュニティは、「野球選手という他人」の話をするコミュニティです。野球観戦をする本人の身体が動かなくても、選手は毎日動いており、話題を提供してくれます。自分の人生のつらさについて語らなくても、他人とコミュニケーションができるのです。孤独なメンヘラでも野球を見てTwitterに感想書いてたりするだけでわりとすぐに友人ができます。
・コンテンツの供給量がめちゃくちゃ多い
プロ野球は非常に試合数が多く、年間143試合(2019年現在)あります。シーズン中はほぼ週6で試合をやっています。つまり、野球を好きになると週6で好きなライブが見られるということです。143試合というのは公式戦の数であり、オープン戦やウィンターリーグなど公式戦以外の試合も沢山あります。かなりの期間野球漬けでいられるのです。スポーツ紙もほぼ毎日野球についての記事を出しており、話題が尽きません。
また、プロ野球では写真撮影がOKなので、沢山のファンがカメラを持って撮影しSNSにアップしています。現地にいなくても推しのカッコイイ瞬間がいろんな角度からめちゃくちゃ沢山見られます。最高。
・いつ見始めてもOK
ドラマやアニメなどでは、1話から見ないとストーリーが追えません。なので1話目の開始時間にちゃんと準備するという気力がないとなかなか見れません。
野球の試合は1話完結の筋書きのないドラマなので、予備知識なしでいつ見始めてもOKです。球団や選手のこれまでの歩みを知っていた方がより楽しめますが、基本なしでも楽しめます。なんなら試合を途中から見てもOK。仕事があって試合開始に間に合わないから途中から見るという人は沢山います。
前述の通り、プロ野球は試合数が非常に多いので、全試合キッチリ見られる人はかなり少なく、「ファンなら全試合見るべき!」という圧力も特にありません(ファン歴や現地観戦数でマウントを取りたがる人もたまにはいますが…)。好きな時に見たり見なかったりしましょう。
・応援歌を腹から歌うと楽しい
日常では大きな声を出す機会というのはあまりありませんよね。メンタルがダメになってひきこもっていたらなおさらです。ですが野球にはそういう機会があります。それは応援歌を歌う時です。
日本のプロ野球では、攻撃時に攻撃側のチームのファンが応援歌を歌います。応援歌は事前にYouTubeなどで予習ができますし、応援団の人が歌詞カードを配ったりもします。ある程度音程が取れていれば歌唱力は必要ありませんし、どこでどの歌を歌うかについては応援団の人が指示してくれるので、頭を使う必要がありません。慣れるとうつでほとんど頭が働いてない時でも反射的に応援歌が口から出てくるようになります。腹から声を出し、点が入ったらよっしゃーイエーイなどと言っていると気分が上向いてきます。
自分の場合、精神がダメダメなときでも、重い身体を引きずって何とか球場にたどり着き応援歌をワーッと歌っていると、試合が終わる頃には全快とまではいかなくともだいぶマシになっていることが多く、よくこれに助けられました。
この記事を見て、ちょっと野球を見てみたくなったけどどの球団が良いのかわからないという方は、東京ヤクルトスワローズを応援してください。なぜかというと単に筆者が東京ヤクルトスワローズのファンで、ファンを増やしたいと思っているからです。選手とファンとの距離が近いし、選手が皆仲が良くて微笑ましいし、ヤクルト独特の応援グッズである傘をフリフリするのは楽しいですよ。皆乳酸菌の沼にハマろう!!!
【執筆者】液体人間
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メンタルの問題として双極性障害があったが、
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